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◆第50回日本男子ソフトボールリーグ第2節

平林金属、三重県庁クラブが「開幕7連勝」を飾り、首位を並走 !!

一昨年の王者・平林金属が今節3連勝!
「開幕7連勝」を飾り、同率首位に並んだ !!

三重県庁クラブも今節連勝!
開幕から「負け知らず」の7連勝で首位をキープ

これに続くのは、通算成績7勝1敗の大阪桃次郎

Hondaも岐阜大会で「4連勝」を飾り、好調を維持

トヨタ自動車も接戦の連続を制し、Hondaに並ぶ!
次節(第3節)の戦いは……どうなるか !?

日本エコシステムは「ホーム」開催で1勝3敗と負け越し。
通算成績4勝4敗・7位グループへ後退してしまった……

新型コロナウイルスの影響を受ける中、
日本男子リーグも何とか前半戦を終了。
「感染防止」に最大限努めながら、熱戦再開を待ちたい

「第50回日本男子ソフトボールリーグ」第2節
男子リーグ

「第50回日本男子ソフトボールリーグ」第2節/高知県高知市・岐阜県羽島市

 去る6月5日(土)・6日(日)の両日、「第50回日本男子ソフトボールリーグ」第2節が高知県高知市/高知県立春野総合運動公園(※当初予定されていた大阪大会が新型コロナウイルス感染拡大による「緊急事態宣言」発令を受け、中止に。高知県高知市で「代替開催」されることとなった)、岐阜県羽島市/FUKUJUスポーツパーク「羽島市運動公園」(はしま清流スタジアム・多目的広場)・木曽川堤外正木運動場において開催された。

 第2節では前節(第1節/広島大会)「無傷」の5連勝を飾り、単独首位スタートを切った三重県庁クラブと、こちらも4戦「全勝」の好発進! 連覇へ向け突き進む王者・平林金属が順調に白星を重ね、開幕からの連勝をともに「7」に伸ばし、首位を並走する形となった。

 「代替開催」となった高知大会に登場した三重県庁クラブは、初日の熊本嶋田クラブ戦が熊本嶋田クラブの棄権(※熊本嶋田クラブは新型コロナウイルスの影響により今節不参加。リーグ規程により対象試合は0-7の不戦敗扱いとなった)により、不戦勝(7-0で勝利)。2日目、旭化成との対戦に臨むと、その旭化成戦では立ち上がりに2点を先制されながら、棟田佑哉、池田泰一朗の「連続ホームラン」ですぐさま逆転に成功! その後も上田郁也のスリーランホームラン等でリードを広げ、最終的に7-3で勝利し、今節連勝。開幕から破竹の「7連勝」を飾って首位の座をキープした。

 同じく高知大会に登場した平林金属も、初日、まずNeo長崎との対戦に打っては松田光の先制ソロホームラン、投げては先発・小山玲央の被安打2の好投で2-0と完封勝利。続く愛媛ウエスト戦は序盤に西山幸助のスリーランホームラン等で4点を先制すると、その後も山内貴博、浜本悌、松田光の3本のホームラン等「一発・長打攻勢」で着々と加点! 15安打を浴びせ、9-3と一蹴し、快調に連勝。2日目の熊本嶋田クラブ戦は不戦勝(7-0で勝利)となることが決定していたため、今節を3連勝で終える形になり、三重県庁クラブ同様開幕から負けなしの「7連勝」で「同率首位」に並ぶ状況となった。

 また、高知大会では第1節終了時点で3勝1敗(同率3位)の大阪桃次郎が4連勝、同じく第1節終了時点で2勝2敗(同率8位)のデンソーが3連勝と「好調」な戦いぶり。
 特に大阪桃次郎は初日、まずNeo長崎戦に5-3で勝利を収めると、続く熊本嶋田クラブ戦は不戦勝(7-0で勝利)。2日目も旭化成を吉永文太、岡﨑建斗、ドニー・ヘイルの「1イニング3本塁打」等で7-1、愛媛ウエストを小原孝太の勝ち越しタイムリー、大町佳史のダメ押しツーランホームラン等で6-3と撃破! 通算成績を7勝1敗に伸ばし、単独3位で首位(平林金属、三重県庁クラブ)をピッタリとマークしている。

 岐阜大会では前節2勝1敗(同率5位)スタートとなったHonda、トヨタ自動車が4連勝。
 Hondaは初日、まず豊田自動織機に大石司、遠畑光希の2本のホームランを含む12安打を浴びせ10-0(5回コールド)で完勝。「勢い」に乗ると、続く高知パシフィックウェーブ戦は先手を奪われながらも高浪雄大のタイムリー、大石司、浦本大嗣の「連続ホームラン」等「集中打」で試合を振り出しに戻し、最終的に6-4で勝利。2日目も埼玉県庁クラブを船原雄大の勝ち越しツーランホームラン等で5-1、ジェイテクトを大石司、船原雄大、遠畑光希の3本のホームランを含む12安打の猛攻で12-0(5回コールド)と破って見せ、今節「無傷」の4連勝。

 トヨタ自動車も今節初戦となったジェイテクト戦に延長8回タイブレークの末、5-4でサヨナラ勝ちを収めると、続く埼玉県庁クラブ戦も平嶋修門の決勝タイムリーで5-4と辛勝。この初日の戦いを苦しみながらもモノにしたことが「自信」につながったか、2日目の豊田自動織機戦も10-5、YKK戦にも延長8回タイブレークの末5-2で勝利し、今節「負けなし」の4連勝。Honda同様通算成績を6勝1敗に伸ばし、同率4位へ順位を上げた。

 一方、前節3勝1敗(同率3位)と上々の滑り出しを見せ、今節「地元」「ホーム」開催で “さらなる勝ち星の上積みを!” と意気込んでいた日本エコシステムは1勝3敗。初戦のYKK戦に1-2で競り負け、出だしでつまずくと、続くジェイテクト戦もチームを立て直すことができず……4-9で敗戦。2日目、高知パシフィックウェーブ戦には7-5で打ち勝ったものの、今節最終戦となった豊田自動織機戦に1-6で完敗し、4つ目の黒星を喫してしまい、通算成績4勝4敗の同率7位まで順位を下げる格好となった。

 この他、第2節では大阪グローバルが2勝1敗、ダイワアクトが3勝1敗とともに勝ち越し、大阪グローバルが通算成績4勝4敗の7位グループ(日本エコシステム、豊田自動織機、大阪グローバルの3チームが並ぶ)へ、ダイワアクトが通算成績3勝5敗の同率10位(ジェイテクトと並ぶ)へ順位を上げる形に。
 高知パシフィックウェーブ、愛媛ウエスト、熊本嶋田クラブ(今節不参加)、Neo長崎の4チームは今節勝ち星がなく、高知パシフィックウェーブが通算成績2勝5敗の12位グループ(高知パシフィックウェーブ、旭化成、埼玉県庁クラブの3チームが並ぶ)へ、愛媛ウエストが通算成績2勝6敗の単独15位へ、熊本嶋田クラブが通算成績1勝6敗の同率16位(YKKと並ぶ)へ、Neo長崎が通算成績1勝7敗の18位(最下位)へそれぞれ順位を下げることとなった。

 「第50回日本男子ソフトボールリーグ」第2節、全チームの勝敗・順位は下記の通りで、第3節は9月3日(金)~5日(日)の3日間、高知県高知市・三重県熊野市において開催される。

第50回 日本男子ソフトボールリーグ 第2節終了時点
順位 チーム名
1位 平林金属 7 0
三重県庁クラブ 7 0
3位 大阪桃次郎 7 1
4位 Honda 6 1
トヨタ自動車 6 1
6位 デンソー 5 2
7位 日本エコシステム 4 4
豊田自動織機 4 4
大阪グローバル 4 4
10位 ダイワアクト 3 5
ジェイテクト 3 5
12位 高知パシフィックウェーブ 2 5
旭化成 2 5
埼玉県庁クラブ 2 5
15位 愛媛ウエスト 2 6
16位 YKK 1 6
熊本嶋田クラブ 1 6
18位 Neo長崎 1 7
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