大会情報/生涯部門
ハイシニアとは、(公財)日本ソフトボール協会・チーム登録規程で「同一都道府県内に居住又は勤務する68歳以上(当該年度4月1日現在)の男子によって編成されたチーム」と定められている。男性の生涯種別の最上級(最高齢)のカテゴリーであり、2016年まで、「65歳以上」であった年齢制限を引き上げ、2021年に「68歳以上」にまで引き上げられた。
これは、平均寿命・健康寿命の延伸に伴うもので、従前の「65歳以上」では年齢を重ねた選手たちの出場機会がどうしても少なくなってしまうことから、このような措置がとられることになった。
この「ハイシニア」も生涯種別であり、生涯種別の試合・大会はゴムボールを使用して行われる。
ハイシニアの全国大会は、現在「全日本ハイシニア大会」が開催されており、各都道府県予選を勝ち抜いた48チーム(開催地は2チーム出場)が一堂に会し、例年10月中旬~下旬に開催されている。
この大会は、2006年に創設された大会で、壮年・実年・シニアと出場してきた選手たちが、徐々に年齢を重ね、さらに「上」のカテゴリーを求める声に応えて創設された大会である。平均寿命・健康寿命の延びた今日では、「古稀大会」(70歳以上)の大会の創設を求める声もあり、すでに「スーパーシニア」等と銘打って「ハイシニア」より上のカテゴリーで大会を実施している地区もある。
大会結果をみると、2006年の第1回大会から2011年の第6回大会まで毎年優勝チームが変わっていたが、2012年の第7回大会から清水九十九クラブゴールド(静岡)が大会3連覇を達成。2015年の第10回大会は四日市ハイシニア(三重)が優勝を飾り、2016年の第11回大会では、この「両雄」が決勝で激突。四日市ハイシニア(三重)が清水九十九クラブゴールド(静岡)を5-2で破り、「連覇」を成し遂げた。
2022