2015.3.19
第５回アジア女子ジュニア選手権大会 |
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| 第５回アジア女子ジュニア選手権大会（これまでの大会結果はこちら）４日目、大会もいよいよクライマックスを迎え、前日で予選リーグを終了し、この日から上位４チームによる決勝トーナメント、５〜７位を決定する最終順位決定戦が行われた。 予選リーグを６戦全勝の１位で通過した日本は、決勝トーナメントの初戦で予選リーグ２位のチャイニーズ・タイペイと対戦。予選リーグで唯一、苦戦を強いられたチームと決勝進出をかけ、対戦することになった。
日本の先発は千葉咲実。その立ち上がり、チャイニーズ・タイペイの初回の攻撃を三者凡退に抑え、落ち着いた立ち上がりを見せた。 日本はその裏、トップバッター・加藤愛夢がセンター前ヒットで出塁。２番・硲早希が手堅く送り、３番・長谷川ゆりかのファーストゴロの間に三塁へ進塁。４番・深沢未花の死球で二死一・三塁と攻め立てが、５番・東野美咲がセカンドゴロに倒れ、日本得意の「先制攻撃」はならなかった。 このチャンスを生かすことができなかったことが響いたか、２回表、日本の先発・千葉咲実がチャイニーズ・タイペイ打線につかまり、安打、敵失などで二死一・二塁のピンチを招くと、下位打線の８番打者、９番打者の長短打を浴び、３失点。今大会初めてリードを許す試合展開となった。 ３点を追う日本はその裏、すぐに反撃。相手守備の乱れから一死二塁のチャンスをつかむと、８番・大林侑愛がセンター前にはじき返し、まず１点。なお一死二塁のチャンスが続き、９番・永友遥もセンター前にタイムリー。こちらも負けじと下位打線が活躍し、この回２点を挙げ、１点差に詰め寄った。 しかし、反撃ムードが高まったのも束の間、その直後の３回表、千葉咲実が３番打者にソロホームランを浴び、２点差にリードを広げられてしまった。 それでも日本はくじけない。その裏、この回先頭の２番・硲早希のセンター前ヒット、送りバントで得点圏に走者を進め、４番・深沢未花が右中間にヒットを放ち、すかさず盗塁。一死二・三塁とチャンスを広げると、５番・東野美咲がセンターに犠牲フライを打ち上げ、三塁走者を迎え入れ、再び１点差に追い上げた。 日本は５回裏にも、９番・永友遥のバントヒットからチャンスをつかみ、送りバント、２番・硲早希のレフト前ヒット、盗塁で一死二・三塁と攻め立て、３番・長谷川ゆりかのセカンドゴロの間に三塁走者が生還。ついに同点に追いつき、なお二死三塁のチャンスが続き、４番・深沢未花がセンター前に勝ち越しのタイムリー。この回２点を挙げ、試合をひっくり返し、この試合初めてリードを奪った。 これで勝負あったかと思われたが、チャイニーズ・タイペイも粘りを見せ、土壇場の７回表、６回からリリーフした濱地沙歩をとらえ、一挙３点を奪い、再逆転。 日本もその裏、懸命に反撃を試み、この回先頭の１番・加藤愛夢が四球で出塁。しかし、２番・硲早希がレフトフライに倒れ、３番・長谷川ゆりかの痛烈な当たりもセカンド真正面のライナーとなり、ダブルプレー。５−７で敗れ、今大会初黒星を喫した。 敗れた日本は敗者復活戦に回り、予選リーグ３位のタイ、予選リーグ４位のシンガポールの対戦で12−２と大勝したホスト国・タイと対戦。一足先に決勝へ駒を進めたチャイニーズ・タイペイへの「挑戦権」をかけ、戦うことになった。  決勝トーナメント組合せ  予選リーグ戦績表
役員・コーチングスタッフ
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