2016.7.2
2016 JAPAN CUP |
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７月１日（金）、東京・岸記念体育会館で「2016 JAPAN CUP 国際女子ソフトボール大会in高崎」（大会特設サイトはこちら）の大会記者発表が行われた。 記者発表には、主催者を代表し、（公財）日本ソフトボール協会・宇津木妙子副会長、毎日新聞社・徳増信哉事業本部長、共催となる高崎市・富岡賢治市長、女子ＴＯＰ日本代表・福田五志ヘッドコーチ、坂元令奈主将、藤田倭投手、山田恵里外野手が出席した。 記者発表冒頭、宇津木妙子副会長が挨拶に立ち、「この大会には、『世界の３強』と言われる日本、アメリカ、オーストラリアに、成長著しい『アジアのライバル』チャイニーズ・タイペイが参加します。７月の世界選手権で『３連覇』を達成すれば、その『凱旋』の大会になりますし、８月にオリンピック競技『復活』が実現すれば、復活後、初めての国際大会となります。北京オリンピックで金メダルを獲得した後、ロンドン、リオと寂しい思いをしてきましたが、ようやくみんなで喜べるときが来るのではないかと期待しておりますし、そんな喜びが溢れ、ソフトボールという競技が持つ魅力を余すところなく伝える大会としてほしいと思います」と、大会へ向けた思いを語り、「高崎は全国でも有数のソフトボールが盛んな街。それだけにソフトボールに『目の肥えた観客』が多いと思います。そんな『目の肥えた観客』をも唸らせるような、ハイレベルで奥の深い試合を見せてくれることを期待しています」と、世界のトップレベルのチームが集う、この大会への期待を語った。 大会開催地となる高崎市・富岡賢治市長は、「このような素晴らしい大会を高崎で開催できることを嬉しく思っています。市を挙げて、市民を挙げて、大会の成功へ向け、全力を尽くしたいと思います」と、大会の開催を歓迎した。 また、バレーボールの世界最終予選の際、ポーランド男子代表チームのキャンプ地に高崎がなったことも挙げ、「やはり子どもたちに『本物』を見せることの大切さを痛感しました。練習の見学に2000人近い観客が集まり、大会へ向かうバスの見送りにも、特に時間を知らせたわけでもなかったのに、多くの市民が見送りに駆けつけてくれました。『本物』にはそれだけ皆さんの心を動かすものがあるのです。高崎はもともとソフトボール『熱』が高く、盛んな土地柄だけに、この大会に開催には『それ以上のもの』を期待しています」と、大会への『熱い思い』を語った。 チームを率いる福田五志ヘッドコーチは、「世界の強豪と戦うことができるこのような素晴らしい舞台を用意していただいたことにまずは感謝申し上げます。８月にオリンピック競技『復活』が決まれば、この大会が最初の国際大会ということになり、2020年へ向けた『スタート』となる大会ともなります。ますは７月の世界選手権で『３連覇』を達成し、この大会に凱旋を果たし、多くの皆さまと喜びを分かち合うとともに、世界最高レベルのソフトボールをお見せしたいと思います」と、この大会へかける意気込みを語った。 坂元令奈主将は、「2005年以来となる『優勝』を勝ち獲ることができるよう頑張りたいと思います。８月に2020年オリンピック競技『復活』が実現すれば、今まで以上に多くの皆さんの興味と関心を集める大会となると思います。日本のソフトボールの特徴・持ち味であるバッテリーを中心として守り、数少ないチャンスをモノにして得点し、粘り強く守り勝つソフトボールを見てほしいと思っています」と、大会への意欲を語った。 藤田倭投手は、「優勝を勝ち獲ることができるよう全力で頑張りたいと思います。多くの皆さんに『ソフトボールの魅力』を伝えられるようなプレーを見せたいと思います」と、大会での全力プレーを誓い、「ソフトボールは体格・体型で有利・不利が生じにくいスポーツで、背が高くても低くても、痩せていても太っていても、どんな人でも『主役』となり、『ヒーロー』『ヒロイン』になれるスポーツだと思っています。それだけに、多くの人にこの競技を見てもらいたいと思いますし、競技をはじめてくれるキッカケになれば……と思っています」と、ソフトボールの持つ魅力を語った。 山田恵里外野手は、「自分自身、子どもの頃、オリンピックの映像を見て、それに憧れて競技をはじめた記憶があります。それだけに子どもたちに、夢や憧れを抱いてもらえるようなプレーをお見せしたいと思っています。ソフトボールはチームスポーツであり、団体競技でもあるので、ピッチャーが打たれたら野手がそれを守る、点を取られたら取り返す、点を取れないときにはピッチャーが踏ん張り、相手にも得点を与えない……等、みんなで戦い、みんなで協力し合い、助け合って、チーム全員で戦うスポーツです。一人はみんなのために……といった思いが、観てくださる皆さんに伝わり、感動や勇気を与えることができるスポーツだと思っています。そんな『チームスポーツ』としてのソフトボールの魅力を感じてほしいです」と語り、「自分にとって2003年のこの『JAPAN CUP』が初めて『日本代表』に選出された大会でした。ここにいらっしゃる宇津木妙子副会長がヘッドコーチで（笑）、最初の試合で２三振してしまい、『このままじゃ代表に残れない。オリンピックにも行けない』と思い、そこから奮起して、その大会で『優秀選手賞』を獲得し、その後は代表に定着することができ、アテネオリンピックの銅メダル、北京のオリンピックの金メダルを経験させていただきました。その意味では、思い入れの深い大会ですし、2005年以来となる優勝を勝ち獲って、日本のソフトボールファンの皆さんと喜びを分かち合う機会とし、2020年に向けた新たなスタートとなる大会にしたいと思います」と締めくくった。 日本のみならず、アメリカ、オーストラリア、チャイニーズ・タイペイといった「世界の強豪」が集う、この「JAPAN CUP」。是非とも「世界選手権３連覇」を成し遂げ、「凱旋」の大会とすると同時に、2020年オリンピック「復活」が現実のものとなり、日本のソフトボールファンと、そして世界中の仲間たちと、「喜びを分かち合う」大会となることを期待したい。 また、その「喜び」をさらに倍増させるには、2005年以来となる「優勝」が必須条件となる。心からみんなで喜び合うために……勝たねばならない！ 【大会概要】 大会名：2016 JAPAN CUP 国際女子ソフトボール大会in高崎 主 催：（公財）日本ソフトボール協会、毎日新聞社 共 催：高崎市 主 管：群馬県ソフトボール協会、高崎市ソフトボール協会
協 力：ＪＴＢコーポレートセールス、豊田自動織機、ミズノ 放 送：ＢＳジャパン、テレビ東京（予定）
ベンチ入り選手：17名 大会サイト：http://www.mainichi.co.jp/event/sports/softball/ 大会公式twitter：＠wsb_japancup（https://twitter.com/wsb_japancup） 【試合日程】 ・９月２日（金）予選リーグ ▽第１試合 12時～ アメリカ vs オーストラリア ▽第２試合 15時～ チャイニーズ・タイペイ vs オーストラリア ▽第３試合 18時～ 女子ＴＯＰ日本代表 vs チャイニーズ・タイペイ ・９月３日（土）予選リーグ ▽第１試合 12時～ 女子ＴＯＰ日本代表 vs オーストラリア ▽第２試合 15時～ アメリカ vs チャイニーズ・タイペイ ▽第３試合 18時～ 女子ＴＯＰ日本代表 vs アメリカ ・９月４日（日）順位決定戦 ▽第１試合 14時30分～ ３位決定戦 ▽第２試合 17時30分～ 決勝戦 ※競技終了後、表彰式 【入場料金・チケット販売について】 ◇入場料金 １日券／全席自由 （前売）一般＝2,000円 中高生＝600円 （当日）一般＝2,500円 中高生＝1,000円 ※ご希望日のチケットをお買い求めください。券面に記載された日付のみ有効です。 ※小学生以下は無料ですが、成人の方の同伴が必要です。 ※座席は内野、外野ともに自由席です。 ※天候など理由により試合日程、試合方法が変更になる場合があります。 会期以外の延期はありません。 ◇限定グッズ付チケット ・９月２日（金）タオルマフラー 一般＝3,000円 中高生＝1,600円 ・９月３日（土）Ｔシャツ 一般＝3,500円 中高生＝2,100円 ・９月４日（日） 一般＝3,500円 中高生＝2,100円 ※グッズは会場で引き換えとなります。 ※前売料金。前売で完売の場合は当日販売は行いません。 【チケット販売先】
【コーチングスタッフ】
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