男子U19
男子U19日本代表は、1981年の第1回大会で男女アベック優勝を飾り、1989年の第3回大会、1993年の第4回大会で3位。2001年の第6回大会では、高橋流星(現・日本体育大女子ソフトボール部監督)、中島幸紀(現・大阪桃次郎、2004年第11回世界選手権・2013年第13回世界選手権日本代表)、小田澤直紀(現・高崎市役所)らを擁し、決勝進出。「連覇」を狙うオーストラリアをあと一歩のところまで追い詰めたが、現在、西日本リーグ・ダイワアクトで活躍する「大型左腕」アンドリュー・カークパトリックを最後まで攻略できず、惜しくも優勝を逃した。
続く2005年の第7回大会でも、現在男子TOP日本代表に名を連ねる高橋速水(現・高知パシフィックウェーブ)、澤田優生(現・大阪桃次郎)らを主力するとするチームで再び決勝進出を果たしたが、後にMAX135km/hの球速を記録し、「世界最速」の名をほしいままにするアダム・フォーカードを擁するオーストラリアに敗れ、2大会連続の準優勝。
2008年の第8回大会では、後に早稲田大ソフトボール部から北海道日本ハムファイターズにドラフト指名され、話題をさらうことになる大嶋匠を「不動の4番」に据えたチームで挑んだが3位に終わり、2012年の第9回大会、2014年の第10回大会は、日本人として「初」の球速130km/hを記録することになる岡﨑建斗が「チームの大黒柱」となり、投打に大活躍。2012年の第9回大会では、オーストラリアの大会5連覇を阻止したものの、決勝でホスト国・アルゼンチンに敗れ、準優勝。2014年の第10回大会でも「連覇」を果たしたアルゼンチンに行く手を阻まれ、3位に終わった。
第1回大会で「世界の頂点」に立って以来、「あと一歩」のところで優勝を逃していた日本だが、2016年の第11回大会では、MAX125km/h超の小山玲央(佐世保西高→日本体育大)、長井風雅(御調高→ホンダエンジニアリング)の高校生コンビ(当時)の大活躍で35年ぶりとなる「世界一」に輝き、王座返り咲きを果たした。
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