第11回 世界男子ソフトボール選手権大会
開催地:ニュージーランド・クライストチャーチ
大会期日:2004年1月29日(木)〜2月 8日(日)










組合せ日程

Aグループ ニュージーランド、カナダ、ベネズエラ、南アフリカ、フィリピン、オーストラリア、
オランダ、サモア
Bグループ 日本、アメリカ、チェコ、アルゼンチン、ボツワナ、イギリス、香港
 
1月29日
(木)
9:00 代表者会議(カンタベリー大学)
12:00 審判会議(フィノカサメンティ・オールスイートホテル)
17:00 開会式
1A 19:30 ニュージーランド サモア  
1月30日
(金)
2B 10:30 日本 イギリス
3A 11:00 オーストラリア フィリピン  
4A 13:00 アメリカ ボツワナ  
5A 15:00 チェコ 香港  
6B 16:30 オランダ サモア  
7A 17:00 ニュージーランド 南アフリカ  
8A 19:00 カナダ ベネズエラ  
1月31日
(土)
9B 10:30 アメリカ 香港  
10A 11:00 オランダ 南アフリカ  
11B 12:30 チェコ ボツワナ  
12A 13:00 ベネズエラ フィリピン  
13A 15:00 ニュージーランド オーストラリア  
14A 17:00 カナダ サモア  
15A 19:00 アルゼンチン イギリス  
2月1日
(日)
雨天により試合中止
2月2日
(月)
16A 9:00 カナダ オーストラリア  
17B 10:30 ベネズエラ オランダ  
18A 11:00 香港 ボツワナ  
19B 12:30 日本 アルゼンチン
20A 13:00 カナダ フィリピン  
21B 14:30 ベネズエラ サモア  
22A 15:00 南アフリカ オーストラリア  
23B 16:30 アルゼンチン ボツワナ  
24A 17:00 チェコ イギリス  
25A 19:00 ニュージーランド オランダ  
26A 21:00 日本 アメリカ
2月3日
(火)
27A 9:00 南アフリカ フィリピン  
28B 10:30 カナダ オランダ  
29A 11:00 イギリス ボツワナ  
30A 13:00 南アフリカ サモア  
31B 14:30 アメリカ チェコ  
32A 15:00 日本 香港
33B 16:30 ベネズエラ オーストラリア  
34A 17:00 ニュージーランド フィリピン  
35A 19:00 チェコ アルゼンチン  
2月4日
(水)
36A 9:00 オランダ フィリピン  
37A 11:00 アメリカ イギリス  
38A 13:00 カナダ 南アフリカ  
39B 14:30 アルゼンチン 香港  
40A 15:00 日本 ボツワナ
41A 17:00 ニュージーランド ベネズエラ  
42A 19:00 オーストラリア サモア  
2月5日
(木)
43A 9:00 ベネズエラ 南アフリカ  
44A 11:00 香港 イギリス  
45A 13:00 オーストラリア オランダ  
46B 14:30 サモア フィリピン  
47A 15:00 日本 チェコ
48A 17:00 ニュージーランド カナダ  
49A 19:00 アメリカ アルゼンチン  
2月6日
(金)
上位8チームプレイオフ(ページシステム)
50A 12:00 A3位 オーストラリア B4位 アルゼンチン  
51A 14:30 A4位 サモア B3位 チェコ  
52A 17:00 A2位 ニュージーランド B1位 アメリカ  
53A 19:30 A1位 カナダ B2位 日本
2月7日
(土)
54A 12:00 50勝者 オーストラリア 53敗者 日本
55A 14:30 51勝者 サモア 52敗者 アメリカ  
56A 17:00 52勝者 ニュージーランド 53勝者 カナダ  
57A 19:30 54勝者 オーストラリア 55勝者 アメリカ  
2月8日
(日)
58A 12:00 57勝者 オーストラリア 56敗者 カナダ  
59A 15:00 56勝者 ニュージーランド 58勝者 カナダ  
閉会式





開幕迫る! 第11回世界男子選手権
1月28日(水) ニュージーランド・クライストチャーチ

 第11回世界男子選手権大会の開幕を明日(29日)に控えた日本男子ナショナルチームが最後の調整に励んでいる。
 日本男子ナショナルチームは1月21日(水)に日本を出発。23日(金)〜26日(月)、ニュージーランド・オークランドで行われたVIC GUTH大会に調整を兼ねて出場。7戦全勝の圧倒的な強さで優勝を飾り、27日(火)の午後、“決戦の地”となるクライストチャーチへと乗り込んだ。
 チームを率いる井川英福監督(トヨタ自動車/日本ソフトボール協会選手強化本部強化部長)は、「'92年の第8回大会(フィリピン・マニラ)で4位、'96年の第9回大会(アメリカ・ミッドランド)で3位、そして'00年の第10回大会(南アフリカ・イーストロンドン)で2位と着実に歩を進めてきた。あとはもう優勝しかない。幸い過去のどの大会よりも順調に調整が進み、最高の状態で大会に臨むことができる。ここまで長い道のりだったがやっと世界の“頂点”が見える位置まで来ることができた」と12年にわたる強化の足跡を振り返った。また、「以前は大会直前にナショナルチームとは名ばかりの即席チームが4年に一度編成されて“世界は凄い”と感心して帰ってくるばかりだった。“これではいけない”と長期計画に基づいた一貫強化システムの構築をめざし、12年がかりで最高のチームができあがったと手応えを感じている。今は何も言わなくても選手が自分自身の役割を熟知し、勝手に動いてくれる。こんなチームを率いる監督は本当に幸せ者です」と感慨深げに語った。
 確かにチームは攻・守・走のバランスが取れ、仕上がり状態は最高。組み合わせにも恵まれ、男子では史上初の3連覇を狙う地元・ニュージーランドとは別ブロックで、アメリカ以外はこれといって強豪のいないPOOL・Bに入り、大会直前になってメキシコが大会への出場を断念するというアクシデントもあり、強豪ひしめくPOOL・Aに比べ、1試合少ない6試合でよいという“追い風”も吹いている。日本の初の“世界一”へ向け、条件は揃ったといえそうだ。
 この日、日本選手団団長の入角亨氏(日本ソフトボール協会常務理事)、側面からチームをサポートする戦力分析スタッフも選手団に合流。日本の総力を挙げた戦い、“12年間の総決算”となる第11回世界男子選手権がいよいよ明日開幕する。






日本、初戦をコールド勝ちの好発進!
1月30日(金)/大会第2日
ニュージーランド・クライストチャーチ/スモーキーフリーボールパーク

(第1試合)
  1 2 3 4 5 6 7
 イギリス 0 0 1 0 1     2
 日  本 0 4 3 0 2X     9

(日本)○西村(4回)・飯田(1回)−山崎(4回)・伊藤(1回)
・本塁打 小笠原
・三塁打 石村


▲先制タイムリーを含む4打数4安打と大当たりの西田

▲特大のツーランを放った小笠原

 日本にとっての“初日”となった大会第2日、ダイヤモンドIIの第1試合でイギリスと対戦。5回コールド勝ちを収め、初の“世界一”へ向け、まずは順調なスタートを切った。
 日本の先発は百戦錬磨の西村。日本を世界の4位、3位、2位とステップアップさせる原動力となった“大ベテラン”が開幕投手に起用された。その西村はベテランらしい落ち着いた立ち上がりを見せ、イギリス打線を三者凡退に退け、開幕戦特有の緊張感の中、無難に試合をスタートさせた。
 日本は2回、この回先頭の6番・植野が一塁強襲安打。続く7番・川田の投前バントが相手投手の二塁への悪送球を誘い、無死一・二塁とチャンスを広げた。ここで二塁走者・植野が捕手からの二塁牽制球で刺され、嫌なムードになりかけたが、8番・山崎がしぶとく一・二塁間を破り、再び一・二塁とし、二死後、1番・石村が四球を選び満塁とした後、2番・西田、3番・永吉が相次いでタイムリーを放ち、アッという間に4点を先制した。
 続く3回には、二死から7番・川田が二・遊間突破安打。8番・山崎がライト前ヒットで続き、この打球の処理を焦った右翼手が後逸する間に一塁走者が一気にホームイン。さらに9番・小笠原がセンターバックスクリーンへ飛び込む特大のツーランホームランを放ち、この回3点を追加した。
 5回には、相手守備の乱れから二死三塁のチャンスをつかみ、1番・石村が左中間を深々と破る三塁打。さらに2番・西田がこの試合4本目の安打となるショート内野安打を放ち、あっさりコールド勝ちを収めた。
 守っては、ベテラン・西村が4イニングを1失点。5回から登板した飯田も1点を失ったものの、まずまずのピッチングを見せ、大事な初戦をコールド勝ちで飾った。
 現地・ニュージーランドでは昨夜のニュージーランド対サモアのオープニングゲームがテレビ中継され、地元紙も一面でその試合を伝えるほどの熱の入れよう。今日もウイークデーの午前中の試合にもかかわらず、多くの熱心な観客がスタンドを埋め、声援を送っていた。
 日本の選手たちもオープニングセレモニーを終えると、“最大のライバル”ニュージーランドの試合に熱い視線を送り、宿舎に帰ってからも戦力分析スタッフとして大会に同行している福島豊司氏(東京大学研究室)の部屋に集まり、深夜近くまで対戦国の戦力分析と自らの投球フォーム、打撃フォームの映像によるチェックが初戦を前に入念に行われていた。選手・スタッフ一丸となっての“世界一”への挑戦。熱い戦いの日々はまだはじまったばかりだ。明日(31日)は日本は試合はなく、2月1日(日)の19時から予選リーグPOOL・Bの当面のライバル・アメリカとの一戦を迎えることになる。







■日本、息詰まる投手戦を制す!
2月2日(月)/大会第5日
ニュージーランド・クライストチャーチ/スモーキーフリーボールパーク

(第2試合)
  1 2 3 4 5 6 7
 日    本 0 0 0 0 0 0 1 1
 アルゼンチン 0 0 0 0 0 0 0 0

(日本)○村里−山崎
・二塁打 永吉


▲本の先発・村里がアルゼンチン打線を完封

▲決勝打を放った横田。一塁塁上で小さくガッツポーズ

 大会第3日が当初から試合が組まれておらず、大会第4日が雨のため順延。2日間試合がなく、この日はダブルヘッダーに組み替えられ、しかも予選POOL・Bの上位を争うと見られるアルゼンチンと12時30分から対戦し、21時からの最終ゲームでアメリカと戦うという、日本にとっては非常に厳しいスケジュールの変更が行われた。
 試合は、アルゼンチン・ルーカス、日本・村里の両投手が息詰まる投手戦を展開。アルゼンチン・ルーカスがソフトボールでは珍しいシュートを武器に好投すれば、日本・村里も得意のライズボールを主体に完璧なピッチングでアルゼンチン打線につけいるスキを与えず、試合は0−0のまま、最終回を迎えた。
 日本は、この回先頭の3番・永吉が詰まりながらもレフト前に運び、躊躇なく二塁へ。気迫のヘッドスライディングで二塁打とし、チャンスを作った。ワイルドピッチで無死三塁とした後、期待の主砲・岡本が三振に倒れ、嫌なムードになりかけたが、5番・横田が執念のレフト前ポテンヒット。待望の先取点を挙げた。
 その裏、アルゼンチンも必死の反撃。2つの四球と失策で二死満塁の一打逆転サヨナラのピンチを迎えたが、最後の打者をピッチャーフライに打ち取り、村里がウイニングボールを自らの手でつかみ取った。
 日本は、打線が4安打11三振と湿りがち。日本ではほとんど対戦することのないシュートピッチャーを打ちあぐみ、苦戦を強いられた。この日の最終試合で予選リーグ“最大の山場”アメリカ戦を迎えるだけに、やや不安の残る内容だった。
 ただ2日間試合を行えず、コンディションの面では万全でない状態でも、苦しみながらも勝ちを拾ったことには大きな意味がある。試合後、井川監督は「クセのあるピッチャーで対応に苦労しました。負ける気はしませんでしたが……。最後は村里がよく踏ん張ってくれましたし、ここぞという場面での集中力と苦しい試合展開でも辛抱できる強さがこのチームにはあります。長丁場の世界選手権では必ずこういった苦しい試合があるものです。そこを乗り切れるチームでなければ優勝などありえません。この試合を苦しみながらも勝ったことで、むしろ次のアメリカ戦は引き締まったいい試合をしてくれることでしょう」と、苦戦にも動じることはなく、選手への信頼を口にした。
 時ならぬ長雨が続いたニュージーランド・クライストチャーチにも夏の日差しが戻ってきた。苦しみもがいたこの試合の先に、この日差しのような明るさが待っていることを信じたい。日本はこの後、当面のライバル・アメリカと21時から対戦する。







■日本、無念の大敗……。
2月2日(月)/大会第5日
ニュージーランド・クライストチャーチ/スモーキーフリーボールパーク

(第3試合)
  1 2 3 4 5 6 7
 日  本 3 0 0 0 0 0 0 3
 アメリカ 0 2 5 0 0 0 X 7

(日本)●浜口(2回1/3)・中島(3回2/3)−山崎
・本塁打 岡本
・二塁打 横田、石村


▲日本は主砲・岡本の超特大スリーランで先制したが……


▲満を持して先発した浜口だったが……
 日本は、この日の最終試合で予選リーグ“最大の山場”となるアメリカとの対戦を迎えた。21時開始予定の試合は約1時間遅れ、22時近くになってプレーボールがかかった。
 日本は初回、1番・石村がよく粘って四球で出塁。2番・西田がスリーバント失敗で一死となった後、3番・永吉がしぶとくショート内野安打でつなぎ、一・二塁とチャンスを広げた。ここで主砲・岡本が左中間スタンドをはるかに越える超特大のスリーランを放ち、ベンチには早くも楽勝ムードが漂った。
 しかし、楽勝ムードも束の間、先発・浜口が2回にツーランを浴び、1点差に迫られると、続く3回には一死から四球、連打で1点を失い、アッという間に同点となったところで浜口を諦め、期待の若手・中島を投入。アメリカ打線の勢いを止めたいところだったが、いかんせん初代表・初登板の若手にはこの場面は荷が重すぎた。中島は最初の打者をストレートのフォアボールで歩かせ、2本のタイムリーを浴びて4失点。この回大量5点を失い、この時点で勝敗は決した。
 試合後、井川監督は「3回の投手交代がワンテンポ遅れました。代えるなら3回のアタマから行くべきでした。あの状況は初登板の中島にはあまりにも酷な場面だったと思います。ただ、エース格として期待している浜口をわずか2回で交代させるのは……。何とか立ち直りを期待していましたが、結果としては投手交代の失敗を責められても仕方のない試合でした」と語った。確かに結果論でいえば投手交代は失敗に終わった。しかし、初戦のイギリス戦で先発したベテラン・西村、“炎のストッパー”飯田が共に1失点と不安の残る投球内容。浜口と並んでエース格として期待される村里は、この日のアルゼンチン戦をすでに完投しているとあっては、浜口の続投、中島の若さへの賭け……も致し方のない選択であった。また、誰も口にはしないが、雨によるスケジュールの変更も微妙に影響した。2日間にわたるダブルヘッダーを戦わなければならなかった日本。日本戦だけに集中できたアメリカ。この差はやはり大きかった。しかし、これが世界選手権である。どんな過酷なスケジュールにも負けないものだけが“王者”と呼ばれる資格がある。
 そして……思い出してほしい。前回('00年/南アフリカ・イーストロンドン)の世界選手権を! 今回と同じ予選リーグPOOL・Bの2位となった日本は、決勝トーナメントの初戦でPOOL・Aの1位・ニュージーランドを破って勢いに乗り、初のファイナルまで登り詰めたことを。今回も前回と同じ対戦となる可能性が高まってきた。そのためにはまず予選リーグの残り3試合を取りこぼすことなく勝つことが最低条件となる。







日本、香港にコールド勝ち
2月3日(火)/大会第6日
ニュージーランド・クライストチャーチ/スモーキーフリーボールパーク

(第4試合)
  1 2 3 4 5 6 7
 香  港 0 0 0 0 0     0
 日  本 6 1 0 5 X     12
※大会規定により、5回得点差コールドゲーム
(日本)○飯田(4回)・浜口(1回)−伊藤
・本塁打 植野、枦山、石村
<

▲“炎のストッパー”飯田を先発に起用

▲先制タイムリーを放った永吉

 昨日のアメリカ戦に敗れた日本は、この日の香港戦に今大会ストッパーとして起用する方針の飯田を思い切って先発に立てた。昨日からの悪い流れを断ち切り、もう一度チームが心を一つにする意味で、投手陣のまとめ役的存在であり、精神的支柱でもある飯田を起用することで流れを変えようというのである。飯田はその期待に応え、立ち上がりを三者凡退に抑え、試合の流れを日本へと引き寄せた。
 打線もそれに応え、1番・石村が中前安打で出塁すると、すかさず盗塁。2番・西田のショートゴロが失策を誘い、無死一・三塁とすると、3番・永吉が先制のレフト前タイムリー。あっさり1点を先制し、4番・岡本、5番・横田、6番・伊藤、7番・川田が4連続四球で3点を追加。さらに8番・植野の中犠飛、1番・石村の左犠飛で2点を加え、この回大量6点を挙げて初回で勝負を決めた。
 日本はその後も攻撃の手を緩めず、2回に1点を加えた後、4回には8番・植野、9番・枦山、1番・石村の3連続本塁打を含む5長短打を集中。5点を加えて余裕の試合運びで5回コールド勝ちを収めた。
 守っては、先発・飯田が4イニングを被安打1の好投。前日のアメリカ戦で無念の途中降板を喫した浜口が最後の1イニングをキッチリと三者三振に切って取り、ここまで勝ち星のない“格下”香港が相手とはいえ、大差のコールド勝ちを収め、決勝トーナメントへ向けて確かな一歩を踏み出した。
 試合後、井川監督は「昨日のアメリカ戦の敗戦は正直ショックでした。待ち望んでいた主砲の一発で3点をリードしただけに勝たなければいけない試合でしたが……。日本の投手陣をもってすれば3点はセーフティーリードと考えていますし、あの試合展開は想定外のものでした。ただ、逆転された後、若い中島が苦しみながらも追加点を許さず、最後まで投げ抜いてくれましたし、浜口もこの試合の最後を三者三振で締めくくり、決勝トーナメントへ向け、立ち直りのキッカケにしてくれると信じています。もともと力のある投手ですから……心配はしていません。打線もここまで当たりのなかった植野に一発が出ましたし、出番の少なかった枦山が3安打・1本塁打と活躍してくれました。このチームは誰かが欠ければ、誰かが代わりに出てくるという競争が常にあり、それぞれの役割も十分に自覚し、認識してくれていますから……心配はいりません」と語り、来るべき“決戦”へ向けた強い決意をにじませた。予選リーグも残り2試合。残された時間は短い。だが、初の世界一を狙う日本のポテンシャルはこんなものではないはずである。特別なことをする必要は一つもない。ただ普段通りのことをやるだけで自ずと結果はついてくる。世界の頂点に立つ資格はすでに有している。








日本、ボツワナを一蹴!
2月4日(水)/大会第7日
ニュージーランド・クライストチャーチ/スモーキーフリーボールパーク

(第5試合)
  1 2 3 4 5 6 7
 ボツワナ 0 0 0 0 0 0   0
 日  本 3 0 1 0 1 2X   7
※大会規定により、6回得点差コールドゲーム
(日本)○西村(5回)・中島(1回)−山崎
・本塁打 岡本


▲“世界のエース”西村。 決勝トーナメントへ向け調子を上げてきた


▲この試合も3安打を放つ活躍を見せた“切り込み隊長”石村

   日本はベテラン・西村が先発。実に5回目の出場となる世界選手権のマウンドで“世界のエース”は、37歳になった今も世界のトップに君臨し続ける貫禄のピッチングを見せた。初回、2つの三振を奪う好調な立ち上がりを見せると、4回まで一人の走者も許さぬパーフェクトピッチング。5回の先頭打者のバントヒットで完全試合の夢は消えたが、被安打1・奪三振9の完璧なピッチングで打線に勢いをつけた。
 日本は初回、鮮やかな先制攻撃。1番・石村がショート内野安打で出塁すると、昨日の3安打・1本塁打の活躍を買われてスタメン2番に起用された枦山が四球を選んでチャンスを広げた。ここで勝負強い3番・永吉が滅多に見せないスラップで三・遊間奥深くへ高いバウンドのゴロを叩きつけるように放つと、この打球の処理を焦った遊撃手がはじき、打球がファウルグランドを転々とする間に、二塁走者・石村が先制のホームを踏んだ。なお無死二・三塁とチャンスは続き、主砲・岡本が二塁頭上へ強烈なライナー。二塁手のグラブを吹き飛ばす強襲安打となる間に二者を迎え入れ、この回3点を先制した。3回には3番・永吉のライト線を痛烈に破る当たりを右翼手が後逸し、一気にホームイン。5回には主砲・岡本が今大会第2号のソロ本塁打を放って着々とリードを広げると、6回には一死一・二塁から代打・川田が中前にタイムリー。なお二・三塁と攻め立て、1番・石村がセンターオーバーの安打を放ち、コールド勝ちに必要な7点目を挙げた。
 これで日本は通算4勝1敗。決勝トーナメント進出は確定したが、この日、アメリカがイギリスに勝って全勝を守ったため、日本の予選リーグ1位通過はなくなった(仮に日本が明日の最終戦を勝ち、アメリカが敗れて同率で並んだとしても直接対決でアメリカに敗れているため、順位はアメリカが上となる)。逆に明日の最終戦、4勝1敗同士で並ぶチェコに勝たなければ2位の座をも逃すことになる。
 一方、予選リーグPOOL・Aは、地元・ニュージーランドがここまで全勝の1位。1敗でカナダ、2敗でベネズエラ、オーストラリア、サモアが並び、今日この後、ニュージーランドにベネズエラが挑み、オーストラリア対サモアの直接対決が組まれている。
 予選リーグもいよいよ大詰め。この“サバイバルレース”に生き残るのはどのチームか? そして決勝トーナメントでの対戦相手は?? 明日、予選リーグ最終日ですべては決定する。







日本、苦しみながらも予選2位の座を確保
2月5日(木)/大会第8日
ニュージーランド・クライストチャーチ/スモーキーフリーボールパーク

(第6試合)
  1 2 3 4 5 6 7
 チェコ 0 0 0 0 0 0 0 0
 日 本 0 0 0 0 0 1 X 1

(日本)中島(1回)・○村里(5回)・飯田(1回)−山崎


▲頼れる主砲・岡本の一打が勝負を決めた


▲最後は“炎のストッパー”飯田が締めた!

    苦しい試合だった。予選リーグPOOL・Bの2位の座を賭けた戦いは、予想以上に厳しいものとなった。日本の先発は中島。予選リーグ最大の山場・アメリカ戦でリリーフに失敗し、涙を流して悔しがった期待の若手は人一倍の練習を積み、捲土重来を期していた。しかし、昨日のボツワナ戦でも思うようなピッチングができず、井川監督に「もう一度チャンスをください」と直訴していた。井川監督もその心意気に賭け、大事な一戦の先発を申し渡した。
 チェコという相手を甘く見たわけではない。福島豊司氏(東京大学研究室)を中心に、事前の戦力分析は入念に行っていた。その上で対策も慎重に講じていた。ただ、心のどこかで「同じ4勝1敗とはいえ、アメリカには19−0で大敗している」「力をつけているとはいっても日本の敵ではない」といった思いがあったことは否めない。“心意気”だけで抑えられるほど、世界の舞台は甘くはなかった。
 試合開始直後から、チェコ打線が中島に襲いかかる。先頭打者をショートゴロで打ち取ったものの当たりは痛烈。2番打者に力で一・二塁間を破られ、続く3番打者にもライト前に運ばれ、アッという間に一・三塁。4番打者に死球を与え、いきなり一死満塁のピンチを招く。5番打者の当たりも火の出るようなショートライナー。名手・小笠原がこれを動物的な反応で好捕し、一瞬のうちにダブルプレイ。絶体絶命のピンチを切り抜けた。
 日本は中島に早々と見切りをつけ、2回から村里を投入。得意のライズを武器にチェコ打線の勢いを止め、試合を落ち着かせたが、日本打線もチェコのエース・ブルベンスキーを打ち崩せない。ここまでチェコが挙げた勝ち星をすべて一人で稼いできた大型右腕の前に、2回、4回、5回といずれもスコアリングポジションに走者を送りながら、あと一本が出ず、重苦しい雰囲気のまま、試合は終盤6回を迎えた。
 日本は、この回先頭の2番・西田がレフト前ヒットで出塁すると、すかさず代走・枦山を送り、3番・永吉が送りバントを警戒して前進守備を敷く、チェコ守備陣をあざ笑うかのようにレフト前にポトリと落とし、無死一・二塁とチャンスを広げた。ここで主砲・岡本が期待に応え、勝負を決めるライト前ヒット。二塁走者の枦山が俊足を飛ばして一気にホームイン。ついに1点をもぎ取った。
 1点をリードした日本は、最終回の守りに“炎のストッパー”飯田を投入。ロングリリーフで好投した村里に未練を残さず、スパッと最後のカードを切り、勝負をかけた。ベンチから、守りにつく選手から、マウンドに向かう飯田に一際大きな声援が飛ぶ。チームの誰からも愛され、親しまれ、頼られる良き兄貴分のもとにチームが一つになって燃え上がる。飯田が“炎のストッパー”と呼ばれるゆえんである。その飯田が先頭打者に安打を許し、送りバントでスコアリングポジションに走者を背負いながら、後続を三振、セカンドゴロに打ち取り、予選リーグPOOL・Bの2位の座を確保した。
 試合終了と同時に選手たちがベンチを飛び出し、歓喜の輪を作る。一人ベンチに残った前田直人マネージャー(トヨタ自動車)が、「苦しかった。でもこれが日本というチーム。主砲が打ち、その1点を投手を中心に守り抜く。これが日本の勝ちパターン。最高の形で決勝トーナメントに進めます」と、小さく呟いた。
 日本の相手は、大逆転で優勝候補の大本命・ニュージーランドを下し、予選リーグPOOL・Aの1位の座を勝ち取ったカナダ。明日、19時30分(日本時間15時30分)試合開始予定である。ここまでくればどこが相手かは問題ではない。日本のソフトボールを信じ、やるだけだ。







■予選 星取り表

Aグループ ニュージー
ランド
カナダ ベネズ
エラ

アフリカ
フィリ
ピン
オーストラリア オランダ サモア 順位
ニュージーランド ●4−5 ○11−3 ○11−2 ○7−0 ○9−2 ○18−5 ○3−1 63 18 2
カナダ ○5−4 ○4−0 ○5−0 ○8−0 ○3−2 ○11−1 ●1−3 37 10 1
ベネズエラ ●3−11 ●0−4 ●1−6 ○8−1 ●0−8 ○3−2 ●4−7 19 39  
南アフリカ ●2−11 ●0−5 ○6−1 ●6−9 ●2−7 ○4−3 ●5−6 25 42  
フィリピン ●0−7 ●0−8 ●1−8 ○9−6 ●1−2 ○6−1 ●0−6 17 38  
オーストラリア ●2−9 ●2−3 ○8−0 ○7−2 ○2−1 ○12−0 ○8−0 41 15 3
オランダ ●5−18 ●1−11 ●2−3 ●3−4 ●1−6 ●0−12 ○10−8 22 62  
サモア ●1−3 ○3−1 ○7−4 ○6−5 ○6−0 ●0−8 ●8−10 31 31 4


Bグループ 日本 アメリカ チェコ アルゼンチン ボツワナ イギリス 香港 順位
日本 ●3−7 ○1−0 ○1−0 ○7−0 ○9−2 ○12−0 33 9 2
アメリカ ○7−3 ○19−0 ○7−0 ○2−0 ○5−0 ○7−0 47 3 1
チェコ ●0−1 ●0−19 ○7−1 ○1−0 ○7−0 ○6−1 21 22 3
アルゼンチン ●0−1 ●0−7 ●1−7 ○5−1 ○3−2 ○9−0 18 18 4
ボツワナ ●0−7 ●0−2 ●0−1 ●1−5 ●0−8 ○8−1 9 24  
イギリス ●2−9 ●0−5 ●0−7 ●2−3 ○8−0 ○9−0 21 24  
香港 ●0−12 ●0−7 ●1−6 ●0−9 ●1−8 ●0−9 2 51  







日本、カナダに惜敗!
2月6日(金)/大会第9日
ニュージーランド・クライストチャーチ/スモーキーフリーボールパーク

〈決勝トーナメント1位・2位戦〉
  1 2 3 4 5 6 7
 カナダ 1 0 1 0 0 0 0 2
 日 本 0 0 1 0 0 0 0 1

(日本)●西村(4回)・浜口(3回)−山崎
・本塁打 植野


▲カナダの勢いを止めたい日本だったが……


▲大砲・植野の待望の一発で1点差に詰め寄ったが……

 大会もいよいよこの日から決勝トーナメントに入った。ダブルページシステムで行われる決勝トーナメントは、第1試合でオーストラリア(POOL・A3位)とアルゼンチン(POOL・B4位)が対戦。オーストラリアが日本を苦しめたアルゼンチン・ルーカスに8安打を浴びせ、7点を挙げて圧勝。5回コールド勝ちを収めた。第2試合では、サモア(POOL・A4位)とチェコ(POOL・B3位)が対戦し、サモアが5−0の完封勝ち。まずアルゼンチン、チェコがトーナメントから姿を消した。
 第3試合、ニュージーランド(POOL・A2位)とアメリカ(POOL・B1位)の対戦は、昨日の思わぬ敗戦に目覚めたニュージーランド打線が爆発。大量9点を挙げて、5回コールド勝ちを収めた。
 予選リーグPOOL・B2位の日本は、第4試合でカナダ(POOL・A1位)と対戦した。カナダは昨日の予選リーグ最終日、優勝候補の大本命・ニュージーランドに最終回まで4−2とリードされながら、奇跡的な逆転スリーランで勝利を収め、勢いに乗っている。日本はこの大事な一戦を大ベテランの西村に託し、先発マウンドに送り出した。
 しかし、この経験豊富な西村を持ってしても、カナダの勢いはいかんともしがたく、先頭打者にレフト線へ運ばれ、レフト・植野のダイビングキャッチもおよばず、ツーベース。次打者も完全に打ち取った打球がボテボテの投前内野安打となり、無死一・三塁とされ、3番打者がキッチリ左犠飛を打ち上げ、やってはいけない先取点を与えてしまった。なおスコアリングポジションに走者を残すピンチが続いたが、ここからが“世界のエース”西村の真骨頂。右手人差し指のマメを潰しながらも卓越した投球術を駆使した芸術的なピッチングで後続を断ち、最少失点でこのピンチを切り抜けた。
 西村は2回の無死一・二塁のピンチもセカンドゴロ併殺、三振で切り抜け、3回も簡単に二死を取り、リズムに乗りかけたところで3番打者にチェンジアップを狙い打たれ、打球はライトスタンドへ。手痛い一発を浴び、2点目を許した。
 2点を追う日本はその裏、ここまで不振を極めていた7番・植野がセンターバックスクリーンへ追撃のソロ本塁打。日本期待の大砲に待望の一発が飛び出し、1点差に詰め寄った。これで勢いづいた日本は、4回以降は毎回ノーアウトのランナーを出しながら、2つの併殺と勝負どころでのサインミスで自らチャンスを潰し、あと1点が遠かった。5回以降は代わった浜口がカナダ打線に追加点を許さず、無失点の好投を見せていただけに何とも惜しい試合だった。
 試合後、井川監督は、「あれだけチャンスを作りながら……。いい試合じゃダメなんです。勝たなければ……。これで後がなくなりましたが、前回のニュージーランドはこの状況から這い上がり、2連覇を成し遂げました。日本が真のチャンピオンにふさわしいチームなら必ず同じことができるはずです。私は選手たちを、日本というチームの底力を信じています」と、敗戦の悔しさを噛みしめながら強い口調で語った。
 確かに、この敗戦で“世界一”までの道のりはあまりにも厳しいものになった。明日、2試合を勝ち、さらに最終日もブロンズメダルゲーム、ゴールドメダルゲームを勝ち抜かなければ優勝まで辿り着くことはできないのだから……。
 しかし……チャンスは残されている。わずかだが光は射し込んでいる。負けることの許されないサバイバルレース。勝者だけが前に進むことができる。日本は明日、12時(日本時間午前8時)からオーストラリアと対戦する。







日本、3大会連続のメダルならず……
2月7日(土)/大会第10日
ニュージーランド・クライストチャーチ/スモーキーフリーボールパーク

〈決勝トーナメント準々決勝〉
  1 2 3 4 5 6 7
 オーストラリア 0 0 1 1 1 1 1 5
 日     本 0 0 0 0 0 0 0 0

(日本)●村里(5回)・飯田(1回)・中島(1回)−伊藤


▲好調な立ち上がりを見せた村里だったが……


▲日本に勝ち、大喜びのオーストラリア応援団

 昨日のカナダ戦に敗れ、後のなくなった日本は村里を先発に立て、必勝を期した。その村里は初回を三者凡退に抑え、無難な立ち上がりを見せた。
 日本はその裏、2番・西田、3番・永吉、4番・岡本がいきなりの3連打。先取点と思われたが、二塁走者・西田が本塁寸前タッチアウト。惜しいチャンスを逃した。2回にも安打と2つの四球で二死満塁の絶好機を迎えたが、2番・西田がフルカウントから見逃し三振。またしても先制機を逸した。
 こうなると気紛れな勝利の女神は待ってはくれない。オーストラリアは3回、この回先頭の7番打者が右中間へ三塁打。次打者のショートゴロで三塁走者が飛び出して三・本間で挟殺。この間に打者走者が二塁まで進み、9番打者をキャッチャーファウルフライに打ち取り、ピンチを脱したかに見えたが、1番打者にしぶとく一・二塁間を破られ、逆に先取点を奪われた。これで試合の流れは一気にオーストラリアに傾き、4回、5回に1点ずつを加え、村里をマウンドから引きずり降ろすと、代わった飯田、中島にも痛打を浴びせ、着々とリードを広げた。
 満身創痍の日本には、もはやこのビハインドを跳ね返す力は残っていなかった。最終回、二死一塁から傷だらけでチームを引っ張ってきた3番・永吉がセカンドフライに倒れ、日本の戦いは終わった。
 '96年の第9回大会で初めて“世界の3強”の一角・アメリカを倒して銅メダルを獲得。'00年の第10回大会ではファイナルでニュージーランドと死闘を演じて銀メダルを手にした日本にとっては、今大会の5位という成績は大きく後退した印象を与えるかもしれない。
 しかし、日本がレベルアップしていないわけではない。技術的な面では確実に進歩している。カナダ、アメリカの投手から日本選手がホームランを打つなど、夢のまた夢と思われた時代があった。あまりの球威に、変化球の切れ味に、三振の山を築き、「当たった」と喜んでいた時代があった。今大会、日本対カナダ戦でカナダの2番手・アンダーヒルは非公式ながら137km/hを記録した。それでも日本は二桁三振を喫することはなかったし、4イニングで4本の安打を放って見せた。
 だが、体格とパワーの差はいかんともしがたく、詰まらせたと思った打球はスタンドまで届き、見たこともないような高さでバウンドしていく打球を内野手は成す術もなく見送るしかなかった。そして、その体力差を埋めるべく奮戦した選手たちの身体は傷つき、消耗し、決勝トーナメントに辿り着いたときには、もう余力は残ってはいなかった。
 世界の勢力図は様変わりしつつある。オーストラリア、サモア、アルゼンチン、チェコ、などの“第2グループ”とも呼ぶべき、新興勢力が“世界の4強”ニュージーランド、カナダ、アメリカ、日本に肉薄している。日本も5位に終わりはしたが、展開次第ではそれこそ優勝してもおかしくないチーム力を有していた。ただ、雨によるスケジュールの変更や予選リーグでアルゼンチン、チェコの予想以上の抵抗にあって消耗し、カナダとの死力を尽くした戦いに敗れたとき、事実上日本の戦いは終わっていた。優勝することもあれば5位、7位に沈むこともある。その差はほとんど紙一重。世界のレベルで“勝つ”ということの難しさを改めて痛感させられた大会だった。







代表選手団名簿

選手
No. 背番号 ポジション 氏名 所属先 年齢 代表歴 備考
1 20 投手 西村 信紀 大阪ツヅキグローバル 36 00世・02NZ
03NZ・03ア
 
2 11 村里 和貴 デンソー 25 02NZ・03NZ
03ア
 
3 17 飯田 邦彦 日新製鋼 31 00世・03NZ
03ア
 
4 24 浜口 辰也 ホンダエンジニアリング 26 02NZ・03ア  
5 18 中島 幸紀 早稲田大学 20 01Jr  
6 22 捕手 山崎 泰稔 西日本シロアリ 24 00世・02NZ
03NZ・03ア
 
7 21 伊藤 将志 丸善石油化学 22 02NZ・03NZ・03ア  
8 31 内野手 岡本 友章 オール高知 27 00世・02NZ
03NZ『コーチ』
03ア
コーチ兼
9 6 永吉 慎一 西日本シロアリ 31 02NZ・03NZ・03ア  
10 3 小笠原 毅 トヨタ自動車 27 00世・02NZ
03NZ・03ア
 
11 5 横田 将和 埼玉県庁クラブ 25 03ア  
12 7 川田 秀臣 トヨタ自動車 23 03ア  
13 15 枦山 竜児 西日本シロアリ 24    
14 10 外野手 江口 久雄 トヨタ自動車 29 02NZ・03NZ・03ア  
15 16 植野 将史 大阪ツヅキグローバル 27 02NZ・03NZ・03ア  
16 1 西田 繁幸 大阪ツヅキグローバル 28 00世・03NZ・03ア  
17 8 石村  寛 大阪ツヅキグローバル 26 02NZ・03NZ  
18 13 投手 山尾 竜則 日本体育大学 20 01Jr『03ア』 予備員
役員・スタッフ
1   団  長 入角  亨 (財)日本ソフトボール協会
2 30 監  督 井川 英福 トヨタ自動車
3 31 選手兼コーチ 岡本 友章 オール高知
4   トレーナー 鈴木  勝    グローバルスポーツ
5   マネージャー 前田 直人 トヨタ自動車
6   帯同審判 佐藤 美則 (財)日本ソフトボール協会
7   広報 吉田  徹 (株)日本体育社
8   強化担当 福島豊司 東京大学研究室
9   事務局 藤井まり子 (財)日本ソフトボール協会