大会に先立ち、「メディアカンファレンス」が実施された

参加全16チームのヘッドコーチ（監督）、キャプテンが一堂に会し、
この日、開幕を迎える大会への意気込みを語った

午後１時から実施された「テクニカルミーティング」（代表者会議）
佐藤至貞団長、佐藤洋介ヘッドコーチが出席した

「テクニカルミーティング」と並行し、「バット検査」も実施。
大会で使用するバットすべてを検査し、使用可否を決定

夕方６時30分から開催された「オープニングセレモニー」
配車ミスで日本、中国がホテルに取り残されるハプニングも…

日本から笹島綾花国際審判員（東京都協会）が大会に
派遣されている（写真／右から５人目が笹島審判員）

大会がいよいよ開幕！　「若き日本代表」の戦いに注目！！

　８月10日（土）、「第13回女子Ｕ19ワールドカップ」（大会公式サイトはこちら。大会概要・出場選手・スタッフ・大会スケジュールはこちら）がアメリカ・カリフォルニア州アーバインで開幕！　この日は参加全16チームのヘッドコーチ（監督）、キャプテンが出席して実施された「メディアカンファレンス」にはじまり、団長、ヘッドコーチが出席した「テクニカルミーティング」、夕方からの「オープニングセレモニー」等が催され、「オープニングゲーム」として、「オープニングラウンド・グループＡ」のホスト国・アメリカとメキシコの一戦と「オープニングラウンド・グループＣ」のプエルトリコとブラジルの一戦が行われ、大会が開幕！　熱戦の火蓋が切られた。

　午前11時から行われた「メディアカンファレンス」には、女子ＧＥＭ３（Ｕ19）日本代表チームを代表し、佐藤洋介ヘッドコーチと「キャプテン」の白石千晴選手が出席。参加全16チームのヘッドコーチ（監督）、キャプテンが一堂に会し、本大会へ向けた意気込み等を語った。

　午後１時から実施された「テクニカルミーティング」には、佐藤至貞団長と佐藤洋介ヘッドコーチが出席。参加全選手のパスポートチェック（国籍、大会参加に上限年齢があるため、生年月日の確認）、プレーイングルール、大会運営上の諸注意等が入念に確認され、Ａ・Ｂ・Ｃ・Ｄ４グループに分かれて実施される「オープニングラウンド」全試合のホーム・ビジター（先攻・後攻／ホームチームが後攻）を決定した資料が配布された。
　また、並行して大会で使用するバット検査（ＷＢＳＣ／世界野球ソフトボール連盟が使用を認可した「バットリスト」に登録・掲載されているバットであるかどうか、バットの反発係数が基準値以内か、変形・異常がないか等を一本一本検査する）が実施され、各チームが使用を予定しているすべてのバットが検査され、使用を認められたバットには「検査済み」であり、使用が認められた「証」としてシールが貼付され、そのシールのないバットは「いかなる理由があれ、本大会では使用することができない」ことを改めて確認。日本チームのバットはすべて無事に検査を通過し、本大会での使用を認める「シール」が貼付された。

　夕方６時30分から開催された「オープニングセレモニー」では「前代未聞」の大ハプニングが発生。参加選手・チームが移動に使用するバスの配車がうまくいかず、日本と中国が宿泊先のホテルに取り残され、「オープニングセレモニー」の開始時間に間に合わないという事態に……。すべてのチームが入場行進を終え、詰めかけた観客が待ち受ける中、日本・中国両チームが１時間近く遅れて到着。慌てて両チームが入場すると、期せずして待ちかねた観客から万雷の拍手が贈られ、「オープニングセレモニー」がスタートした。

　「オープニングセレモニー」終了後、実施された「オープニングゲーム」は、「オープニングラウンド・グループＡ」はホスト国・アメリカがメキシコを圧倒。投げてはノーヒット・12三振を奪い、相手打線を沈黙させ、打っては長打５本を含む13安打の猛攻。堂々の「横綱相撲」で15－０の４回得点差コールド（３回15点、４回10点、５回以降７点以上の得点差が生じた場合は得点差コールドゲームを適用）で大勝し、大会最多優勝回数となる７回目、史上初となる「３連覇」の偉業達成へ向け、好スタートを切った。
　一方の「オープニングラウンド・グループＣ」のプエルトリコ対ブラジルは、４回まで両チーム無得点で進んだものの、終盤、プエルトリコ打線が爆発！　２本塁打を含む11安打で５回表に３点、６回表に５点を奪い、８－０で６回得点差コールド勝ち。こちらも幸先の良いスタートを切った。

　「オープニングラウンド・グループＢ」の日本（女子ＧＥＭ３（Ｕ19）日本代表）は、明日（11日／日）、午前10時からフィールド３の第２試合で南アフリカと対戦（ライブ配信はこちら）。続いて、午後３時からメインスタジアムの第４試合でオーストラリアと対戦する（ライブ配信はこちら）ダブルヘッダーのスケジュールが組まれている。

　３大会ぶり６度目の「世界一」へ……「若き日本代表」の戦いがはじまる！

第13回女子Ｕ19ワールドカップ　選手団・スタッフ名簿

選手

No.	守備	氏名	所属	選手情報
1	投手	後藤　希友	トヨタ自動車
2	〃	坂本　実桜	日立
3	〃	新宮　怜美	京都西山高等学校
4	〃	山下　千世	浜松市立高等学校
5	捕手	大越　玲那	日立
6	〃	炭谷　遥香	日立
7	野手	今村　あこ	デンソー
8	〃	笠原　朱里	千葉経済大学附属高等学校
9	〃	兒玉　彩花 ※欠場	ビックカメラ高崎
10	〃	近藤　佑希	日本体育大学
11	〃	白石　千晴	日本体育大学
12	〃	瀬戸口　梨乃	太陽誘電
13	〃	高橋　まひろ	ＳＧホールディングス
14	〃	中川　唯	園田女子学園大学
15	〃	福重　さくら	豊田自動織機
16	〃	舟阪　育枝	日本体育大学
17	〃	山本　星	兵庫大学附属須磨ノ浦高等学校

スタッフ

No.	役職	氏名	所属	スタッフ情報
1	団長	佐藤　至貞	(公財)日本ソフトボール協会
2	ヘッドコーチ	佐藤　洋介	千葉経済大学附属高等学校
3	アシスタントコーチ	藤本　索子	福岡県立三潴高等学校
4	アシスタントコーチ	佐藤　祐輔	目黒日本大学高等学校
5	トレーナー	光本　雅美	ＳＧホールディングス
6	総務	山内　亜美	(公財)日本ソフトボール協会

大会派遣審判員