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◆第50回日本男子ソフトボールリーグ第4節

平林金属、三重県庁クラブが「無傷の11連勝」で依然首位を並走!

王者・平林金属が「負け知らず」の開幕11連勝!

三重県庁クラブも譲らず、「無傷」の11連勝!
単独首位争いの「デッドヒート」を繰り広げている

富山大会・初日に平林金属と延長10回
タイブレークにもつれ込む熱戦を展開した
埼玉県庁クラブ。「あと一歩」及ばず……

決勝トーナメント進出を巡る順位争いは大混戦

最終節も最後まで何が起こるか分からない

熱く、そして泥臭く! 全力で戦い抜け !!

男子ソフトボール「トップレベル」の
魅力・醍醐味をそのプレーで体現せよ!

「第50回日本男子ソフトボールリーグ」第4節
男子リーグ

「第50回日本男子ソフトボールリーグ」第4節/熊本県水俣市・富山県富山市

 去る10月16日(土)~18日(月)(※雨のため1日順延)、「第50回日本男子ソフトボールリーグ」第4節が熊本県水俣市/エコパーク水俣、富山県富山市/富山県岩瀬スポーツ公園ソフトボール広場において開催された。

 今シーズンの日本男子ソフトボールリーグは当初「第3節」を9月3日~5日/三重県熊野市・御浜町、高知県高知市で実施する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響により断念。この第4節については日程変更なしで開催することとし、中止となった第3節の「代替節」を10月29日~31日/同会場:三重県熊野市・御浜町、高知県高知市にて実施、そこでリーグ戦の最終順位を決定するという「異例のスケジュール」へ変更されることになった。

 第4節では前節/第2節終了時点で7戦全勝と「同率首位」に並ぶ平林金属、三重県庁クラブが4連勝。ともに開幕からの連勝を「11」に伸ばし、首位並走の状況を続ける形となった。

 その平林金属と三重県庁クラブは富山大会に登場。
 平林金属は初日・初戦で埼玉県庁クラブと延長タイブレークにもつれ込む熱戦を展開し、1-1の同点で迎えた10回裏、一死三塁から西山幸助の「執念」のスクイズで2-1とサヨナラ勝ち! 苦しみながらも白星スタートを切ると、続く高知パシフィックウェーブ戦も先手を取られながら小山玲央の逆転ツーラン、鳥山和也のダメ押しツーランで4-1とキッチリ勝利。雨天順延をはさんだ3日目/予備日は打線が奮起し、YKK戦に2本のホームランを含む13安打の猛攻で12-2と大勝。続く豊田自動織機戦にも山内貴博のスリーラン、宇根良祐のツーランで序盤から大量リードを奪い、その後も3本のホームランを含む合計13安打と打線が爆発。最終的に12-6で勝利し、今節4連勝を飾り、首位の座をキープした。

 一方、三重県庁クラブは今節初戦となったジェイテクト戦に投打が噛み合い、6-0で快勝。次戦もYKKを上田郁也、桜庭佑輔、池田泰一朗の3本のホームラン等で10-0(5回コールド)と一蹴すると、3日目/予備日もその「勢い」は止まることなく、高知パシフィックウェーブを河野拓郎、酒井匠の投手リレーによる「パーフェクトゲーム」で6-0と撃破。続く埼玉県庁クラブとの対戦も常に先手を取る試合展開で3-1とモノにし、今節4連勝! 通算成績11勝0敗、未だ「負けなし」の状態を続け、王者・平林金属と単独首位争いの「デッドヒート」を繰り広げている。

 熊本大会では前節終了時点で同率4位(通算成績6勝1敗)につけていたHonda、トヨタ自動車がともに4連勝。
 Hondaは初日、まず愛媛ウエストと対戦。先発・大西泰河が立ち上がり1点を失ったものの、4回表に4本の長短打を集中し、一挙5点を奪い、逆転に成功。7回表にも4連打でダメ押しの3点を加え、8-1で快勝すると、続く旭化成戦も2本のホームランを含む13安打と打線が「力」を見せ、12-2(6回コールド)で大勝。2日目も熊本嶋田クラブを7-0、Neo長崎を10-1と大差で破り、今節4連勝。最終節となる次節/代替節へ大きな弾みをつけた。

 トヨタ自動車は今節初戦となったNeo長崎戦に打線の主軸(佐藤光希、真﨑海斗、杉山喜規)の活躍等で5-3と勝利。続く熊本嶋田クラブ戦も打線が相手投手陣を11安打と打ち込み、7-1で快勝すると、2日目も愛媛ウエストを粘り強い戦いで4-3、旭化成を真﨑海斗のスリーランを含む12安打の猛攻で9-3と撃破。同じく今節4連勝を飾って同率3位(通算成績10勝1敗)へ順位を上げた。次節/代替節もこの「好調」を維持し、どこまで勝ち星を積み上げることができるか!? 決勝トーナメント進出争い(上位5位以内を巡る争い)はもちろんのこと、「逆転でのリーグ戦1位」へ期待と注目が集まる。

 この他、第4節ではデンソーが3勝1敗と勝ち越し、通算成績8勝3敗で同率5位(今節1勝2敗と負け越した大阪桃次郎と並ぶ)に浮上。
 今節2勝1敗、通算成績6勝5敗の日本エコシステム、豊田自動織機、大阪グローバルが7位グループを形成し、同じく今節2勝1敗のダイワアクトが通算成績5勝6敗で10位。
 また、今節1勝2敗の愛媛ウエスト、今節1勝3敗の高知パシフィックウェーブ、旭化成、埼玉県庁クラブ、今節3連敗のジェイテクトが通算成績3勝8敗で11位グループとなり、今節3連敗のNeo長崎、今節「地元開催」ながら4連敗に終わったYKK、熊本嶋田クラブは通算成績1勝10敗と苦しい戦いが続き、16位グループに低迷している。

 「第50回日本男子ソフトボールリーグ」第4節、全チームの勝敗・順位は下記の通りで、最終節となる次節/代替節は10月29日(金)~31日(日)の3日間、三重県熊野市・御浜町、高知県高知市において開催される。

第50回 日本男子ソフトボールリーグ 第4節 終了時点
順位 チーム名
1位 平林金属 11 0
三重県庁クラブ 11 0
3位 Honda 10 1
トヨタ自動車 10 1
5位 デンソー 8 3
大阪桃次郎 8 3
7位 日本エコシステム 6 5
豊田自動織機 6 5
大阪グローバル 6 5
10位 ダイワアクト 5 6
11位 高知パシフィックウェーブ 3 8
愛媛ウエスト 3 8
旭化成 3 8
埼玉県庁クラブ 3 8
ジェイテクト 3 8
16位 YKK 1 10
熊本嶋田クラブ 1 10
Neo長崎 1 10
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