2016.7.2
第15回世界女子選手権大会 |
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７月２日（土）、東京・品川プリンスホテルで「第15回世界女子選手権大会」に出場する日本選手団（女子ＴＯＰ日本代表）の結団式・壮行会が挙行された。 冒頭、主催者を代表し、（公財）日本ソフトボール協会・徳田寬会長が挨拶に立ち、「今大会は『３連覇』がかかっており、是非ともそれを実現させてほしい。その『最大のライバル』となるアメリカと６月23日～25日、東京ドーム・シェルコムせんだいで３連戦を行い、２勝１敗と勝ち越しましたが、特に東京ドームでの第１戦には31,500人もの観客が詰めかけてくれました。その光景は感動的なものがあり、選手たちもあれだけの大観衆の中で試合を行ったのは、初めての経験だったのではないかと思います。その対戦でも、非常に良いプレーを見せてくれましたが、選手の皆さんには、体格・パワーに勝る『ライバル』アメリカを相手に、身体の小さい日本チームがどうやったら勝てるのか、アメリカを打ち負かす戦術・戦略を練り、『必勝法』を見出してきてほしいと思います」と、選手たちを激励。「2018年には久しぶりに日本（千葉県）で世界選手権を開催することも決まっています。８月にはオリンピック『復活』なるか否かが決まりますし、９月には群馬県高崎市でアメリカ、オーストラリア、チャイニーズ・タイペイを招いて『ＪＡＰＡＮ ＣＵＰ』を開催することになっています。ビックイベントが続きますが、ご来場の皆さまにはさらなるご支援・ご声援をお願いし、チームにはその支援・協力に応えるだけの『結果』を残していってほしいと願っています。『３連覇』期待しています！」と締めくくった。 続いて、選手団の紹介に移り、今大会のチームリーダー（選手団長）を務める（公財）日本ソフトボール協会・矢端信介選手強化副本部長が、選手・スタッフを一人ひとり紹介した。 次に、来賓を代表し、ソフトボール日本代表チームの「オフィシャルサプライヤー」であるミズノ株式会社・鶴岡秀樹常務執行役員より祝辞を賜り、引き続き、激励に駆けつけてくれた来賓の皆さま、スポーツ庁国際課課長補佐・猪俣康博氏、株式会社ＪＴＢスポーツビジネス推進室推進担当マネージャー・藤田一誠氏、全日本空輸株式会社東京本店法人販促部マネージャー・高橋洋一氏、アシックスジャパン株式会社代表取締役社長・西前学氏が紹介された。 その後、チーム率いる福田五志ヘッドコーチが選手団を代表し、決意表明を行い、「このチームは６月18日から千葉県印西市で強化合宿を行い、６月23日～25日は日米対抗に臨み、『最大のライバル』アメリカとの３連戦を行う等、『良い準備』をさせていただきました。特に、東京ドームでの日米対抗第１戦では、31,500人もの大観衆の中で、選手たちの『本気度』をヒシヒシと感じることができましたし、この目で見せてもらいました。ＵＳＡワールドカップを経て、いい形で世界選手権へと臨み、是が非でも『３連覇』を勝ち獲ってきたいと思います！」と、力強く『必勝宣言』を行った。 これを受け、今回のチームに７名の代表選手を送り込んでいる愛知県ソフトボール協会・河内恭夫理事長が『乾杯』の音頭を取り、「2008年の北京オリンピックで金メダルを獲り、『ようやくソフトボールがメジャースポーツとなるときが来た』と思ったところで、オリンピック競技から除外され……。今、もう一度、その『チャンス』が到来していると感じています」と語り、震災はじめ大雨等の自然災害に見舞われている九州地方、大震災からの復興途中にある東北地方への配慮から『乾杯』ではなく、『頑張ろう！』と唱和し、選手団の健闘を祈った。 それを合図に歓談がはじまり、あちこちで選手たちを中心に歓談の輪が広がった。また、この間を利用して個別取材を受ける選手もおり、会場では、今回の会の司会を務めた四谷秀治アナウンサーから、チームの「中核」を担う坂元令奈主将、河野美里副将、台頭が期待される若手有望株の長﨑望未選手、濱村ゆかり選手の４選手がインタビューを受けた。 最後に、（公財）日本ソフトボール協会・髙橋清生専務理事が閉会の辞を述べ、「東京ドームでの日米対抗第１戦に31,500人もの大観衆が詰めかけ、代表チームのユニフォームのレプリカＴシャツを身にまとってスタンドを埋め尽くす光景は胸に迫るものがありました。ＩＳＦ（国際ソフトボール連盟）の役員も来日し、この試合を観戦してくれたのですが、『まるでヤンキー・スタジアムにいるようだ。これはソフトボールにおけるギネス記録だよ!』と驚いていました。オリンピック競技『復活』が現実のものとなろうとしている今、かつてない注目と関心が、ソフトボールに、皆さんのプレーに、集まっています。だからこそ……勝って、『３連覇』を達成して、その機運をより一層盛り上げてほしい。選手・スタッフの皆さんは長丁場の遠征になりますが、体調に気をつけて頑張ってきてください！ そして、ご来場の皆さま、今後ともより一層のご支援・ご声援をお願い致します!! 本日は本当にありがとうございました」と、謝辞を述べ、会を締めくくった。 女子ＴＯＰ日本代表は、その足で「ＵＳＡワールドカップ」（大会スケジュールはこちら 大会公式サイトはこちら）が開催されるアメリカ・オクラホマシティへ出発。７月５日～10日、「ＵＳＡワールドカップ」に参加し、翌11日には「第15回世界女子選手権大会」（大会スケジュールはこちら 大会公式サイトはこちら）が開催される「決戦の地」カナダ・サレーに移動。現地で最終調整を行い、７月15日に大会の開幕を迎えることになる。 「３連覇」へ……Ｇｏ！ ＪＡＰＡＮ!!
【コーチングスタッフ】
【帯同スタッフ】
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