公益財団法人日本ソフトボール協会

〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4番2号 Japan Sport Olympic Square
日本ソフトボール協会 TEL.03-5843-0480 FAX.03-5843-0485

公益財団法人
日本ソフトボール協会

ニュース

ニュース 男子リーグ

第47回日本男子ソフトボール東日本リーグ第2節
大阪グローバルが通算9勝1敗で単独首位をキープ!

「好調」大阪グローバルが単独首位をキープしたまま、最終節へ!

「星一つ差」で追うホンダエンジニアリング。逆転優勝はなるか!?

今節3勝1敗と勝ち越し、3位に浮上したデンソー

4位には通算4勝6敗で4チームが並ぶ。
トヨタ自動車は今節1勝3敗

日本エコシステムは今節2勝2敗

埼玉県庁クラブは今節4連敗を喫してしまった……

今節3勝1敗と勝ち越し、最下位から脱出したYKK

豊田自動織機は今節1勝3敗で単独最下位に……。
最終節ではチーム一丸、一つでも多く「勝利」をつかめ!!

 第47回日本男子東日本リーグ第2節が、去る6月2日(土)・3日(日)の両日、岐阜県羽島市/羽島市運動公園・木曽川堤外正木運動場において開催された。

 第2節では、前節“無傷”の6連勝と快調な滑り出しを見せた大阪グローバルがその「勢い」を持続させ、3勝1敗と勝ち越し、通算成績9勝1敗で「単独首位」をキープ。これに「王座奪還」を誓う「東の横綱」ホンダエンジニアリングが通算8勝2敗で続き、以下、決勝トーナメント進出(※リーグ戦の上位3チームが進出)をかけた順位争いは、3位に通算5勝5敗のデンソー、そのデンソーと「星一つ差(通算4勝6敗)」の4位にトヨタ自動車、日本エコシステム、埼玉県庁クラブ、YKKの4チームが並ぶ「大混戦」の様相となった。

 「好調」大阪グローバルは、初日、初戦で日本エコシステムと対戦。0-0で迎えた5回表に小幡瑛司、伊藤太慈の連続ツーベースで1点を先制すると、続く6回表にも二死二塁から山本兼史朗がレフトへツーランホームランを叩き込み、大きな2点を追加。先発登板したエース・北添政樹が6回裏、7回裏と続けて失点し、1点差に詰め寄られはしたものの、3-2で接戦に勝利! 今節も白星スタートを飾って、まずはチーム全体に弾みをつけた。大阪グローバルは続くデンソー戦にも、打っては伊藤太慈の決勝タイムリーツーベース、守っては先発・北添政樹の決定打を許さない粘りのピッチングで1-0の完封勝利。2日目の豊田自動織機戦こそ投手陣(西村直晟、北添政樹)がつかまり、3-7で敗れ、「初黒星」を喫することとなったが……その敗戦を引きずることなく、今節最終戦となったYKK戦に3-1とキッチリ勝利。3勝1敗と勝ち越し、通算成績9勝1敗で「単独首位」の座を守った。

 首位・大阪グローバルを「星一つ差」で追いかけるホンダエンジニアリングは、初戦のトヨタ自動車戦から延長タイブレーカーにもつれ込む手に汗握る試合展開。1点リードされ迎えた土壇場の8回裏に、加藤一秀の犠牲フライ、高浪雄大の「サヨナラ」を呼び込む内野安打で4-3と「執念」の逆転勝ちを収めると、続く豊田自動織機戦も大石司、床井優介の2本のツーランホームランを含む10安打を浴びせ、5-2で快勝。しかし、2日目のデンソー戦では相手に終始試合の主導権を握られ、2-4と「痛い」黒星……。今節最終戦となった埼玉県庁クラブ戦は気合いを入れ直し、初回に大石司、糸瀬勇助のタイムリーで一挙4点を奪う等「地力の差」を見せつけ、5-2で勝利を飾ったが、結局首位の座を奪取するまでには至らなかった。

 3位につけたのはデンソー。第1節では2勝4敗の5位スタートと大きく出遅れていたが、今節3勝1敗と勝ち越し、通算5勝5敗と星を五分に戻してきた。特に2日目、今節最終戦となったトヨタ自動車戦では「若き右腕」山地雄晨が先発登板。2本のホームランを含め被安打8・失点5と苦しみはしたが、味方打線の援護もあり、結果6-5で勝利。投球内容の改善、そしてさらなるレベルアップがまだ必要ではあるものの、これまで一人フル回転してきたエース・山脇佑也以外の投手が完投し、勝利投手になったという点においては「一つの収穫」であり、何より本人、チームにとっても「刺激」になったのではないだろうか。

 4位にはトヨタ自動車、日本エコシステム、埼玉県庁クラブ、YKKの4チームが通算4勝6敗で並んだ。状況的には「大混戦」の様相を呈しているといえるが、現時点でのこの成績(負けが先行する4チームが4位に並ぶという状態)を見れば、正直、「寂しさ」「物足りなさ」を感じてしまう部分は否めない。実際のところ、今節この4チームの中で勝ち越したのはYKK(3勝1敗)だけ。その他、トヨタ自動車が1勝3敗、日本エコシステムが2勝2敗、埼玉県庁クラブが4連敗と……首位・大阪グローバルとは早くも勝ち星五つの差がついてしまっている。日本リーグのレベルを底上げしていくといった意味でも、各チーム「さらなる奮起」を期待したいものである。

 単独最下位(8位)に落ち込んだのは、通算2勝8敗の豊田自動織機。初日に連敗した後、2日目の大阪グローバル戦で7-3と勝利! ここまで“無傷”の首位・大阪グローバルに「はじめて土」をつけ、この白星が悪い流れを変えるキッカケになると思われたが、続く日本エコシステム戦にあっさり1-3で敗れ……とうとう8敗目。選手・関係者は当然のごとく感じていると思うが、このままでは終われない!! 最終節ではチーム一丸となり、何とか「一つでも多く」勝利をつかんでもらいたい。

 第47回日本男子東日本リーグ第2節、全チームの成績は下記の通りで、最終節となる次節(第3節)は10月20日(土)・21日(日)の両日、栃木県大田原市/美原公園・黒羽運動公園多目的運動場において開催される。

第47回 日本男子ソフトボール東日本リーグ 第2節終了時点
順位 チーム名
1位 大阪グローバル 9 1
2位 ホンダエンジニアリング 8 2
3位 デンソー 5 5
4位 トヨタ自動車 4 6
日本エコシステム 4 6
埼玉県庁クラブ 4 6
YKK 4 6
8位 豊田自動織機 2 8

※同率の場合には、前年の順位が上のチームから順に表記しています。

PageTop