2015.8.8
2015 ＪＡＰＡＮ ＣＵＰ |
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岐阜県大垣市・大垣市北公園野球場で開催されている「2015 ＪＡＰＡＮ ＣＵＰ 国際女子ソフトボール大会 in 大垣」（毎日新聞社大会オフィシャルサイトはこちら、ＢＳジャパン・テレビ東京・テレビ愛知の放映スケジュールはこちら）は、大会第２日（８月８日／土）の３試合が行われ、第１試合では、ここまで女子ＴＯＰ日本代表、アメリカに２試合とも０－７のコールド負けを喫するなど、元気のないオーストラリアと、女子ＴＯＰ日本代表に１－６で敗れたチャイニーズタイペイが対戦。オーストラリアが６－０で快勝し、今大会初勝利を挙げた。 この試合にオーストラリアが勝ったことで、すでに２勝している女子ＴＯＰ日本代表の決勝進出が確定（オーストラリア、チャイニーズタイペイがすでに２敗となったため）。予選リーグ最終戦、「宿敵」アメリカとの対戦を待たずに決勝進出が決まった。
先攻の女子ＴＯＰ日本代表は初回、一死から２番・河野美里が振り逃げで出塁。幸運な走者を出すと、３番・市口侑果が確実に送り、二死ながら得点圏に走者を進めた。ここで４番・ＤＰに入っている「驚異の二刀流」藤田倭が、しぶとくセンター前にはじき返し、二塁走者・河野美里が俊足を飛ばして一気に本塁へ。キャッチャーのタッチをかいくぐる見事なスライディングで間一髪ホームイン。「大事な試合」の先取点を奪った。 １点のリードを奪った女子ＴＯＰ日本代表は、先発・山根佐由里が一球も投げることなく、藤田倭と交代。ＤＰ・藤田倭がＦＰ・山根佐由里の投手の守備を兼務し、「実質的な先発投手」となり、「宿敵」アメリカに立ち向かった。 藤田倭はその立ち上がり、１番・レイブン・シャバンヌ、２番・ジャネット・タケダを連続三振、３番・ローレン・ギブソンをファーストゴロに打ち取り、三者凡退と「絶好調」の滑り出しを見せた。 打線もこの藤田倭の力投に応え、すぐに追加点を奪う。２回表、簡単に二死となった後、８番・大工谷真波のピッチャー強襲安打、９番・佐藤みなみの四球で一・二塁とし、１番・山本優が「技あり」のライト前タイムリー。二塁走者が生還し、２点目を挙げ、なお一・三塁のチャンスが続き、一塁走者がすかさず盗塁。二・三塁とチャンスを広げ、２番・河野美里が一・二塁間を破るタイムリー。この回２点を加え、３点差にリードを広げた。 ３点のリードをもらった藤田倭は、その後も安定感抜群のピッチング。厳しくコースを突き、緩急を巧みに交えたピッチングで「強打」のアメリカ打線を翻弄。守備陣も「日本の伝統」である堅い守りで力投の藤田倭を支え、３回裏の一死二塁では、ショート・渥美万奈が強烈な当たりをしっかりとさばき、二塁走者をしっかりと牽制してから一塁に送球し、三塁への進塁を許さず。これに応えるように藤田倭も後続を三振に打ち取り、ピンチを脱すると、５回裏には、この回の先頭打者に四球を与えたが、次打者を注文通りの内野ゴロに打ち取り、３－６－４のダブルプレー。「世界一」と評される鉄壁の守備陣が力投の藤田倭をもり立てた。 藤田倭は６回を投げ、被安打４・無失点の好投。最後は先発・山根佐由里が再出場し、三者凡退に抑え、３－０の完封リレー。「宿敵」アメリカに最後まで得点を許さず、一足先に決勝進出を決めた。 また、第３試合ではアメリカが５－３でチャイニーズタイペイを破り、決勝進出。これで女子ＴＯＰ日本代表が予選リーグ３戦全勝の１位、２勝１敗のアメリカが２位となり、決勝で女子ＴＯＰ日本代表との「再戦」が決定。１勝２敗で３位のオーストラリア、３敗で４位のチャイニーズタイペイが３位決定戦に臨むことになった。 
2015 JAPAN CUP 国際女子ソフトボール大会 in 大垣 出場選手・スタッフ
コーチングスタッフ
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