2015.3.16
第5回アジア女子ジュニア選手権大会
日本、初日、快調に連勝を飾る!
第5回アジア女子ジュニア選手権大会が
タイ・チャイヤプームで開幕!
昨年のインカレベスト4のチームから17名の選手を選出。
ヘッドコーチはインカレ優勝監督の東京国際大・三科真澄氏
(写真左)が務め、「3連覇」をかけ、大会に臨んだ
3月16日(月)、7チームが参加し、熱戦の火蓋が切られた
大会初日、日本は初戦でマレーシアと対戦し、20−0で大勝!
日本は初日のダブルヘッダーに連勝! 快調なスタートを切った
「アジアの盟主」の座をかけた「熱い戦い」がはじまった
※画像提供/SCA(アジアソフトボール連盟)
去る3月16日(月)、タイ・チャイヤプームで「第5回アジア女子ジュニア選手権大会」
(大会スケジュールはこちら)
が開幕! 日本、インド、インドネシア、マレーシア、タイ、シンガポール、チャイニーズ・タイペイの7チームが参加し、熱戦の火蓋が切られた。
大会は、まずシングルラウンドロビン(1回戦総当たり)方式で行われる予選リーグを実施。上位4チームがページシステムで行われる決勝トーナメントへ進み、5〜7位のチームは最終順位決定戦へ回る試合方式で覇が競われた。
この大会は、当初は昨年12月、インドネシア・マカッサルで開催が予定されていたが、直前になって開催国側の事情で中止となっていた大会。ところが、今年1月26日(月)に開催されたSCA(アジアソフトボール連盟)理事会で急遽、開催地をタイ・チャイヤプームに移しての開催が決定した。
日本は、この大会に昨年11月に選手選考会を行い、すでに代表選手の選出を済ませているU19日本代表チームの出場を検討したが、開催決定から大会の開催までの準備期間があまりにも短く、全選手を招集することは難しく、大会の出場を辞退することを申し入れた。
しかし、SCA側から、日本の参加を強く要望する声もあり、公益財団法人日本ソフトボール協会も「アジアにおけるソフトボールのさらなる普及・強化」を掲げていることから、昨年のインカレ(全日本大学選手権大会)でベスト4に進出した東京国際大、日本体育大、園田学園女子大、東京富士大の4チームの中から、大会の参加資格であるU19(19歳以下)の条件を満たす選手17名を選出。
ヘッドコーチには、2008年の北京オリンピック金メダリストであり、昨年のインカレ優勝チームの監督である三科真澄氏が就任。大会への参加が実現した。
・大会第1日(3月16日(月)
〈予選リーグ第1戦〉
1
2
3
計
マレーシア
0
0
0
0
日 本
12
8
x
20
※大会規程により3回得点差コールド
日本:
〔バッテリー〕○濱地沙歩−深沢未花
長打:
〔本塁打〕西村佳夏
〔三塁打〕大林侑愛、深沢未花、長谷川ゆりかA
〔二塁打〕長谷川ゆりか
日本は初回から打線が爆発! 相手投手の制球の乱れから5四死球で労せずして2点を先制すると、7番・福井彩菜、8番・大林侑愛の長短打で4点を追加。さらに四球、1番・加藤愛夢、2番・長谷川ゆりかの長短打でさらに3点、3番・永友遥の死球、4番・深沢未花のタイムリースリーベースで2点を加え、二死後、6番・西村佳夏にもタイムリーが飛び出し、この回打者二巡の猛攻で大量12点を挙げた。
日本は続く2回裏にも、6番・西村佳夏のスリーランを含む4本の長短打を集中し、これに相手守備の乱れも絡み、8点を追加。大量20点のリードを奪った。
守っては、先発・濱地沙歩がマレーシア打線を3安打に抑え、20−0の3回コールド勝ち。初戦を大勝し、快調なスタートを切った。
〈予選リーグ第2戦〉
1
2
3
4
計
インドネシア
0
0
0
0
0
日 本
1
0
6
3x
10
※大会規程により4回得点差コールド
日本:
〔バッテリー〕○千葉咲実−深沢未花
長打:
〔三塁打〕硲早希、大林侑愛
〔二塁打〕加藤愛夢、東野美咲、硲早希、深沢未花
この日、ダブルヘッダーとなる日本は、予選リーグ第2戦でインドネシアと対戦。日本の先発・千葉咲実がインドネシア打線を連続三振を含む三者凡退で抑え、快調な滑り出しを見せた。
日本はその裏、1番・加藤愛夢がいきなり右中間を破る長打性の当たりを放ったが、三塁を欲張りタッチアウト。チャンスを潰したかに見えたが、二死走者なしから、3番・長谷川ゆりかがセンター前ヒットで出塁すると、すかさず盗塁。さらにワイルドピッチで三塁へ進み、4番・深沢未花がレフト前へタイムリーを放ち、1点を先制した。
日本の1点リードで迎えた3回裏、この回先頭の9番・風間萌子が一塁前にバントヒットを決め、出塁。すかさず盗塁で揺さぶりをかけ、ワイルドピッチで三塁へ進み、1番・加藤愛夢がライト前へタイムリー。さらに2番・硲早希、3番・長谷川ゆりか、4番・深沢未花、5番・東野美咲の4連続長短打等でたたかみかけ、この回大量6点を追加。続く4回裏にも、敵失、2番・硲早希の右中間を破るタイムリーツーベースで1点を加え、一死後、4番・深沢未花、5番・東野美咲の長短打で2点を追加。4回コールドに必要な10点目を挙げ、インドネシアを一蹴した。
日本は初日、順当に連勝! 2試合連続のコールド勝ちで大会3連覇へ向け、快調なスタートを切った。
第5回アジア女子ジュニアソフトボール選手権大会
選手団名簿
選手 *ポジション別五十音順
No.
守備
氏名
支部
所属
1
投手
池信 里奈
埼玉
東京国際大学
2
〃
千葉 咲実
東京
東京富士大学
3
〃
萩尾 美華子
兵庫
園田学園女子大学
4
〃
濱地 沙歩
兵庫
園田学園女子大学
5
捕手
深沢 未花
東京
東京富士大学
6
〃
佐藤 梨菜
埼玉
東京国際大学
7
内野手
福井 彩菜
東京
日本体育大学
8
〃
波多 和佳
埼玉
東京国際大学
9
〃
風間 萌子
埼玉
東京国際大学
10
〃
永友 遥
東京
日本体育大学
11
〃
長谷川 ゆりか
東京
東京富士大学
12
〃
硲 早希
埼玉
東京国際大学
13
〃
加藤 愛夢
兵庫
園田学園女子大学
14
外野手
大林 侑愛
東京
日本体育大学
15
〃
西村 佳夏
東京
日本体育大学
16
〃
東野 美咲
東京
日本体育大学
17
〃
原 さゆり
埼玉
東京国際大学
役員・コーチングスタッフ
No.
役職
氏名
支部
所属
1
チームリーダー
宇津木 妙子
(公財)日本ソフトボール協会
2
ヘッドコーチ
三科 真澄
埼玉
東京国際大学
3
トレーナー
大石 益代
(公財)日本ソフトボール協会
4
総務
藤井 まり子
(公財)日本ソフトボール協会