去る6月7日(火)、宮崎市「KIRISHIMA木の花ドーム」にて、小学校教員を対象とした「ベースボール型」授業研究会(主催:宮崎県教育委員会、共催:公益財団法人日本ソフトボール協会(JSA)/一般社団法人日本野球機構(NPB)、協力:宮崎県ソフトボール協会)が開催され、宮崎県内から小学校・特別支援学校に勤務する教員24名が参加し、実施されました。
講師は、NPB協力の下、ジャイアンツアカデミーコーチ:水上佳奈子講師、宮田諒講師、福岡ソフトバンクホークスアカデミー:出口雄大講師とJSA学校体育推進委員会:松田和広講師、岩田修男講師、高橋秀幸講師が務め、NPBが制作した指導用教材「みんなが輝くやさしいベースボール型授業」を基に座学・実技を交え研究会を行いました。
なお、JSAとNPBの共催による授業研究会の実施は今回が初めてとなります。
研究会では、準備運動を行った後、「捕る」「打つ」の基本動作について各学年ドリルの教材に基づき、その解説を交えながらの指導が行われました。
その際、実際の教育現場で役立つ「小学生にわかりやすい言葉を用いた指導方法」(あえて擬音や声かけを交えながら、基本的な動作を具体的にわかりやすく指導していく方法)を参加された教員の皆さんに理解していただき、午後は実際に、誰でも楽しむことができる易しいゲーム形式の授業の実践体験をしてもらいました。
参加された小学校教員の皆さんに「ルールの解説、声かけ、安全管理、運動量確保の工夫」など、実際に体験することで、授業のポイントを提供することができたのではないかと考えております。
最後に、今回の機会を提供いただきました宮崎県教育委員会の関係者の皆様を始め、ご協力いただきました宮崎県ソフトボール協会の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。また、参加された先生方におかれましても、平日のお忙しい日程にもかかわらずご参加いただき、長時間の研究会ではありましたが、本当に「熱心に学ぶ眼差し」で接していただきましたことを改めて感謝申し上げます。
今後、研究会の回を重ねるごとに、より良い内容とすることができるよう努力してまいります。
公益財団法人 日本ソフトボール協会
学校体育推進委員会
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