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第53回日本男子ソフトボールリーグ第3節

平林金属、Honda、ダイワアクトの3チームが「同率首位」に!
決勝トーナメント進出を巡る激しい順位争いは、いよいよ最終節へ !!

シーズン後半にきて、 ″さらなる熱戦・激闘″ を展開!
(※画像は今節「唯一4連勝」を飾った平林金属)

Hondaも3勝1敗と星を伸ばし、同率首位へ!

前節まで単独首位のダイワアクトは、2勝2敗と足踏み。
チームの「得点力」が上がれば……状況は好転するはず

4位グループにも3チームが並ぶ「混戦模様」。
どのチームも投手陣の奮起・踏ん張りがカギだ!

チームを躍進させる ″新たなヒーロー″ よ、出てこい

レギュラーシーズンの戦いは、いよいよ「最終節」へ!
下剋上・番狂わせが起これば……さらに盛り上がる!!

第53回日本男子ソフトボールリーグ第3節/三重県熊野市・高知県高知市

第53回日本男子ソフトボールリーグ第3節/三重県熊野市・高知県高知市

 去る8月30日(金)~9月2日(月)(※台風10号の影響により、三重大会・高知大会とも当初第1日(高知大会は8月31日)に予定されていた試合を中止・順延。予備日/9月2日を使用する形となった)、三重県熊野市・高知県高知市において「第53回日本男子ソフトボールリーグ」第3節が開催された。

◎第3節の試合結果&フォトギャラリーはこちら

 第3節では、 ″世界No.1サウスポー″ ジャック・ベスグローブを擁し、前節まで ″8戦全勝″ と土つかずの状態で首位を快走していたダイワアクトが大阪桃次郎戦、Honda戦を落とし、2勝2敗と「足踏み」(通算成績10勝2敗)。そのダイワアクトとの直接対決を制する等「今節3勝1敗」と勝ち越したHondaが通算成績を10勝2敗に伸ばし、「同率首位」に並びかけ、前節同様「4連勝」と勝ち星を積み上げた平林金属も通算成績10勝2敗で「同率首位」へ浮上。平林金属、Honda、ダイワアクトの3チームが首位争いを演じる展開となった。
 この同率首位3チームに続くのは、「4位グループ」の高知パシフィックウェーブ(今節3勝1敗:通算成績8勝4敗)、トヨタ(今節1勝3敗:通算成績8勝4敗)、ジェイテクト(今節3勝1敗:通算成績8勝4敗)。さらに大阪桃次郎(今節2勝2敗:通算成績7勝5敗)と旭化成(今節3勝1敗:通算成績7勝5敗)が「同率7位」で決勝トーナメント進出(※リーグ戦上位5チーム)争いに食らいつき、デンソー(今節2勝2敗:通算成績6勝6敗)と日本エコシステム(今節3勝1敗:通算成績6勝6敗)が「同率9位」、三重ヴェルデウィン(今節2勝2敗:通算成績5勝7敗)と埼玉県庁クラブ(今節1勝3敗:通算成績5勝7敗)が「同率11位」、山口水産(今節2勝2敗:通算成績4勝8敗)が「13位」、豊田自動織機(今節2勝2敗:通算成績3勝9敗)と大阪・堺グローバル(今節4連敗:通算成績3勝9敗)が「同率14位」、愛媛ウエスト(今節1勝3敗:通算成績2勝10敗)が「16位」、熊本嶋田クラブ(※台風10号の影響で今節三重大会への出場を辞退。リーグ規程により『4試合不戦敗』(試合スコアはすべて0-7)の取り扱いとなり、通算成績0勝12敗)が「17位」で続く状況になっている。

 第2節終了時点で通算8勝0敗 ″単独首位″ に立っていたダイワアクトは、三重県熊野市/山崎運動公園くまのスタジアム・熊野市防災公園熊野スカイパーク球場において開催された三重大会に登場。初戦の熊本嶋田クラブ戦に不戦勝した後、大阪桃次郎戦を0-3で落としてしまうと(※先発登板したジャック・ベスグローブが4回二死まで『打者12人から11三振を奪う快投』を見せていたが、次打者の小原孝太にセンター前ヒット、松本三汰にも右中間へのツーベースを許し、失点。続く5回にも岡﨑建斗に右越ソロ本塁打、山内貴博にライト前タイムリーを浴びる等3点を失い、そのまま打線の援護なく、0-3の完封負けを喫した)、続くHondaとの対戦も初回守備の乱れで失った1点を「頼みの打線」が取り返せず、僅か1安打に抑え込まれ、0-1と2試合連続の完封負け……。今節最終戦となった三重ヴェルデウィン戦は「意地」で序盤先制・リードを奪い、「切り札」ジャック・ベスグローブの13奪三振の力投で3-1と勝利を収めたが、想定外の2敗を喫する形になってしまった。

 ダイワアクトに土をつけたHondaは、初戦、山口水産を18安打の猛攻で10-0(6回コールド)と一蹴。三重ヴェルデウィン戦は先発・長井風雅が被安打11(被本塁打3)・13失点と炎上してしまい……7-13で敗れたが、この苦い黒星で逆に気合いを入れ直し、次戦・大阪桃次郎との対戦に船原雄大の先制スリーラン、浦本大嗣のグランドスラム、先発・池田空生の「ノーヒット・ノーラン達成」等で9-0と完勝。最終のダイワアクト戦も難攻不落のジャック・ベスグローブを積極果敢に ″足″ で揺さぶり、相手守備の乱れを誘って貴重な1点を先取。この1点のリードを前日に続き池田空生が被安打1・10奪三振の「安定感抜群のピッチング」で守り抜き、完封勝利で今節3勝1敗。通算成績を10勝2敗とし、単独首位を走っていたダイワアクトに同率で並んだ。

 高知県高知市/高知県立春野総合運動公園において開催された高知大会では、平林金属が前節に続き「4連勝」。今節初戦となったデンソー戦を藤井雅広のダメ押しタイムリー等で4-2とモノにすると、続くトヨタ戦も初回に八角光太郎、藤井雅広のスリーランホームランで一挙6点を奪う等試合のペースをつかみ、最終的に8-5で勝利。翌日のダブルヘッダーもまず愛媛ウエストとの対戦に最終回追い詰められながら、最後、谷口将隆の「執念」のサヨナラタイムリーで9-8と辛勝。大阪・堺グローバル戦では前の試合(愛媛ウエスト戦) ″6失点″ と悔しい投球内容に終わった井上裕太郎が「打撃」で「奮起」! 先制のスリーランホームランを叩き込む等「意地」を見せ、その後も浜本悌のソロホームラン、和田彩斗のタイムリースリーベース等で着実に加点。7-1と快勝し、今節も負けなし(通算10勝2敗)で同率首位へ浮上することとなった。

 一方、前節終了時点で同率2位につけていたトヨタは今節1勝3敗と負け越し、通算8勝4敗。逆に今節3勝1敗と勝ち越し「4位グループ」へ順位を上げた高知パシフィックウェーブ、ジェイテクトに吸収されるような形となってしまい、先の展開・結末がまったく読めない状況に。次なる最終第4節では、「決勝トーナメント進出」(※レギュラーシーズン上位5チームが決勝トーナメントへ進む権利を得る)をかけたまさに「激戦・死闘」が繰り広げられることになるだろう。

 「第53回日本男子ソフトボールリーグ」第3節、全チームの勝敗・順位は下記の通りで、リーグ戦最終節:第4節は10月5日(土)・6日(日)の両日、栃木県大田原市・熊本県水俣市において開催される。

第53回 日本男子ソフトボールリーグ 第3節終了時点
順位 チーム名
1位 平林金属 10 2
Honda 10 2
ダイワアクト 10 2
4位 高知パシフィックウェーブ 8 4
トヨタ 8 4
ジェイテクト 8 4
7位 大阪桃次郎 7 5
旭化成 7 5
9位 デンソー 6 6
日本エコシステム 6 6
11位 三重ヴェルデウィン 5 7
埼玉県庁クラブ 5 7
13位 山口水産 4 8
14位 豊田自動織機 3 9
大阪・堺グローバル 3 9
16位 愛媛ウエスト 2 10
17位 熊本嶋田クラブ 0 12

●上位5チームが11月9日(土)・10日(日)、埼玉県鴻巣市 上谷総合公園野球場(フラワースタジアム)で行われる決勝トーナメントに進出

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