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◆第51回日本男子ソフトボールリーグ第1節

平林金属、デンソー、豊田自動織機が開幕4連勝!
トヨタ自動車も3戦負けなしと上々の滑り出し !!

開幕前日の4月7日(木)、
日ソ協・岡本友章専務理事、新井千浩事務局員らが
尾道市長を表敬訪問。男子ソフトボールの魅力・醍醐味
を「PR」した

「負けない王者」平林金属が開幕4連勝!

昨年「準優勝」のデンソーも同じく4連勝

豊田自動織機もチーム一丸「粘り強い」
戦いぶりで、無傷の4連勝を飾った!

トヨタ自動車も3戦負けなしの好発進。
次節以降の戦いに「期待」が高まる!

今節3勝1敗と勝ち越した大阪桃次郎。
剛腕・岡﨑建斗がYKK戦で「12連続三振」
を奪う等、圧巻のピッチングを見せつけた !!

「イキのいい若手」が躍動する日本エコシステムも
3勝1敗。このまま好調を維持し、勝ち星を積み
上げることができるか !?

「第51回日本男子ソフトボールリーグ」第1節
男子リーグ

「第51回日本男子ソフトボールリーグ」第1節/広島県尾道市

 「第51回日本男子ソフトボールリーグ」が開幕。第1節が4月8日(金)~10日(日)の3日間にわたり、広島県尾道市/尾道市御調ソフトボール球場において開催された(※第1節の試合結果・フォトギャラリーはこちら)。

 第1節では、昨年の「王者」平林金属をはじめ、デンソー、豊田自動織機が開幕4連勝。トヨタ自動車も3戦負けなしと上々の滑り出しを見せた。

 平林金属は初日・開幕戦で熊本嶋田クラブと対戦。3回表に浜本悌のツーランホームラン、松田光の犠牲フライで一挙3点を先制し、試合の主導権を握ると、終盤6回表には黒岩陽斗の犠牲フライ、7回表にも相手投手の制球の乱れにつけ込み、1点ずつを加え、そのまま5-0で完封勝利。ダブルヘッダーとなった2日目は、まず三重ヴェルデウィンを和田彩斗の「値千金」の決勝ツーランホームランで3-1と撃破! 続くYKK戦にも尾﨑貴成の先制タイムリーを口火に、松田光、小山玲央のツーランホームラン等9本の長短打を浴びせ、10-1と大勝し、連勝。3日目、日本エコシステムとの対戦は0-0のまま延長タイブレークにもつれ込む「息詰まる展開」となりはしたが、最後は「千両役者」松田光のスリーランホームラン等で一挙4点をもぎ取り、4-0と勝利をおさめ、今節「無傷」の4連勝。連覇に向けてまずは順調な滑り出しを見せた。

 昨年「準優勝」のデンソーも、初日、旭化成との開幕戦に「絶対的エース」山脇佑也の被安打3の好投で1-0と勝利し、白星発進。ダブルヘッダーの2試合目、Neo長崎との対戦は初回に打線が8本の長短打を集中する等「アッという間の先制攻撃」を仕掛け、7-3で快勝すると、2日目の高知パシフィックウェーブ戦にも廣嵜龍也の先制ソロホームラン、松尾翔輝のダメ押しツーランホームラン等で4-1と勝利。3日目、大阪・堺グローバル戦は先制した後逆転を許す展開となったが、土壇場の7回表に芝聖のスリーランホームランを含む5本の長短打を浴びせ、一挙6点を奪い、鮮やかな逆転勝ち! 同じく4連勝を飾り、好スタートを切った。

 豊田自動織機は、初日の熊本嶋田クラブ戦に12安打を浴びせ10-6で打ち勝つと、2日目、ダイワアクトとの対戦にも久保陽基のスリーランホームラン等で5-4と競り勝ち、連勝。3日目のダブルヘッダーも、まずYKKを終盤の集中打で9-3と叩き、続く愛媛ウエスト戦も先制点を奪われながら、5回裏、宮本海斗のタイムリー・相手守備の乱れで逆転に成功。6回裏にも菊川智己のタイムリーでダメ押しの1点を加え、4-1で勝利を飾り、今節4連勝! 次節に向けて大きな弾みをつけた。

 また、トヨタ自動車も初日・開幕戦となった大阪・堺グローバル戦に「主砲」真﨑海斗の4打点を挙げる活躍等で5-2と快勝。2日目のジェイテクト戦も先制されながらすぐに反撃に転じ、西森亜夕夢の「目の覚める」ソロホームランで同点に追いつくと、その後真﨑海斗にも「完璧な当たり」のソロアーチが飛び出し、試合をひっくり返し、最終的に3-1で勝利。3日目、Neo長崎との対戦にも平嶋修門、西森亜夕夢、佐藤光希、八木孔輝の4本のホームランを含む11安打の猛攻で10-2と大勝し、3連勝を飾り、次節以降へ期待が膨らむ戦いを見せた。

 これら今節全勝チームを追いかけるのは、3勝1敗の大阪桃次郎、日本エコシステム、高知パシフィックウェーブの3チーム。
 大阪桃次郎は初日・YKK戦で「エース」岡﨑建斗が「12連続三振」を含む奪三振18・被安打2の「圧巻の投球内容」を見せ、完封勝利。2日目の旭化成戦には2-3で競り負けたものの、3日目のダブルヘッダー(ダイワアクト戦、Honda戦)に連勝し、今節3勝1敗と勝ち星が二つ先行。
 日本エコシステムは初日のダブルヘッダー(YKK戦、埼玉県庁クラブ戦)に連勝し、2日目もNeo長崎を9-4で撃破。3日目は王者・平林金属と0-0のまま延長タイブレークにもつれ込む「緊迫の投手戦」を繰り広げたが、「あと一歩」及ばず、0-4で敗戦。今節無傷の4連勝!とはいかなかったものの、イキのいい若手が攻守に躍動し、「さらなる可能性」を感じさせる戦いを見せている。
 昨年の「全日本総合選手権チャンピオン」高知パシフィックウェーブも、期待の「新エース」片岡大空が、初日、大阪・堺グローバル戦で幸先良く完封勝利。2日目のダブルヘッダー(デンソー戦、Honda戦)はその片岡大空が不在だったこともあり、1勝1敗に終わったが、3日目、Neo長崎との対戦では打線が2本のホームランを含む14安打・12得点と大爆発! 6回コールド勝ち(12-2)で今節最終戦を締めくくり、同じく3勝1敗の5位グループにつける形となった。

 この他、第1節では昨年「3位」の三重ヴェルデウィンが2勝1敗。旭化成、ダイワアクト、埼玉県庁クラブがそれぞれ2勝2敗で9位グループを、大阪・堺グローバル、ジェイテクト、熊本嶋田クラブがそれぞれ1勝3敗で12位グループを形成し、Honda、愛媛ウエスト、YKK、Neo長崎の4チームは今節勝ち星なく4連敗……。次節以降「巻き返し」を期すこととなった。

 「第51回日本男子ソフトボールリーグ」第1節、全チームの勝敗・順位は下記の通りで、第2節は6月4日(土)・5日(日)の両日、栃木県宇都宮市・大阪府大阪市において開催される。

第51回 日本男子ソフトボールリーグ 第1節終了時点
順位 チーム名
1位 平林金属 4 0
デンソー 4 0
豊田自動織機 4 0
トヨタ自動車 3 0
5位 大阪桃次郎 3 1
日本エコシステム 3 1
高知パシフィックウェーブ 3 1
8位 三重ヴェルデウィン 2 1
9位 旭化成 2 2
ダイワアクト 2 2
埼玉県庁クラブ 2 2
12位 大阪・堺グローバル 1 3
ジェイテクト 1 3
熊本嶋田クラブ 1 3
15位 Honda 0 4
愛媛ウエスト 0 4
YKK 0 4
Neo長崎 0 4

●上位5チームが11月5日(土)・6日(日)、大阪府豊中市 豊中公園野球場(豊中ローズ球場)で行われる決勝トーナメントに進出

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