2015.4.23
 

 

女子日本代表・宇津木麗華ヘッドコーチが
2014年度ミズノメントール賞シルバーを受賞!




女子日本代表・宇津木麗華ヘッドコーチが
「ミズノメントール賞シルバー」を受賞!



ミズノメントール賞・各賞の受賞者が一堂に会し、記念写真に収まる

  2012年、実に42年ぶりの世界選手権優勝、王座奪還!



2014年、世界選手権連覇! 「世界一の実力」を示す!!



アジア大会でも4大会連続の金メダルを獲得

 女子日本代表・宇津木麗華ヘッドコーチ(ビックカメラ高崎女子ソフトボール部監督)が、「2014年度ミズノメントール賞」シルバーを受賞した。

 ミズノメントール賞は、公益財団法人ミズノスポーツ振興財団が、公益財団法人日本体育協会、公益財団法人日本オリンピック委員会と共催で、1990年度より制定している賞で、この賞は我が国の競技スポーツおよび地域スポーツにおいて、選手の強化ならびに地域スポーツの普及・振興に貢献した指導者を顕彰するとともに、優秀な指導者の育成を目的に制定されたもの。

 3月4日(水)、グランドプリンスホテル高輪で選考委員会(選考委員は次の通り。選考委員長:公益財団法人日本オリンピック委員会・竹田恆和会長、選考委員:公益財団法人日本体育協会・森正博副会長、同協会・監物永三副会長、同協会・泉正文常務理事、公益財団法人日本オリンピック委員会・橋本聖子常務理事、同協会・尾武ウ則理事、公益財団法人ミズノスポーツ振興財団・上治丈太郎副会長)が行われ、受賞者を選定。4月23日(木)、同じくグランドプリンスホテル高輪で表彰式が行われた。

 女子日本代表・宇津木麗華ヘッドコーチは、2003年、所属チームで選手兼監督に就任すると、その後、11年間で日本リーグ優勝5回、全日本総合女子選手権大会優勝8回、国民体育大会・成年女子の部で優勝6回と輝かしい成績を残し、2011年に女子日本代表のヘッドコーチに就任。2012年、実に42年ぶりとなる世界選手権(カナダ・ホワイトホースで開催)の優勝、「王座奪還」を果たし、2014年の世界選手権(オランダ・ハーレムで開催)では「連覇」を達成。第17回アジア競技大会(2014年/韓国・仁川)では4大会連続の金メダル獲得を果たした。
 また、2013年のUSAワールドカップの優勝、カナダカップ(カナディアンオープン)の4連覇を達成するなど、女子日本代表の「黄金時代」を築いたことが高く評価され、今回の受賞に至った。

 2008年の北京オリンピックで金メダルを獲得し、「世界一」「世界の頂点」に立ちながら、それを最後にオリンピック競技から除外されてしまったこともあり、いつしかその「存在感」が薄れてしまっていたソフトボール。そのソフトボールの存在感を示したい、ソフトボールという競技をアピールしたい、という「危機感」を持って「日本代表」ヘッドコーチ就任した宇津木麗華氏。
 2012年の世界選手権では、実に「42年ぶり」となる世界選手権優勝を成し遂げ、北京オリンピックで金メダルを獲得した「世界一の実力」が健在であることを満天下に示してくれた。そして、昨年の世界選手権では「連覇」を達成し、「世界の頂点」に君臨し続けるとともに、アジア競技大会では、4大会連続の金メダル獲得と「アジアの盟主」の座を譲ることなく、「王座」を守った。
 また、その結果以上に、その「快挙」「偉業」の数々が、様々なメディアを通じて報じられ、「ソフトボール」の活字が躍り、話題となって、2020年東京オリンピックでの野球・ソフトボールの『復活』への道筋を作ってくれたといっても過言ではない。
 それらの「偉業」の数々が評価され、今回の受賞に至ったことを祝福すると同時に、今後ますますのご活躍を祈念したい。