2015.2.13
 

 

野球・ソフトボールが
2020年東京オリンピック競技復帰に向けたPR映像を発表!




2020年東京オリンピック競技復帰に向けたPR映像が完成!

  ともにオリンピック競技復帰をめざしている野球・ソフトボール。
記者会見は、野球殿堂博物館「野球殿堂」において行われた



野球・ソフトボールの動向に多くの報道関係者が注目



北海道日本ハムファイターズ・田中賢介選手、
ビックカメラ高崎・上野由岐子選手が「ゲスト選手」として出席



映像は世代、業界を越えて様々な人々が
「キャッチボール」でつながるという趣向を凝らした構成となった



野球・ソフトボールを「もう一度」オリンピックの舞台へ!
今後のプロジェクトの展開に期待が高まる



野球・ソフトボールを東京オリンピック正式種目に! #キャッチボール ソフトボール編

  去る3月19日(木)、東京都文京区・野球殿堂博物館「野球殿堂」において、野球・ソフトボール「2020年東京オリンピック競技復活PR映像発表記者会見」が行われた。

 これは、2020年に開催される東京オリンピックにおいて、野球・ソフトボールの「オリンピック競技復帰」をめざす日本野球機構(NPB)、一般財団法人全日本野球協会(BFJ)公益財団法人日本ソフトボール協会(JSA)の3団体が協力し、制作していたPR映像の完成に合わせて開催されたもので、記者会見当日は野球から北海道日本ハムファイターズ・田中賢介選手、ソフトボールからビックカメラ高崎・上野由岐子選手が「ゲスト選手」として出席。多くの報道関係者が駆け付けた。

 この2020年東京オリンピック競技復活PR映像の企画にあたっては、1月21日(水)に行われた3団体の合同会議で「もう一度」を合言葉に、「野球・ソフトボールを東京オリンピック正式種目に!」プロジェクトの一環として制作することを決定。PR映像の内容は世代、業界を越えて様々な人々(出演者:長嶋茂雄、王貞治、松井秀喜、内川聖一、田中賢介、上野由岐子、北乃きい、菅野智之、上地雄輔、今宮健太、山本美月、檀れい、勝地涼、浜田雅功、井上真央、宇津木麗華、生駒里奈、白石麻衣、橋本奈々未、西野七瀬、佐藤浩市、能見篤史、古川聡、広瀬すず、上本博紀、小林誠司、小栗旬、広瀬アリス、石橋貴明、藤浪晋太郎、野茂英雄、大谷翔平)が「キャッチボール」を通じてつながり、東京オリンピックに向けて「大きな夢を一緒に叶えよう」という思いが込められている。

 また、プロジェクトのテーマソングは「アーティスト:TRICERATOPS(トライセラトップス)が制作。今回3団体が一つの目標に向かって力を合わせるという意味をふまえ、スリーピースバンドであり、バンド名にも「トライ=三角」が入っているTRICERATOPSの賛同を得て、野球・ソフトボールの、また人々の人生への応援歌として楽曲が作られたことも併せて説明された。

 記者会見の後半では、今回「ゲスト選手」として招かれた北海道日本ハムファイターズ・田中賢介選手、ビックカメラ高崎・上野由岐子選手にそれぞれPR映像の感想が求められる場面もあり、田中賢介選手は「野球・ソフトボールをした経験がある、ないにかかわらず、やはり『キャッチボール』は『笑顔』でやるものだということを改めて感じた。この映像を見ているだけでこちらも『笑顔』になれる」とコメント。上野由岐子選手は「ボールをつなげていくということで、人の『心』もどんどんつながっていく。この映像を通してもっともっと輪が広がっていけば、オリンピック競技復帰にもつながっていくのではないかと思う」と感想を述べた。

 その後、野球・ソフトボールのオリンピック競技復帰に向けた決意表明を求められる場面でも、それぞれが現在の思いを語り、田中賢介選手は「野球もソフトボールも、それぞれ『世界一』になった経験がある。あの『世界一』に輝いた歓喜を、興奮を、私自身ももう一度感じてみたいと思うし、やはりそれを東京オリンピックの舞台で実現させたい」。上野由岐子選手は「東京でオリンピックが開催されるということは、私たちが生きていく中でもう二度とないことだと思う。私自身、今はその舞台に立ってプレーしたいという思いが強い。野球・ソフトボールをはじめた中高生、また小学生たちに『夢』や『憧れ』を持ってもらえるよう、これからも『強い気持ち』でオリンピック競技復帰に向け、取り組んでいきたい!」と熱い思いを口にした。

 今回のPR映像は、今後3月21日(土)に阪神甲子園球場で開幕する「第87回選抜高等学校野球大会」を皮切りに、プロ野球、アマチュア野球、ソフトボールの日本リーグ等が開催される球場の大型ビジョンにて放映される予定である。

 このPR映像でつながるキャッチボールのように、野球・ソフトボールには世代を越えて多くの人々の心をキャッチし、未来へとつなげていく「力」があると信じています。今回のプロジェクトへのご賛同並びに情報発信等、ご協力の程何卒よろしくお願い致します。