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徐々に調子を上げ、単独4位となったレオパレス21
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レオパレスとの直接対決に敗れ、
苦しい立場となった豊田自動織機
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開幕からの連勝は14でストップしたが、
首位の座は守ったルネサス高崎
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戸田中央総合病院は内田千恵美の一発で
日立ソフトウェアに快勝!
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ルネサス高崎を1安打完封した
日立ソフトウェア・藤原麻起子
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デンソーは染谷美佳の力投で
11勝目を挙げ、3位の座をキープ
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ルネサス高崎、今シーズン初黒星!
14連勝でストップも首位の座は堅持!!
第41回日本女子ソフトボール1部リーグ第7節が、9月13日(土)・14日(日)の両日、宮崎県宮崎市・岡山県岡山市・京都府京都市の3会場で開催された。
宮崎県宮崎市・生目の杜運動公園アイビースタジアムで開催された宮崎大会では、決勝トーナメント進出をめざし、激しく争う豊田自動織機とレオパレス21の直接対決が組まれ、延長9回タイブレーカーにもつれ込む「死闘」となったが、レオパレス21が6−5のサヨナラ勝ち。今節連勝で通算成績を10勝5敗まで伸ばし、前節まで同率4位で並んでいた豊田自動織機との直接対決を制したことで、単独4位に浮上。決勝トーナメント進出へ向け、一歩リードを奪った。
岡山県岡山市・岡山県営球場で開催された岡山大会には、開幕13連勝と快進撃を続ける首位のルネサス高崎と、12勝1敗とわずか星一つの差で追いかける日立ソフトウェアが登場。ルネサス高崎は開幕からの13試合すべてに登板し、13戦全勝という「世界一の投手」上野由岐子が初日のトヨタ自動車戦も先発。苦しみながらも2−1の完投勝利を収め、自身の昨年からの連勝記録を「19」に伸ばし、チームの連勝記録もリーグ記録に並ぶ「21」に伸ばした。一方、星一つの差で追う日立ソフトウェアは戸田中央総合病院と対戦。内田千恵美のツーランで先制を許し、堤千佳子の力投の前に自慢の「強力打線」が沈黙。0−2の完封負けで痛い星を落とした。
大会2日目、ルネサス高崎と日立ソフトウェアが激突。ともに金メダルを勝ち取った日本代表選手を多数擁する両チームが、今度は「敵」として、「リーグ優勝を争うライバル」として対戦するという「注目の一戦」となった。ルネサス高崎は、開幕から15試合連続の先発となるエース・上野由岐子を投入。この「世界一の投手」から、日本代表ではチームメイトであり、キャプテンを務めた山田恵里が「意地」の決勝のタイムリーを放ち、1−0で日立ソフトウェアが勝利。ルネサス高崎の独走に「待った」をかけ、満員の観客を大いに沸かせた。
京都府京都市・西京極野球場で開催された京都大会には、前節まで10勝3敗と好調で初の決勝トーナメント進出をめざすデンソーが登場。初日の日立マクセル戦には日本代表・染谷美佳の好投で1−0の完封勝利を挙げたものの、太陽誘電に1−3の逆転負け。通算11勝4敗で3位の座をキープしてはいるが、上位進出の常連・レオパレス21が調子を上げ、過去一度も決勝トーナメント進出を逃したことのない豊田自動織機が虎視眈々と「4強入り」を狙い、昨年4位の太陽誘電、久々の決勝トーナメント進出を狙うトヨタ自動車が8勝7敗で追走しているだけに、上位争いはまだまだもつれそうな気配だ。
第7節終了時の全チームの成績は下記の通りで、第8節は10月11日(土)〜13日(月)の3日間、熊本県八代市・愛知県刈谷市・群馬県高崎市において開催される。
1位 |
ルネサス高崎 |
14勝1敗 |
2位 |
日立ソフトウェア |
13勝2敗 |
3位 |
デンソー |
11勝4敗 |
4位 |
レオパレス21 |
10勝5敗 |
5位 |
豊田自動織機 |
9勝6敗 |
6位 |
太陽誘電 |
8勝7敗 |
〃 |
トヨタ自動車 |
8勝7敗 |
8位 |
佐川急便 |
6勝9敗 |
9位 |
戸田中央総合病院 |
4勝11敗 |
10位 |
シオノギ製薬 |
3勝12敗 |
〃 |
Honda |
3勝12敗 |
12位 |
日立マクセル |
1勝14敗 |
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