大会情報/生涯部門
実年とは、(公財)日本ソフトボール協会・チーム登録規程で「同一都道府県内に居住又は勤務する50歳以上(当該年度4月1日現在)の男子によって編成されたチーム」と定められている。
この「実年」も生涯種別であり、生涯種別の試合・大会はゴムボールを使用して行われる。
実年の全国大会は、現在「全日本実年大会」が開催されており、各都道府県予選を勝ち抜いた48チーム(開催地は2チーム出場)が一堂に会し、例年9月中旬~下旬に開催されている。
この大会は、1992年に創設された大会で、今年で28回目の開催となる。
大会結果をみると、1999年の第8回大会~2000年の第9回大会で、三菱重工名古屋実年(愛知)が大会初の「連覇」を達成。その後は、加ト吉クラブ実年(香川)が2003年の第12回大会~2004年の第13回大会、吉勝重建実年(福井)が2010年の第19回大会~2011年の第20回大会で、三友クラブ(熊本)が2013年の第22回大会~2014年の第23回大会で同じく「連覇」を成し遂げているが、3連覇を成し遂げたチームは未だ出現していない。
また、2013年の第22回大会で優勝した三友クラブ(熊本)の「エース」安武雄二は、同年の「第27回全日本シニア大会」(59歳以上のカテゴリー)にK・Sクラブ(熊本)の「エース」として出場し、実年・シニアの両大会を制覇するという「偉業」も成し遂げている。
2019