大会情報/競技部門
クラブチームとは、「同一都道府県内に居住、または勤務(通学)する18歳以上(当該年度4月1日現在)によって編成されたチーム」(ただし、実業団チームと見間違うような名称を使用してはならない)と、(公財)日本ソフトボール協会・チーム登録規程で定められている。
クラブ男子の全国大会は、毎年7月中旬~下旬にかけて開催される「全日本クラブ男子選手権大会」があり、全国各都道府県・各地区予選を勝ち抜いた精鋭32チームによって覇が競われる。
この「全日本クラブ男子選手権大会」の創設は1980年。今年で38回目の開催となるが、記念すべき第1回大会を闘犬センター(高知)が制し、その後「世界のエース」西村信紀を擁して4連覇を含む大会最多となる7回の優勝。それに「真っ向勝負」を挑んだ山梨クラブ(山梨)の「エース」北義男も三度「頂点」に立つ。左腕・天野充敏を「エース」とするUSC浦安(千葉)は1996年の第17回大会から3連覇。そのUSC浦安(千葉)との「同時優勝」からバトンを引き継いだかのように、2002年の第23回大会までコザスポーツレジャーランド(沖縄)が5連覇の偉業を達成。そのコザスポーツレジャーランド(沖縄)には、抜群の切れ味を誇るライズボールを武器とした宮平永義がおり、好投手を輩出した大会でもあった。
その後も、2005年の第26回大会~2008年の第29回大会まで4連覇を達成した大阪グローバルには、クレバーなサウスポー・照井賢吾(現・高崎市役所)が君臨し、近年は日本リーグ勢が優勝争いを演じる等、非常にハイレベルな大会となっている。
2013