2017.1.22
 

 

「第66回日本スポーツ賞」
競技団体別最優秀賞を
男子U19日本代表が受賞!




男子U19日本代表チームが「第66回日本スポーツ賞」
競技団体別最優秀賞を受賞!



「第11回世界男子ジュニア選手権大会」に出場した
男子U19日本代表チーム



「第11回世界男子ジュニア選手権大会」での優勝、
35年ぶりの「世界一」が高く評価され、受賞に至った



男子U19日本代表チームの今後のますますの活躍に期待!



第11回世界男子ジュニアソフトボール選手権大会(アメリカ・ミッドランド)/優勝への軌跡

 去る1月19日(木)、東京・パレスホテル東京で「第66回日本スポーツ賞」(読売新聞社制定)表彰式が行われ、昨夏、「第11回世界男子ジュニア選手権大会」(第11回世界男子ジュニア選手権大会の大会結果はこちら)で優勝を飾り、35年ぶりの「世界一」に輝いた男子U19日本代表チームが「競技団体別最優秀賞」を受賞。同大会でチームを率い、優勝に導いた山口義男ヘッドコーチ(長崎県立大村工業高)がチームを代表し、出席。喜びの表彰を受けた。

 男子U19日本代表チームは、1981年の「第1回世界ユース選手権大会」(現・世界ジュニア選手権大会)で優勝を飾って以来、1989年の「第3回大会」、1993年の「第4回大会」で第3位、2001年の「第6回大会」、2005年の「第7回大会」で準優勝、2008年の「第8回大会」で第3位、2012年の「第9回大会」で準優勝、2014年の「第10回大会」で第3位と、「あと一歩」のところで「世界の頂点」に手が届かずにいた。

 特に、1989年の「第3回大会」以降、「世界のトップレベル」に位置し、優勝争いを演じながら、2001年の「第6回大会」では、現在、男子西日本リーグ「ダイワアクト」で活躍中の「世界最高の左腕」アンドリュー・カークパトリック、2005年の「第7回大会」では、「世界最速」アダム・フォーカードを擁するオーストラリアに優勝を阻まれ、準優勝に終わっている。
 この表彰式に出席した山口義男ヘッドコーチ自身も、2012年の「第9回大会」では、後に日本人としては「初」のMAX130km/hを記録することになる「エース」岡阜囀lを擁し、このカテゴリーでは「常勝」を続けていたオーストラリアの大会5連覇をストップさせながら、地元開催のアルゼンチンに敗れ、準優勝。2014年の「第10回大会」も、大会が「4年に一度」から「2年に一度」の開催となったことから、「エース」岡阜囀lが再び大会に出場できるという「幸運な巡り合わせ」に恵まれながら、「宿敵」アルゼンチンに行く手を阻まれ、「世界の頂点」には手が届かず、3位に終わっていた。

 しかし、「三度目の挑戦」となった昨年の「第11回大会」では、MAX125km/hを超える球速を誇る小山玲央、長井風雅の「高校生コンビ」を中心に、17名の選手たちがそれぞれの持ち味を発揮。「チーム一丸」の戦いで、予選リーグ・決勝トーナメントを通じて「無敗」のまま、「世界の頂点」に登り詰め、35年ぶりの「世界一」に輝いた。

 その見事な戦いが高く評価され、今回の「第66回日本スポーツ賞」競技団体別最優秀の授与に至った。「第11回世界男子ジュニア選手権大会」で「世界一」に輝いた男子U19日本代表チームの選手・スタッフの皆さんに、改めて心からの祝福を贈るとともに、より一層の活躍を期待したい。



第11回世界男子ジュニアソフトボール選手権大会 選手団名簿
選手(※ポジション別五十音順)
NO 守備 氏名 支部 所属 プロフィール
1 投手 小山 玲央 長崎 長崎県立佐世保西高校
2 酒井 匠 東京 日本体育大学
3 長井 風雅 広島 広島県立御調高校
4 中島 優人 東京 国士舘大学
5 メーンズ ジェーラン 秀吉 長崎 長崎県立大村工業高校
6 捕手 上田 郁也 東京 日本体育大学
7 調 和政 長崎 長崎県立佐世保西高校
8 内野手 芦田 翔 兵庫 神戸学院大学
9 今井 悠貴 岡山 平林金属
10 昆野 智之 岡山 IPU環太平洋大学
11 坂田 大士 熊本 熊本県立熊本工業高校
12 竹森 歩夢 東京 日本体育大学
13 真普@海斗 長崎 長崎県立佐世保西高校
14 松尾 舞輝 徳島 ジェイテクト
15 外野手 池田 泰一朗 東京 日本体育大学
16 瓦口 昂弥 福岡 オール福岡
17 森田 健斗 栃木 ホンダエンジニアリング

役員・スタッフ
NO 役職 氏名 支部 所属
1 団長 三宅 豊 群馬 (公財)日本ソフトボール協会
2 ヘッドコーチ 山口 義男 長崎 長崎県立大村工業高校
3 アシスタントコーチ 吉村 啓 岡山 平林金属
4 アシスタントコーチ 田中 徹浩 群馬 新島学園高校
5 マネージャー 松繁 冬樹 高知 高知県立高知農業高校
6 トレーナー 田岡 幸一   Body Laboratory
7 広報 竹普@治   日本体育社
8 帯同審判 足袋抜 豊松 石川 (公財)日本ソフトボール協会