北京オリンピック大会 女子日本代表チーム
 「平成20年度JOCスポーツ賞」最優秀賞を受賞!

(2009.6.19) 


平成20年度 JOCスポーツ賞の表彰式が行われた
(Photo:アフロスポーツ)

JOCスポーツ賞・最優秀賞を受賞し、表彰を受ける
北京オリンピック女子日本代表チーム
(Photo:アフロスポーツ)

1996年、アトランタオリンピックでは4位

2000年、シドニーオリンピックでは銀メダル獲得!

2004年、アテネオリンピックでは銅メダルを獲得

昨年の北京オリンピックでは
悲願の金メダル獲得をはたした。
チーム競技では32年ぶりの金メダル獲得が高く評価された

 去る6月14日(日)、JOC(日本オリンピック委員会)は、6月23日のオリンピックデーを記念し、東京・渋谷のNHKホールで「オリンピックデー記念式典」を行い、その席上で、北京オリンピック大会 女子日本代表チームが、平成20年度JOCスポーツ賞「年度賞」最優秀賞を受賞。その表彰が行われた。平成20年度JOCスポーツ賞 受賞者一覧はこちら

 この「オリンピックデー記念式典」は、近代オリンピックの復興とIOC(国際オリンピック委員会)の創設が決議された1894年6月23日を記念し、IOCが定める「オリンピックデー」(6月23日)に、各NOC(世界各国・地域のオリンピック委員会)が、この日に合わせてオリンピックの基本精神であるオリンピック・ムーブメントの普及と啓発のための記念式典や行事を開催するもので、日本では毎年、JOCがオリンピックコンサートを開催し、これに合わせて「オリンピックデー記念式典」を行っている。

 式典の冒頭では、2016年東京オリンピック・パラリンピック招致のためのプレゼンテーションのためスイス・ジュネーブへ出かけて不在のJOC・竹田恒和会長に代わり、福田富昭副会長が挨拶に立ち、「スポーツを通じて世界平和に寄与するというオリンピック・ムーブメントの意義を再確認し、10月2日に『最終決戦』となる2016年東京オリンピック・パラリンピックに向けて一致団結し、広く支援をお願いしたい」と協力を要請。2016年東京オリンピック・パラリンピック招致へかける並々ならぬ思いを語り、一致団結を呼びかけた。

 続いて、昨年度活躍した選手を表彰する「平成20年度JOCスポーツ賞」の表彰式か行われ、福田副会長より、ソフトボール北京オリンピック日本代表チームの斎藤春香ヘッドコーチ(日立ソフトウェア)、江本奈穂選手(豊田自動織機)、 坂井寛子選手(太陽誘電)、染谷美佳選手(デンソー)、伊藤幸子選手(トヨタ自動車)、佐藤理恵選手(北京オリンピック出場時・レオパレス21/現・東京女子体育大)、藤本索子選手(レオパレス21)、西山 麗選手(日立ソフトウェア)、廣瀬 芽選手(太陽誘電)、狩野亜由美選手(豊田自動織機)、馬渕智子選手(日立ソフトウェア)、山田恵里選手(日立ソフトウェア)が「最優秀賞」の表彰を受けた(ルネサステクノロジ高崎事業所の上野由岐子、三科真澄、乾 絵美、峰 幸代の4選手は強化試合のため欠席)。
 これは、オリンピックでのチーム競技としては32年ぶりとなる金メダル獲得が高く評価されたもので、水泳で2大会連続の2冠(競泳男子100m平泳ぎ、同200m平泳ぎで2大会連続の金メダルを獲得)の北島康介選手(日本コカ・コーラ)を抑え、最優秀賞受賞という『快挙』となった。

 さらに、この日来場した柔道の谷本歩実選手(優秀賞)、アーチェリーの圖師未希絵選手(新人賞)、レスリング北京オリンピック女子チームの吉田沙保里選手・浜口京子選手(特別功労賞)、フェンシングの太田雄貴選手(特別功労賞)、陸上競技北京オリンピック男子4×100mリレーチームの塚原直貴選手・末續慎吾選手・高平慎士選手・朝原宣治選手(特別功労賞)、水泳・競泳の北島康介選手(特別栄誉賞)、(財)日本水泳連盟の佐野和夫会長(特別貢献賞)に賞状とトロフィー、記念品が授与され、ともにあの北京での激闘の日々を振り返り、喜びを新たにしていた。