2016.4.13
 

 

日米対抗ソフトボール2016
JAPAN vs USA
記者発表・記者会見を開催!




6月23日(木)〜25日(金)、東京ドーム・シェルコムせんだいを
会場に「日米対抗ソフトボール2016」が開催される



4月13日(水)、東京ドームホテルで記者発表が行われた



主催者を代表し、挨拶する日ソ協・宇津木妙子副会長



女子TOP日本代表17名を発表する福田五志ヘッドコーチ



日米対抗、そして世界選手権から、さらに「その先」へ…
「ALL JAPAN体制」で総力を結集し、戦う!!



この記者発表に合わせ、新調されたユニフォームを身にまとい、
決意を新たにする選手たち。宿敵・アメリカを相手にどう戦う!?



日米対抗ソフトボール2016 記者発表・記者会見

 4月13日(水)、東京ドームホテルで「日米対抗ソフトボール2016」(6月23日(木)〜25日(土)開催。第1戦/6月23日(木)は東京ドーム(東京都文京区)、第2戦・第3戦/6月24日(金)・6月25日(土)はシェルコムせんだい(宮城県仙台市)で開催)の開催記者発表・記者会見が行われた。

 大会の開催概要は次の通り。

【主催】  (公財)日本ソフトボール協会、読売新聞社
【共催】  仙台市(第2戦、第3戦)
【協力】  東京都ソフトボール協会、千葉県ソフトボール協会(以上、第1戦)
宮城県ソフトボール協会、(公財)仙台市スポーツ振興事業団、スポーツコミッションせんだい(以上、第2戦、第3戦)

【日程】
◇第1戦 女子TOP日本代表(1塁側)対アメリカ代表(3塁側)
 6月23日(木)18:30試合開始 ※日本(ホーム・後攻)/アメリカ(ビジター・先攻)
◇第2戦 女子TOP日本代表(1塁側)対アメリカ代表(3塁側)
 6月24日(金)18:30試合開始 ※日本(ビジター・先攻)/アメリカ(ホーム・後攻)
◇第3戦 女子TOP日本代表(1塁側)対アメリカ代表(3塁側)
 6月25日(土)14:00試合開始 ※日本(ホーム・後攻)/アメリカ(ビジター・先攻)

 また、東京ドームでの第1戦来場者全員に、日本代表応援ユニホームをプレゼントするという「ビッグサプライズ」も発表された。観戦チケットの販売等詳細については、日本ソフトボール協会のオフィシャルサイト内にオープンした「大会特設サイト」(http://www.softball.or.jp/nichibei2016softball/index.php に今すぐアクセス! 今後、このサイトを通じて、大会に関する情報をドンドン発信していく予定だ。ソフトボールファンなら、常にこのサイトをチェックしておく必要がある。

 また、この日の記者発表には、主催者を代表して(公財)日本ソフトボール協会・宇津木妙子副会長、女子TOP日本代表チーム・福田五志ヘッドコーチ(トヨタ自動車)、坂元令奈主将(トヨタ自動車)、上野由岐子選手(ビックカメラ高崎)、我妻悠香選手(ビックカメラ高崎)が出席。会見を行った。

 冒頭、主催者を代表して挨拶した宇津木妙子副会長は、「野球の『聖地』であり、誰もが憧れる東京ドームで、世界のトップを争う日本とアメリカが戦う機会を与えてくださったことに、読売新聞社はじめ関係の皆さんに感謝申し上げたい。選手たちにはそれにふさわしいプレー、試合を見せてもらいたいと思うし、2020年東京オリンピック競技復帰へ向けた機運を東京ドームから世界へ向けて発信していけるよう、ソフトボールという競技の神髄を見せつけるような、ソフトボールの魅力がたくさん詰まった試合を展開してほしい」と語り、杜の都・仙台で行われる第2戦・第3戦については、「震災から5年の月日が流れ、東北がしっかりと復興し、元気を取り戻していることを見てもらいたいと思うし、東北の皆さんにさらなる元気と勇気を届けられるような試合をお見せしたいと思う」と、この大会の開催意義・期待を語った。
 チームを率いる福田五志ヘッドコーチは、「北京オリンピックの金メダリストである上野由岐子、山田恵里を投打の『軸』とし、世界選手権連覇を経験し、4度目の世界選手権となる坂元令奈を主将に据え、上野由岐子、山田恵里とともに、『連覇』を経験したメンバーをチームの骨格に据えながら、現在、当協会が取り組んでいる「ターゲットエイジ」(2020年東京オリンピックでソフトボールが『復活』した際にはその中心となるべき世代の選手)の強化対象の選手たちを加えたチームで世界選手権3連覇を成し遂げたい。この日米対抗は、今回のチームで臨む最初の大会であり、その直後に控えている世界選手権へ向け、まさにその『前哨戦』となる重要な大会と位置付けている。世界選手権3連覇へ向け、この大会で弾みをつけたいと思うし、良きライバルであり、常に私たちの目の前に立ちはだかってくるアメリカと3試合もできるのは本当に貴重な機会。この機会をより有意義なものとして今後へつなげていきたい」と、チーム編成の意図・大会へ向けた意気込みを語った。
 坂元令奈主将は、「新たなメンバーが7名加わり、その選手たちに私たちの経験を伝えていきたい。また、常に世界選手権の決勝で顔を合わせるアメリカというチームとの対戦を通じて『世界』を知り、感じてほしい」と語り、上野由岐子選手は「若い選手には、こういった機会を通じて、『世界』というものを知ってほしいし、感じてほしい。また、日本でアメリカと戦い、勝つということと、世界選手権でアメリカに勝つこと、どちらが重要なのか、よく考えて戦いたい」と、『世界の舞台』を知り尽くしたベテランらしい意味深な発言を残した。日本代表初選出となる我妻悠香選手は、「とにかく自分にできること、自分の役割・仕事を果たせるよう頑張りたい」と、初々しく語り、「ソフトボールはチームスポーツではあっても、それぞれの局面では、『1対1の対決』となることが多いスポーツ。チームの勝敗だけでなく、それぞれの場面での個々のぶつかり合い、『1対1』の対決の面白さを感じてもらえたら」と、他のチームスポーツとは一味違ったソフトボールの魅力をアピールした。

 常に世界の「頂点」を争ってきた日本、アメリカ両チーム。オリンピック、世界選手権の「決勝」のカードが、この日本で見られるのである。ソフトボールファンなら、この機会を見逃す手はない。いざ東京ドーム! いざシェルコムせんだい!! ソフトボールの「真の魅力」が詰まった戦いが、ソフトボールの「神髄」に迫る戦いが、そこにはある。

 かつてアトランタ、シドニー、アテネと3大会連続の金メダルに輝き、1986年〜2010年まで世界選手権7連覇と「世界の王座」に君臨していたアメリカ。
 そのアメリカを破り、北京オリンピックで悲願の金メダルを獲得。アメリカの世界選手権8連覇を阻み、2012年・2014年と世界選手権「連覇」を成し遂げ、今夏の世界選手権で「3連覇」へ挑む日本。

「世界の頂点は、ゆずらない」

 世界の「頂点」を争う両国のプライドが激しくぶつかり合う。それぞれの「誇り」を賭けた戦いがはじまる。この戦いだけは……見逃してはならない!!!




【日米対抗ソフトボール出場選手】(17名)
※この大会に出場するメンバーがその後の世界選手権にも出場。
No. 守備 氏名 支部 所属名
1 投手 上野 由岐子 群馬 ビックカメラ高崎
2 濱村 ゆかり 群馬 ビックカメラ高崎
3 藤田 倭 群馬 太陽誘電
4 山根 佐由里 愛知 トヨタ自動車
5 捕手 我妻 悠香 群馬 ビックカメラ高崎
6 佐藤 みなみ 群馬 太陽誘電
7 内野手 渥美 万奈 愛知 トヨタ自動車
8 市口 侑果 群馬 ビックカメラ高崎
9 川畑 瞳 愛知 デンソー
10
(主将)
坂元 令奈 愛知 トヨタ自動車
11 洲鎌 夏子 愛知 豊田自動織機
12 又吉 薫 栃木 Honda
13 山本 優 群馬 ビックカメラ高崎
14 外野手
(副将)
河野 美里 群馬 太陽誘電
15 長普@望未 愛知 トヨタ自動車
16 山崎 早紀 愛知 トヨタ自動車
17 山田 恵里 神奈川 日立
※以上(17名)/ポジション別50音順

【スタッフ】
No. 役職 氏名 支部 所属名
1 ヘッドコーチ 福田 五志 愛知 トヨタ自動車
2 アシスタントコーチ 木田 京子 兵庫 園田学園女子大学
3 アシスタントコーチ 染谷 美佳 愛知 デンソー
4 トレーナー 金城 充知   スポラックス
5 トレーナー 井上 章平 愛知 トヨタ自動車
6 マネージャー 渡部 せい子 愛知 トヨタ自動車