2016.9.2
2016 JAPAN CUP
国際女子ソフトボール大会 in 高崎
女子TOP日本代表
チャイニーズ・タイペイに快勝!
2005年以来の王座へ…白星発進!!
試合に先立ち、オリンピック復帰セレモニーが催された
日本(女子TOP日本代表)は2005年以来の「王座奪還」を狙う!
日本、初戦の相手はチャイニーズ・タイペイ
さあ! チャイニーズ・タイペイ戦、試合開始!!
日本の先発は「負けない女」山根佐由里
日本は初回、「主砲」山田恵里のソロホームランで先制!
河野美里も「地元・高崎」の「熱狂的」な声援を受け、
ソロホームランを放つ等、チームを引っ張る活躍を見せた
初戦を6−0で完勝した日本。「優勝」へ向け、好スタート!
2016 JAPAN CUP 国際女子ソフトボール大会 in 高崎
第1日
予選リーグ第1戦
チャイニーズ・タイペイ戦
9月2日(金)、「2016 JAPAN CUP国際女子ソフトボール大会 in 高崎」が群馬県高崎市・城南野球場で開幕! 日本(女子TOP日本代表)をはじめ、今夏、「第15回世界女子選手権大会」で日本の「大会3連覇」を阻止。「王座奪還」を果たしたアメリカ、その世界選手権では上位進出はならなかったが、常に「世界のトップレベル」に位置するオーストラリア、チャイニーズ・タイペイの4チームが参加。熱戦の火蓋が切られた。
第1試合では、アメリカとオーストラリアが対戦。アメリカが2回表に一死一・二塁から8番・オーブリー・ムンロ、9番・ジャネット・タケダの連続タイムリーで2点を奪い、終盤6回表にも一死満塁から代打・ディレイニー・スポールディングのレフトへの犠牲フライでダメ押しの3点目。先発・ジェシカ・ムーア、2番手・ディレイニー・ゴーリーへとつなぐ投手リレーでオーストラリア打線の反撃を4番・テイラー・ツィツィクロニスのソロホームランによる1点に抑え、3−1で逃げ切り、初戦を勝利で飾った。
第2試合では、チャイニーズ・タイペイと、第1試合に続き、ダブルヘッダーとなったオーストラリアが対戦。オーストラリアは初回、二死一塁から4番・テイラー・ツィツィクロニスがライト線を鋭く破るタイムリースリーベースを放ち、先取点を挙げ、2回裏にも二死二塁から9番・ステイシー・マクマヌスがレフト前に落とすタイムリー。二塁走者が一気に生還し、2点目を挙げた。
このリードを先発・カイア・パーナビーが最終回に1点差まで迫られながら、何とか凌ぎ、2−1で辛勝。通算成績を1勝1敗の5分の星に戻した。
第3試合では、2005年以来となる「優勝」を狙う日本と、ダブルヘッダーとなるチャイニーズ・タイペイが対戦した。
《予選リーグ第1戦》
1
2
3
4
5
6
7
計
チャイニーズ・タイペイ
0
0
0
0
0
0
0
0
日 本
1
3
0
1
0
1
x
6
(チ)●リン・イン・シン、ウー・ペイ・シュエン、リン・イン・シン − リー・スー・シ
(日)○山根 佐由里、濱村 ゆかり − 佐藤 みなみ、我妻 悠香
〔本塁打〕山田 恵里、河野 美里(日)
〔二塁打〕洲鎌 夏子、市口 侑果(日)
日本の先発は、日本リーグ41連勝のリーグ記録を更新中の「負けない女」山根佐由里。初回、先頭打者を打ち取った後、2番打者を四球で歩かせてしまったが、落ち着いて後続を断ち、無失点の滑り出し。無難に試合をスタートさせた。
日本はその裏、簡単に二死となったが、3番・山田恵里がワンボール・ツーストライクと追い込まれながら、レフトスタンドへ綺麗な放物線を描くソロホームランを放ち、先制。一瞬、「差し込まれたか…」に見えたが、他の追随を許さない芸術的なバットコントロールでレフトスタンドへと運び、大事な初戦の先取点がもたらされた。
こうなると試合は日本のペース。2回裏、この回先頭の6番・河野美里が、完全な高めのボール球を、これも見事なバットコントロールでライトスタンドへ運び、2点目。試合後、「良い子は絶対に真似しちゃダメ!」と自ら口にするほどの「悪球打ち」で貴重な追加点を挙げると、二死後、9番・佐藤みなみが四球を選び、出塁。1番・洲鎌夏子、2番・市口侑果の連続二塁打で2点を加え、この回3点を挙げ、着々とリードを広げた。
日本は4回裏にも、一死満塁から代打・坂元令奈のセンターへの犠牲フライで5点目。6回裏には、相手エラーからチャンスをつかみ、途中出場の2番・我妻悠香のタイムリーでダメ押しとなる6点目を挙げ、チャイニーズ・タイペイの息の根を止めた。
守っては、先発・山根佐由里が4イニングを投げ、ノーヒット・ピッチング。4回表、守備の乱れと2つの四球で一死満塁のピンチを招いたが、途中出場のレフト・山崎早紀がレフトファウルフライを好捕し、タッチアップから本塁を狙った三塁走者を「ドンピシャ」の好送球で本塁寸前タッチアウト。味方守備陣の好守もあり、無失点で2番手・濱村ゆかりにバトンを渡すと、3イニングを被安打1・奪三振4の力投。チャイニーズ・タイペイ打線に最後まで得点を許さず、6−0で完勝。2005年以来となる「JAPAN CUP 制覇!」へ向け、上々のスタートを切った。
2016 JAPAN CUP 国際女子ソフトボール大会 in 高崎 出場選手
選手
(※ポジション別五十音順)
No.
守備
氏名
支部
所属名
選手紹介映像
1
投手
上野 由岐子
群馬
ビックカメラ高崎
2
〃
濱村 ゆかり
群馬
ビックカメラ高崎
3
〃
藤田 倭
群馬
太陽誘電
4
〃
山根 佐由里
愛知
トヨタ自動車
5
捕手
我妻 悠香
群馬
ビックカメラ高崎
6
〃
佐藤 みなみ
群馬
太陽誘電
7
内野手
渥美 万奈
愛知
トヨタ自動車
8
〃
市口 侑果
群馬
ビックカメラ高崎
9
〃
川畑 瞳
愛知
デンソー
10
〃
(主将)
坂元 令奈
愛知
トヨタ自動車
11
〃
洲鎌 夏子
愛知
豊田自動織機
12
〃
又吉 薫
栃木
Honda
13
〃
山本 優
群馬
ビックカメラ高崎
14
外野手
(副将)
河野 美里
群馬
太陽誘電
15
〃
長普@望未
愛知
トヨタ自動車
16
〃
山崎 早紀
愛知
トヨタ自動車
17
〃
山田 恵里
神奈川
日立
【コーチングスタッフ】
No.
役職
氏名
支部
所属名
1
ヘッドコーチ
福田 五志
愛知
トヨタ自動車
2
アシスタントコーチ
木田 京子
兵庫
園田学園女子大学
3
アシスタントコーチ
染谷 美佳
愛知
デンソー
4
トレーナー
金城 充知
スポラックス
5
トレーナー
井上 章平
愛知
トヨタ自動車
6
マネージャー
渡部 せい子
愛知
トヨタ自動車