大会情報/競技部門
高校男子の全国大会は、春の「全国高校男子選抜大会」と夏の「インターハイ」(全国高校総体/全日本高校男子選手権大会)がある。
春の「全国高校男子選抜大会」は、1983年に創設された大会で、毎年3月に開催され、第1回大会から第12回大会までが神奈川県横浜市で、第13回大会から第17回大会まで神奈川県伊勢原市で開催されていた。その後、九州で3回(福岡県福岡市、宮崎県宮崎市、沖縄県嘉手納町・読谷村)、静岡で3回(大東町1回、富士宮市2年連続)、兵庫県加古川市での開催を挟み、昨年まで「スポーツ拠点事業」として静岡県富士宮市が10年連続で開催。同一会場で連続して開催されてきた歴史を持つ大会である。
この大会では、2012年の第30回大会から2015年の第33回大会まで大村工業高(長崎)が大会4連覇の偉業を成し遂げ、優勝回数も6回とトップに立っている。
例年7月末~8月初旬に開催されるインターハイ(高校総体/全日本高校男子選手権大会)は、高校生にとって“最高の舞台”であり、灼熱の太陽のもと、汗と涙のドラマが刻まれてきた。
1966年に創設され、今年で52回目を数えるこの大会では、名門・岡豊高(高知)が7回の優勝を誇り、最多優勝。それに優勝5回の“関東の雄”新島学園高(群馬)が続く。また、夏のインターハイの「連覇」は難しく、1983年の第18回大会、1984年の第19回大会の高知学芸高(高知)、1996年の第31回大会、1997年の第32回大会の多度津工業高(現・多度津高/香川)、2001年の第36回大会、2002年の第37回大会の岡豊高(高知)の3回しか成し遂げられておらず、「3連覇」を達成したチームは未だ出現していない。
2014