2014.9.29
| 第17回アジア競技大会 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本、ホスト国・韓国に圧勝！ |
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韓国・仁川で開催されている「第17回アジア競技大会」（オフィシャルサイトはこちら）ソフトボール競技の大会３日目（ 大会スケジュールはこちら）、４大会連続の金メダル獲得をめざす日本（代表メンバーはこちら）は、ここまで３試合連続のコールド勝ち。 日本はこの日、ここまで１勝２敗でわずかながら決勝トーナメント進出の可能性を残す今大会のホスト国・韓国と対戦した。
日本は２回表、この回先頭の５番・坂元令奈がセンター前ヒットで出塁。６番・佐藤みなみが確実に送り、得点圏に走者を進めると、７番・大久保美紗が四球を選び、一死一・二塁。８番・長﨑望未のライトフライで二塁走者がタッチアップから三塁へ進み、９番・永吉理恵の初球に一塁走者がすかさず盗塁。二死二・三塁と攻め立て、永吉理恵のライト前に運ぶタイムリーで２点を先制した。 日本は４回表にも、５番・坂元令奈の左中間へのソロホームランで１点を追加。さらに６番・佐藤みなみのレフト前ヒット、送りバント、８番・長﨑望未の左中間を深々と破るエンタイトルツーベースで１点を加え、二死後、１番・山本優にも左中間を破るタイムリーツーベースが飛び出し、この回３点を挙げ、５点差にリードを広げた。 今大会初めてコールドゲームにならず、迎えた７回表には、３番・河野美里の一・二塁間を破る安打を口火に、４番・山田恵里、５番・坂元令奈、６番・佐藤みなみ、７番・大久保美紗が相次いで長短打を放ち、３点を追加。12安打・８点を奪う猛攻で韓国を圧倒した。 守っては、先発・藤田倭が３イニングを被安打２の好投でしっかりと試合を作ると、２番手・山根佐由里、３番手・中野花菜はともに２イニングを投げ、一人の走者も許さぬパーフェクトピッチング。地元の大声援に送られ、必死の反撃を試みる韓国打線に最後まで得点を許さず、８－０で圧勝。無傷の４連勝を飾った。 ここまで４戦全勝の日本は、明日の最終戦に勝てば、もちろん文句なしの予選リーグ１位通過。決勝トーナメントのシステム上（ページシステムでは、予選リーグ１位・２位通過のチームには、敗者復活戦に回る権利があり、３位以下になることはない）メダルが確定する。 また、１敗で追うチャイニーズタイペイ、中国の２チームのうち、日本はチャイニーズタイペイに７－０の大差で勝っていることもあり、仮に最終戦の中国戦に敗れ、日本、チャイニーズタイペイ、中国の３チームが１敗で並んだ場合でも、同率で並ぶチームの対戦における失点差で順位が決まることから（日本 ７－０ チャイニーズタイペイ、チャイニーズタイペイ ２－０ 中国）１失点での敗戦であれば１位の座を守ることができ、チャイニーズタイペイが日本戦で７失点しているので、日本は６失点での敗戦までは決勝トーナメントを有利に戦うことができ、メダルが確定する２位の座を守ることができる。 もちろん、日本がめざすのは全勝での予選リーグ１位通過であり、無敗のまま、「アジアの王座」に登り詰め、４大会連続の金メダルを手にすることである。その意味でも、明日の中国戦は、昨日のチャイニーズタイペイ戦同様、結果だけでなく、「内容」が求められる。チャイニーズタイペイ戦のような「さすが！ 世界チャンピオン！！」という試合を展開し、結果でも、内容でも他を圧倒し、ソフトボールという競技が持つ「妙味」「奥深さ」を感じさせる試合を見せてくれることを期待したい。 
第17回アジア競技大会 予選リーグ第４戦
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