アメリカは4回表、この回先頭の1番・ロウがセンター前ヒット。パスボールで二塁へ進み、2番・ワトリーもセンター前ヒットで一・三塁とした後、3番・メンドーサがセンター前へタイムリー。アメリカが1点を先制した。
1点を追う日本は6回裏、8番・狩野の死球、2番・内藤の四球などで二死一・三塁の反撃機を作り、3番・山田の2球目に一塁走者が盗塁。ここで捕手のヌーブマンが三塁走者・狩野の離塁につられ、三塁へ送球したが、これが悪送球となり、日本が同点に追いついた。
試合は1−1の同点のまま、延長タイブレーカーへともつれ込み、ともにリリーフしたオスターマン、坂井両投手が力投。8回・9回と得点を許さず、10回に1点ずつを取り合い、迎えた11回表、アメリカは1番・ロウのセカンドゴロの間にタイブレーカーの走者が三塁へ進み、2番・ワトリーがセンター前に勝ち越しのタイムリー。その裏の日本の反撃をエース・オスターマンが無得点に抑え、2年連続4度目の優勝を飾った。
日本は8回裏、9回裏の一死三塁、10回裏の無死満塁と一打サヨナラのチャンスを何度も迎えながら攻め切れず、またしても準優勝に終わった。 |
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日本はエース・上野を先発に立て必勝を期した
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4回表、アメリカがメンドーサーのタイムリーで先制
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6回裏、日本が相手守備の乱れにつけこみ同点に追いついた
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同点のまま延長タイブレーカーへ。一進一退の攻防が続く
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延長11回表、アメリカ・ワトリーが決勝タイムリーを放つ
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延長11回の死闘を制し、アメリカが優勝! |
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