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◆第48回日本男子ソフトボールリーグ第3節

大阪府大阪市・高知県高知市を舞台に熱戦再開!!
昨年の「リーグチャンピオン」平林金属が無傷の4連勝を飾り、「単独首位」に浮上

「第48回日本男子ソフトボールリーグ」も後半戦がスタート!

昨年の「リーグチャンピオン」平林金属が今節無傷の4連勝!
ダイワアクトとの「直接対決」にも圧勝し、その力を見せつけた

「開幕8連勝」「単独首位」を走っていたダイワアクトは今節1勝3敗。
❝世界選手権優勝投手❞ ウエムル・マタに周囲の「注目」が集まったが…

大阪大会では地元・大阪桃次郎も4連勝!
通算9勝3敗で一気に2位へ浮上してきた

次節(第4節)はいよいよ最終節
各チームの順位争いもクライマックスを迎える

上位だけでなく、すべてのチームが「熱く」戦い、
「日本リーグの会場」を盛り上げていきたい !!

男子リーグはもちろん、男子ソフトボール全体を活性化するために!

 「第48回日本男子ソフトボールリーグ」第3節が、去る9月7日(土)・8日の両日、大阪府大阪市・高知県高知市において開催された(※今節実施された試合の結果(イニングスコア)はこちら)。

 今節はここまで「開幕8連勝」と「単独首位」をひた走るダイワアクト、そのダイワアクトを「星一つ差」で追いかける平林金属が大阪大会初日に直接対決。今年のリーグチャンピオンを占う一戦といっても過言ではない対戦カードに周囲の「注目」が集まったが、試合は“がっぷり四つ”“両者一歩も譲らぬ戦い”の予想に反して平林金属が圧勝。この大一番をモノにした平林金属がそのまま勢いに乗って今節無傷の4連勝を飾り、「単独首位」に浮上した。

 大阪府大阪市/セレッソスポーツパーク舞洲において開催された大阪大会に登場した平林金属は、まず豊田自動織機と対戦。ジュニア時代“世代最強(最高)の投手”と評された若き右腕・宮本海斗を先発に立ててきた豊田自動織機に対し、2回表、浜本悌、松田光のタイムリーで一挙4点を先制すると、その後も攻撃の手を緩めることなく、和田彩斗のツーラン、鳥山和也のスリーランホームラン等「怒涛の長打攻勢」で14安打・13得点の猛攻。13-1(5回コールド)で一蹴し、続く首位・ダイワアクトとの「直接対決」に臨んだ。
 その「注目」のダイワアクト戦は、平林金属・松田光、ダイワアクト・ウエムル・マタの「世界選手権決勝で投げ合った両投手」が満を持して登板。緊迫した投手戦になるかと思われたが、ダイワアクトの先発・ウエムル・マタがまさかの“コンディション不良”で制球を乱し、四球を連発……。3回表、2つのワイルドピッチと内野ゴロの間にあっさり3点を献上してしまい、労せずして平林金属がリード。優位を保つ展開となった(※ダイワアクトのウエムル・マタはこの試合4イニングを投げ、9四死球という投球内容。被安打1ではあったものの、捕手・升水大瑚との呼吸も合わず、今後に不安を覗かせるピッチングとなった)。平林金属はウエムル・マタが降板した直後の5回表にも、この回先頭の八角光太郎が2番手・石崎一輝から鮮やかなソロホームラン! その後もパスボール、ワイルドピッチ、山内貴博のタイムリーツーベース、松田光のソロホームランで着実に追加点を奪い、9-0の大差で圧勝。勢いを加速させた状態で2日目の熊本嶋田クラブ戦に17-2(6回コールド)、大阪グローバル戦にも14-4と大勝し、今節無傷の4連勝!! 通算成績を11勝1敗とし、「単独首位」に立つこととなった。

 大阪大会では地元・大阪桃次郎も無傷の4連勝。初日、初戦で首位・ダイワアクトを「ベテラン」ドニー・ヘイルのタイムリー、「キャプテン」高野晃平のソロホームラン等で4-1と撃破。続く熊本嶋田クラブ戦にも岡﨑建斗、澤田優生、植田貴也、筒井拓友の4本のホームランを含む16安打の猛攻で14-3と大勝し、勢いに乗ると、2日目も豊田自動織機をドニー・ヘイルの逆転タイムリー等で3-1、大阪グローバルを澤田優生、ドニー・ヘイル、筒井拓友、大町佳史、須藤雄杜の5本のホームラン等で10-1と叩き、快調に4連勝! 通算成績を9勝3敗に伸ばし、一気に2位まで順位を上げた。

 高知県高知市/高知県立春野総合運動公園において開催された高知大会では、前節終了時点で通算成績6勝2敗、日本エコシステム、愛媛ウエストと同率3位に並んでいたホンダエンジニアリングが3勝1敗と勝ち越し、大阪桃次郎、ダイワアクトと同じ2位へ浮上。2日目の日本エコシステム戦に3-5と逆転負けを喫しはしたが、その他の試合では埼玉県庁クラブに10-1、高知パシフィックウェーブに4-3、愛媛ウエストに3-0とキッチリ勝利。持ち前の「大崩れしない戦い」で勝ち星を上積みし、前節より順位を一つ上げ、2位につけた。

 また、高知大会ではデンソーが無傷の4連勝。初日、初戦となったジェイテクト戦に松尾翔輝、芝聖、川崎智秋の3本のホームラン等で4-2と勝利。この白星スタートが今節の「良い流れ」を作り、続くNeo長崎戦にも一時同点に追いつかれながら森光公平の勝ち越しタイムリー等で4-2、2日目はトヨタ自動車を芝聖の2本のホームラン、田中大輔、重見颯真、廣嵜龍也のタイムリー等「若手の活躍」で10-2と一蹴した後、愛媛ウエストに「エース」山脇佑也の好投で1-0と完封勝利を収め、今節4戦全勝。通算成績を8勝4敗として一気に5位へ浮上し、決勝トーナメント進出争いにくい込んできた。

 「第48回日本男子ソフトボールリーグ」は次節(第4節)が「最終節」となり、その最終節の結果をもって決勝トーナメントに進出する「上位5チーム」が決定することとなるが、各チームの順位争いは例年同様“最後の最後まで”熾烈を極めそうである。

 平林金属、ホンダエンジニアリング、大阪桃次郎、ダイワアクト……全17チームの中でも「戦力の充実ぶり」がうかがえるこの4チームが、最終的に「堅く」上位4つを占めるのか!? そして現在「5位グループ」に位置するデンソー、日本エコシステム、そこを「勝ち星一つ差」で追いかける高知パシフィックウェーブ、愛媛ウエストらの「順位争いの結末」はいかに?? いずれにしても第4節は一試合たりとも目が離せない展開になることだろう。

 「第48回日本男子ソフトボールリーグ」第3節、全チームの勝敗・順位は下記の通りで、第4節は10月19日(土)・20日(日)の両日、栃木県大田原市・富山県富山市において開催される。

第48回 日本男子ソフトボールリーグ 第3節終了時点
順位 チーム名
1位 平林金属 11 1
2位 ホンダエンジニアリング 9 3
大阪桃次郎 9 3
ダイワアクト 9 3
5位 デンソー 8 4
日本エコシステム 8 4
7位 高知パシフィックウェーブ 7 4
8位 旭化成 6 4
9位 愛媛ウエスト 7 5
10位 豊田自動織機 6 6
11位 熊本嶋田クラブ 5 7
12位 大阪グローバル 4 8
13位 トヨタ自動車 3 8
14位 埼玉県庁クラブ 3 9
YKK 3 9
16位 ジェイテクト 2 10
17位 Neo長崎 0 12

※同率の場合には、前年の順位が上のチームから順に表記しています。

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