サードゴロで一死とした後、２番打者のセンター前に落ちるかと思われた打球をセカンド・瀬村太郎がスライディングキャッチ。地面すれすれでつかみ捕るスーパープレーで二死となり、次打者をキャッチャーファウルフライに打ち取り、スリーアウト。「日本らしく」好守で流れを作り、先発・松田光を盛り立てる。

センターフライ、空振り三振、サードゴロで三者凡退。無得点。

空振り三振、レフトフライ、見逃し三振で三者凡退。先発・松田光がニュージーランド打線を３回まで一人の走者も許さぬ「パーフェクト」に抑える好投！

見逃し三振で一死とした後、２番打者に死球を与えてしまい、「パーフェクト」が途切れ、この試合初めての走者を出すと、続く３番打者に三遊間を破る初安打を浴び、「ノーヒット・ノーラン」もなくなり、一死一・二塁のピンチを招いたが、後続をセンターライナー、空振り三振に打ち取り、スリーアウト。得点を許さず、無失点でピンチを脱した。

一死から７番打者の三遊間への打球にショート・宇根良祐が追いついたものの、ジャッグルしてしまい、一塁送球が間に合わず（記録は内野安打）出塁を許すと、二死後、９番打者を四球で歩かせてしまい、二死一・二塁。ここで日本人ベンチが動き、好投の先発・松田光に代わって、「日本最速」岡﨑建斗を投入。しかし……結果的にこの投手交代が裏目となり、代わった岡﨑建斗が１番打者、２番打者に連続タイムリーを浴び、１－２と逆転を許す。

この回先頭の４番打者をショート内野安打で出塁を許すと、次打者の送りバントで一死二塁とされ、６番打者にレフトスタンドへ特大のツーランホームランを浴び、２失点。続く７番打者にもレフトポール際へ運ぶ一発を浴び、さらに１点を失い、この回「ダメ押し」となる３失点で勝負は決した。