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ルネサス高崎が開幕「11」連勝!
無敗で前半戦を折り返す
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初の決勝トーナメント進出を狙うデンソーが、好調を維持!
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王者・豊田自動織機は、前半戦まさかの4敗目……
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昨年、リーグ準優勝のレオパレス21が巻き返しを図る
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開幕からいまだ勝ち星のない日立マクセル
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北京五輪日本代表選手をはじめ、
ファンの注目度も日々高まっている
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さらなる盛り上がりが予想される、後半戦に注目!
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ルネサス高崎、開幕11連勝!
無敗のまま前半戦を折り返す
第41回日本女子ソフトボール1部リーグ第5節が、5月24日(土)〜26日(月)の3日間(東京大会が雨のため1日順延)、愛知県刈谷市・富山県上市町・東京都江戸川区において開催され、ルネサス高崎が開幕からの連勝を「11」に伸ばし、単独首位の座をキープ。無傷の11連勝で前半戦を折り返した。
前節まで9戦全勝で首位に立っていたルネサス高崎は、富山県上市町で開催された富山大会に登場。初日のシオノギ製薬戦に、三科真澄の本塁打などで得点を重ね、4−0で勝利を収めると、2日目の佐川急便戦でも、ここまで全試合に先発・登板している「世界一の投手」上野由岐子が、気迫溢れるピッチングで佐川打線を寄せつけず、1−0の完封勝利。その勢いは衰えることを知らず、前半戦無傷の開幕11連勝を飾った。
ルネサス高崎を星一つの差で追いかける日立ソフトウェアも、同じく富山大会に登場。初日の佐川急便戦では、北京五輪日本代表・馬渕智子の本塁打、西山麗の三塁打など自慢の強力打線が爆発し、7−1と圧勝。2日目のシオノギ製薬戦も、昨年、新人賞を獲得した瀬川絵美の力投で、4−0の完封勝利を収め、通算成績を10勝1敗まで伸ばした。
愛知県刈谷市で開催された刈谷大会では、今シーズンここまで7勝2敗と好調を維持するデンソーが、今節も着実に星を伸ばし、2連勝。初日の日立マクセル戦では、序盤に先制点を奪われ、劣勢に立たされながらも、東美幸のソロ本塁打、クリスティン・バトラーのツーランなど「一発攻勢」で3−2の鮮やかな逆転勝利。2日目の豊田自動織機との“刈谷ダービー”では、北京五輪日本代表の染谷美佳が、度重なるピンチを粘り強く凌ぎ、1−0の完封勝利を収め、通算成績9勝2敗で3位につけ、前半戦を折り返した。
また、前節痛い連敗を喫した王者・豊田自動織機は、初日の戸田中央総合病院戦に6−1で勝利を収めたものの、2日目のデンソー戦に0−1で破れ、前半戦まさかの4敗目。リーグ序盤は開幕5連勝を飾り、投打ともに盤石の戦いぶりを見せていただけに、後半戦に向けてもう一度チームの立て直しを図りたいところだ。
東京都江戸川区で開催された東京大会では、開幕から星を伸ばせず、出遅れていたレオパレス21がHondaを1−0、太陽誘電を2−1で下し、2連勝。後半戦に向けて、もう星を落とせない状況から、チーム一丸となった“意地”の戦いぶりで星を伸ばし始めた。オーストラリア代表バッテリーのメラニー・ローチ、ナタリー・ティッカムをはじめ、北京五輪日本代表・佐藤理恵らの、勝負強い打者を揃えているだけに、今後本来の力を発揮してくれば、後半戦、決勝トーナメント進出を賭けた戦いのカギを握るチームとなりそうだ。
一方、小林良美監督のもと2年ぶりに1部リーグに復帰した日立マクセルは、開幕からいまだ勝ち星なく、11連敗。後半戦からは、中国代表投手の呂偉が「新戦力」として加わるだけに、巻き返しを期待したいところだ。
4月に開幕した日本女子ソフトボール1部リーグも前半戦を終了。「世界一の投手」上野由岐子を擁するルネサス高崎の連勝はどこまで続くのか。好調・日立ソフトウェア、初の決勝トーナメント進出を狙うデンソー、巻き返しを図る王者・豊田自動織機の戦いぶりなど、後半戦も全12チームのさらなる“熱戦”に注目が集まる。
第5節全チームの勝敗は下記の通りで、第6節は、9月6日(土)・7日(日)の2日間、愛知県安城市・福井県福井市・北海道石狩市において開催される。
1位 |
ルネサス高崎 |
11勝0敗 |
2位 |
日立ソフトウェア |
10勝1敗 |
3位 |
デンソー |
9勝2敗 |
4位 |
豊田自動織機 |
7勝4敗 |
〃 |
トヨタ自動車 |
7勝4敗 |
6位 |
レオパレス21 |
6勝5敗 |
7位 |
太陽誘電 |
5勝6敗 |
8位 |
佐川急便 |
4勝7敗 |
9位 |
戸田中央総合病院 |
3勝8敗 |
10位 |
Honda |
2勝9敗 |
〃 |
シオノギ製薬 |
2勝9敗 |
12位 |
日立マクセル |
0勝11敗 |
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