第63回 国民体育大会(チャレンジ!おおいた国体) (2008.9.30)


第63回国民体育大会(チャレンジ!おおいた国体)
が開催された

大会は無情の雨……
2日目以降が中止・打ち切りとなった

全種別8チーム同時優勝となる史上初の事態に

大会初日は全種別熱戦が繰り広げられた

地元・大分県も奮闘!

熱心な地元応援団の声援が会場を盛り上げた

少年女子・大分県チームの活躍も光った

それぞれのチームが思いを新たに……!来年に挑む

 
 

無情の雨……。史上初の全種別、8チームが同時優勝!!

 第63回国民体育大会(チャレンジ!おおいた国体)が9月28日(日)〜30日(火)の3日間、大分県竹田市・豊後大野市で開催された。
 大会は九州に接近した台風15号の影響を受け、初日28日(日)の1回戦までは終了したものの、2日目以降の日程が雨のため中止・打ち切りとなり、史上初の全種別8チーム同時優勝という前代未聞の事態となった。
 国民体育大会は予備日が無く、2日目・3日目と降り続いた雨の影響で無念の競技中止・打ち切りをやむなくされた。
 また、今年は先日開催された北京オリンピックでの女子日本代表の「金メダル獲得」の影響もあり、“世界一の投手”・上野由岐子投手(群馬県)の出場する予定となっていた成年女子会場/竹田市直入総合運動公園野球場には、降りしきる雨の中、数多くのソフトボールファンがその華麗なプレーを一目見ようと駆けつけたが、その願いもあいにくの悪天候の前にはどうすることもできず……。他の種別においても、2回戦からの登場となったチームは、1試合も戦うことのないまま大会を終える結果となった。
 各種別表彰式は、雨天のため、予定されていた各会場での表彰から急遽、竹田市文化会館に会場が変更され、全種別それぞれ8チームが一堂に会し行われた。選手たちは、「試合をしたかった……」という複雑な思いを抱えながらも、史上初となった今回の結果を前向きにとらえ、それぞれのチームが来年度に向けての思い、決意を新たにしていた。
 各種別の結果は下記の通りで、全種別の総合得点で争われる男女総合優勝には愛知県。女子種別のみの総合得点で争われる女子総合優勝は、神奈川県、愛知県、徳島県、大分県がそれぞれ輝いた。

【成年男子優勝】
愛知県、大阪府、千葉県、福井県、山形県、広島県、高知県、北海道
【成年女子優勝】
群馬県、愛知県、徳島県、大分県、福岡県、島根県、神奈川県、沖縄県
【少年男子優勝】
千葉県、北海道、静岡県、兵庫県、長崎県、高知県、沖縄県、福島県
【少年女子優勝】
神奈川県、愛知県、兵庫県、京都府、佐賀県、大分県、栃木県、徳島県