女子U19日本代表
 圧倒的な強さでアジアを制す!
 世界選手権出場権獲得!!


 (2009.12.17)

 去る12月13日(日)〜16日(水)、マレーシア・クアラルンプールで開催された「第4回アジア女子ジュニアソフトボール選手権大会(兼第9回世界女子ジュニアソフトボール選手権大会アジア地区予選)」に出場していた女子U19日本代表(代表選手名簿はこちらは、圧倒的な強さで優勝を飾り、2011年に南アフリカで開催が予定されている「第9回世界女子ジュニアソフトボール選手権大会」への出場権を手にした。

 大会には、日本をはじめ中国、台湾、韓国、タイ、インド、イラン、シンガポール、インドネシアの9カ国が参加。これをPOOL・A(日本、中国、タイ、インド、イラン)、POOL・B(台湾、韓国、シンガポール、インドネシア)の2つのPOOLに振り分け、各POOLでシングルラウンドロビン(1回戦総当たり)の予選リーグを実施。各POOLの上位4チームが、ページシステム(敗者復活戦を含む)で行われる決勝トーナメントに駒を進める試合方式で行われた。

 女子U19日本代表は、大会第1日、まずインドを20−0の3回コールドで下すと、続く中国戦は11−0の4回コールド勝ち。大会第2日には、タイに26−0、イランに15−0と2試合連続の3回コールド勝ち。予選リーグを4戦全勝、4試合すべてコールド勝ちで無失点という、まさに「完璧」な試合運びで他チームを寄せつけず、POOL・A1位で決勝トーナメント進出を決めた。予選リーグ星取表・決勝トーナメント試合結果はこちら

 大会第3日、この日から決勝トーナメントに入り、まずPOOL・B2位の韓国と対戦。江口未来子(デンソー)、谷口敏子(レオパレス21)のホームランなどで13−0の4回コールド勝ちを収めると、決勝進出をかけ、POOL・B1位の台湾を破って勝ち上がったPOOL・A2位の中国と対戦。先発・山根佐由里(レオパレス21)が今大会初失点し、予選リーグから続いていたコールド勝ちも5試合連続でストップしたが、危なげのない試合運びで5−2と快勝し、すんなり決勝進出を決めた。
 決勝では、敗者復活戦を勝ち上がった台湾と対戦。藤田倭(太陽誘電)の2本のホームランをはじめ、江口未来子(デンソー)、谷口敏子(レオパレス21)にも「一発」が飛び出し、効果的な一発攻勢で13得点と打線が爆発。この大量リードを背に、山根佐由里(レオパレス21)が余裕のピッチング。台湾打線に得点を許さず、完封で優勝に花を添えた。

 女子U19日本代表は、山根佐由里、松村綾菜(ともにレオパレス21)の「両輪」が投手陣を支え、大会通算4本塁打を放った藤田倭(太陽誘電)、本塁打3本、二塁打2本と打ちまくった谷口敏子(レオパレス21)、本塁打2本、三塁打2本、二塁打3本と当たりに当たっていた江口未来子(デンソー)ら、日本リーグ勢が期待通りチームを引っ張り、そこに「若い力」が絡み、予選リーグ・決勝トーナメントを通じて7戦全勝。無敗のまま、頂点に登り詰め、「完全優勝」で2大会連続3度目の優勝を決めた。
 圧倒的な強さでアジアを制し、2011年に南アフリカで開催が予定されている「第9回世界女子ジュニアソフトボール選手権大会」の出場権を獲得した女子U19日本代表。来るべき本大会での「 世界一の座奪回」へ向け、確かな手応えをつかみ、ハッキリとその視界が開けてきた。

女子U19日本代表が2大会連続3度目の優勝!

どの試合も全力で! 完璧な試合運びを見せた

予選リーグ・決勝トーナメントを通じて7
試合中6試合が コールド勝ちと
圧倒的な強さで「完全優勝」を飾った

マレーシアの地で「日本のソフトボール」を
展開し、「ソフトボールの魅力」をアピール

アジアを制し、次は「世界一の座奪回」へ!