2014.1.21
 

 

 


今回も日本代表チームのオフィシャルスポンサーである
ANAのサポートを受け、NTS優秀選手台湾遠征を実施



羽田空港に集合した選手たちに出西団長が
「日本代表」としての「あるべき姿」を説いた



選手団は、一路台湾・南投へと旅立った



まずは「日本代表」としての「第一歩」を踏み出すための
ミーティング。「代表選手」としての「教育」が行われた



今回の遠征の位置づけや意義等をしっかりと学び、理解した



大会会場となるグラウンドで翌日からの試合に備え、汗を流した



練習終了後、大会のスポンサーであり、台湾ソフトボール協会を支える「18℃」チョコレート工房を見学。生チョコレートが大人気!

  夜には、歓迎レセプションも行われ、日本・台湾の親善・交流を深めた

  選手たちも食べきれないほどのご馳走で英気を養い、大会に備えた

  いよいよ大会が開幕!

NTS優秀選手台湾遠征を実施!
2014年 中日青少女子壘球交流賽試合に出場!!




ソフトボール 2014 NTS優秀選手台湾遠征(前編)

 

 昨年11月14日(木)〜17日(日)、静岡県伊豆市において開催された「平成25年度全国女子ジュニア育成中央研修会」で選出された優秀選手17名(NTS優秀選手名簿はこちら)による台湾遠征が実施され、1月19日(日)、台湾へ出発。台湾・南投で開催される「2014年 中日青少女子壘球交流賽試合」に出場することになった。

 「全国女子ジュニア育成中央研修会」は、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が策定した「JOCゴールドプラン(国際競技力向上戦略)に基づく施策「一貫指導システム(競技者育成プログラム)」の一つとして実施されているもので、今回で10回目の開催。台湾・南投への遠征も4回目となる。

 NTS優秀選手は、全国9ブロック(北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州)から各6名ずつ選抜された54名に、公益財団法人日本ソフトボール協会選手強化本部推薦の6名を加えた計60名の選手の中から「選び抜かれた」17名で、将来の「日本代表候補」であり、日本ソフトボール界を背負って立つ「金の卵」たちである。

 1月19日(日)、羽田空港国際ターミナルに集合した選手たちを前に、出西弘道団長(公益財団法人日本ソフトボール協会理事)が、「君たちは全国から選び抜かれた選手であり、今回の遠征では『日本』という国を代表するメンバーとして、台湾を訪問することになる。一人ひとりが『日本代表』としての自覚と責任を持った行動をとり、この経験を生かし、U19日本代表、そして真の日本代表として成長してくれることを期待している。今回の遠征は、その第一歩である。しっかりとその足跡を刻み、『次』へとつなげてほしい」と、この遠征の目的・意義を強調し、選手たちに檄を飛ばした。
 その後、選手団は一路、台湾・南投へと向かい、まず羽田から台湾・台北へと飛び、台北からはバスで3時間ほどかけ、「2014年 中日青少女子壘球交流賽試合」の開催地となる南投へと到着。バス移動の最中も奥村誠ヘッドコーチ、熄シ久美子トレーナーから、「日本代表」としての心得や今回のチームとしての約束事が確認され、熄シ久美子トレーナーからはコンディショニングや海外遠征の際の留意点、注意事項が確認され、宿舎となる「友山尊爵酒店」へのチェックインを済ませ、夕食を摂り、ミーティング。翌日からのスケジュールを確認し、遠征初日を終了した。

 翌20日(月)は、7時30分に朝食を摂り、8時45分からホテルの会議室で行われたミーティングでは、まず吉田央コーチを中心に、このNTS優秀選手の台湾遠征の意義、趣旨が再確認され、今回の選出メンバーは、全国約3000チームにのぼる中学生チーム、約60000人の中から選び抜かれた17人であることが再確認にされ、この17名のメンバーが、いわゆる「スポーツエリート」であり、全国のソフトボール選手の「お手本」となり、今後、U19日本代表、女子大学日本代表、そして最終的には「日本代表」として、日本のソフトボールを引っ張っていく存在とならなければならないと、「日本代表」としての自覚と責任が求められた。
 国際試合(海外遠征)参加への心構え等、代表選手としての心構え・あるべき姿・備えておくべき必要条件が具体的に示され、国際大会や海外遠征における時差への対応、食事等を含む異なる生活習慣の対応、代表選手としてのコンディショニングや自己管理、セルフコントロールについても言及した。
 続いて、出西弘道団長からも「皆さんは、これからのスポーツ界・ソフトボール界をリードしていくべきエリート選手である」ことが改めて強調され、「JAPAN」「日の丸」を背負うことの意味・責任の重さが説かれ、「日本代表」として自分自身を高める努力が必要であり、心を鍛え、スキルを高めるために、自己を律し、自己管理、自己コントロールできる選手でなければならないことが強調され、いつの日か「日本代表」として、日の丸を背負い、世界の舞台で戦う選手となってほしいと、大きな可能性を秘めた選手たちへの期待が語られた。

 その後、10時から試合会場に場所を移しての調整練習。キャッチボール、トスバッティング、シートノックを行い、午後はピッチャーが投げてのシートバッティング。無死一塁、二死二塁、一死三塁のケースを設定し、どう攻め、どう守るのか、選手個々の技量・適性を確認すると同時に、チームとしての「約束事」が確認され、翌日からの大会に備えた。

 1月21日(月)、いよいよ「2014年 中日青少女子壘球交流賽試合」が開幕する。「若き日本代表」が、どんな戦いを見せてくれるか、注目と期待が集まる(大会スケジュールはこちら)。



大会スケジュール

日付 試合開始時間 チーム名 試合No
1月21日(火) 8:30 通霄國中 vs 埔里國中
10:30 日本 vs 五福國中
12:30 通霄國中 vs 五福國中
14:30 日本 vs 埔里國中
1月22日(水) 8:30 埔里國中 vs 五福國中
10:30 日本 vs 通霄國中
12:30 予選リーグ3位 vs 予選リーグ4位 @
14:30 予選リーグ1位 vs 予選リーグ2位 A
1月23日(木) 8:00 @の勝者 vs Aの敗者 B
10:30 Aの勝者 vs Bの勝者 C
12:30 表彰式・閉会式

決勝トーナメント組み合わせ