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第41回日本女子リーグ開幕記者発表がおこなわれた
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記者発表冒頭、挨拶に立つ山崎拓会長
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各チームのキャプテンはじめ、多くのチーム関係者が出席
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「チーム一丸となり、3連覇をねらう」と
力強く今シーズンの抱負を語った
豊田自動織機・小森由香主将
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オリンピックイヤーを迎え、注目度も高まる!
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記者発表後には、チーム関係者と報道関係者を
交えた懇談会もおこなわれた
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第41回日本女子ソフトボールリーグ開幕記者発表が、4月7日(月)東京都渋谷区・岸記念体育会館において開催され、日本女子ソフトボールリーグ・1部12チームの監督、キャプテン、日本女子ソフトボールリーグ機構役員に加え、多くの報道関係者が出席した。
記者発表では、まず日本女子ソフトボールリーグ機構・山崎拓会長(財団法人日本ソフトボール協会会長)が、「日本女子ソフトボールリーグは、昨年より、より多くの方々にこの“日本トップレベル”の戦いを観ていただきたく、開催地を30会場に増やし、リーグ戦を開催してまいりました。その結果、前年度より延べ8000人近く増え、8万人という多くの方々にリーグ戦を観戦していただくことができました。今シーズンも昨年と同様、全国30会場にて熱戦を繰り広げてまいります」と、これまでのリーグの運営経過を述べ、「今シーズン、注目していただきたいのは、過去最多となる13名の海外からの移籍選手と、高校・大学で輝かしい成績を残した51名の国内新人選手が、新たに登録されたことです。特に海外からの移籍選手は、アメリカ、オーストラリア、中国の選手たちで、それぞれの国で代表選手であったり、プロリーグで活躍していた選手であったりと、今シーズンのリーグ戦をさらに白熱したものにしてくれると思っているところであります」と挨拶した。
次に、日本女子ソフトボールリーグ機構・笹田嘉雄常務理事(財団法人日本ソフトボール協会常務理事/リーグ委員長)が、平成20年度のリーグ運営の詳細を説明。「昨年から“ソフトボールの普及”をねらいとして会場を30会場に増やしましたが、一昨年より観客数が大幅に増え、約8万人の方に会場へ足を運んでいただくことができました。観客数が増えた要因としては、試合数を1日2試合とし、試合数が減った時間を利用して、サイン会や、小中高生を対象としたクリニック等を実施し、選手たちと多くふれあう機会を作れたことが大きな要因であったと考えており、今年も各会場でさまざまなイベントを計画し、会場へ足を運んでいただいた方々にこれまで以上に楽しんでいただきたいと考えております」と、リーグ運営方法が示された資料をもとに説明された。
続いて、各チームのキャプテンが今シーズンの抱負を力強く語り、リーグ3連覇をねらう豊田自動織機・小森由香主将をはじめ、それぞれのチームが「目標は優勝!」「つねにワンランク上をめざして!」と並々ならぬ決意表明。また、「昨年は全国各地で試合をおこなったが、たくさんの方々の暖かい声援を受け、本当に励まされた。今年も全力プレイを心がけ、チーム一丸となった戦いで会場に足を運んでくださる方々に“夢”と“感動”をあたえたい」と、日頃から支えてくれているソフトボール関係者、ソフトボールファンのために、「今年もさらにリーグ全体を盛り上げていきたい」といった強い決意も述べられた。
記者発表終了後には、チーム関係者と報道関係者を交えて懇談会が催され、和やかな雰囲気のもと、各チームの監督や選手たちを中心に個別取材が続けられた。
昭和43年に第1回のリーグをスタートさせ、今年で第41回目を数える日本女子ソフトボールリーグ。オリンピックイヤーを迎え、ますますその熱は高まっていくことだろう。激動のシーズンを制し、その栄冠をつかみとるのは……。旋風を巻き起こすニューヒロインの誕生は……。リーグ開幕が待ち遠しい!
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