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ニュース 男子リーグ

◆第53回日本男子ソフトボールリーグ
決勝トーナメント ~展望~

レギュラーシーズン「上位5チーム」が挑む「最終決戦」!
当日の ″観戦チケット″ も、チケットぴあにて好評発売中 !!

「レギュラーシーズン1位」で臨むHonda。
池田空生・長井風雅の日本代表「二枚看板」
を軸に、真の頂点まで駆け上がれるか !?

″世界No.1サウスポー″ を擁する2位・ダイワアクト。
打線の援護があれば、王座返り咲きへグッと近づく!

3位から挑む、「天皇盃王者」の平林金属。
時代をリードしてきたチームの意地を見せたい

4位・トヨタも近年戦力は充実。
チーム一丸、リーグ王者をめざす!

5位からの「下剋上」へ意気込む日本エコシステム。
シーズンの締めくくりとなる舞台で、「完全燃焼」を ‼

第53回日本男子ソフトボールリーグ「いざ! 最終決戦!!」

 今シーズンの日本男子リーグの「チャンピオン」を決める「第53回日本男子ソフトボールリーグ決勝トーナメント」が、来る11月9日(土)・10日(日)の両日、埼玉県鴻巣市/上谷総合公園野球場(フラワースタジアム)において開催される。

【試合会場】
上谷総合公園野球場(フラワースタジアム)
〒365-0027 埼玉県鴻巣市上谷707
※アクセス:JR鴻巣駅東口から朝日バス「騎西町福祉センター」「加須駅」「加須車庫」行きに乗車し、上谷総合公園入口下車(所要時間10分程度)

【観戦チケット】
一般  当日1500円 ※前売り900円
中高生 当日1000円 ※前売り500円
◎チケットぴあにて事前購入いただけます

 「日本男子ソフトボールリーグ」は1972年創設。1992年に1部・2部制、2004年に「東日本リーグ」「西日本リーグ」の地区制へ移行、決勝トーナメントも導入され、これまで数々の熱戦・激闘が繰り広げられてきた(※2004年以降(15年間)は、まず東日本リーグ・西日本リーグでそれぞれ優勝チームを決め、上位4チームが決勝トーナメントに進出。その決勝トーナメントを最後まで勝ち抜いたチームが『真の日本リーグチャンピオン』となる試合方式で覇が競われてきた:2018年のシーズンは東西の上位3チームが決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントでは両リーグの1位チームに準決勝で待ち受けるアドバンテージが与えられる等、それまでとは違う形で王座が争われた)。
 そういったこれまでの歴史を経て、5年前(2019年)から「東日本リーグ」「西日本リーグ」の地区制を統一。全チームで「1回総当たり」のリーグ戦を戦い、「上位5チーム」が決勝トーナメントに進出。「最終順位決定戦」となる決勝トーナメントもページシステム(敗者復活戦を含むトーナメント方式)が採用され、その「現・決勝トーナメント」を最後まで勝ち抜いたチームが「日本リーグ優勝」となる試合方式へ変更されている。

 昨年は、 ″全日本クラブ選手権・初優勝″ を果たし「意気上がる」ダークホース・三重ヴェルデウィン(レギュラーシーズン2位:12勝4敗)が初日の1位・2位戦(平林金属との激闘)を7-6でモノにし、一足先に決勝進出。翌日の決勝はその三重ヴェルデウィンと敗者復活戦を勝ち上がってきた平林金属が再び激突する形になったが……エース・小山玲央を怪我で欠き「満身創痍」の平林金属投手陣を三重ヴェルデウィン打線が容赦なく打ち込み、13-1の大差で圧勝。クラブ選手権初優勝に続いて念願の「日本リーグ初制覇」を飾った。

″絶対的切り札″ 擁するダイワアクトが実質「優位」。
″世界No.1サウスポー″ ジャック・ベスグローブに
各チームの打線がどう挑む ??

 今回の決勝トーナメントの展望「リーグ優勝チーム」を占う上でまずふれておきたいのは、やはり、ダイワアクト(レギュラーシーズン2位:13勝3敗)に所属する ″世界No.1サウスポー″ ジャック・ベスグローブ(※TOP・U23オーストラリア代表で、2022年第17回ワールドカップ・2023年第1回U23ワールドカップの『優勝投手』でもある)の存在。

 昨シーズンはこのジャック・ベスグローブが、4月、アルゼンチン・パラナで開催されたU23ワールドカップ直後に参戦(アルゼンチンからそのまま日本に移動し、休むことなく日本リーグ第1節に臨んだ)。コンディション調整の難しさや所属チームへの順応・適応に苦しんだことも影響し、日本リーグの戦いではなかなか思うような結果を残すことができなかったが……今年はその不安要素を解消するべく、同じオーストラリア代表でバッテリーを組んだ経験がある(※2022ワールドカップでバッテリーを組み、世界制覇を成し遂げた)ジョシュ・マクガバンを呼び寄せる「用意周到」ぶり。想定外のパスボール、ワイルドピッチを極力なくすことに成功する等「ピッチングの安定感」がグンと増し、シーズンを通して「圧巻の成績」を見せつけた(※ジャック・ベスグローブは2024シーズンの投手個人成績において『貫禄の第1位』/『勝利数』(12)『防御率』(0.55)『奪三振数』(203)は『いずれもトップ』。特に奪三振の数は群を抜いており、今年14試合に登板、対戦した318名の打者から奪った『203三振』という数字(つまり、対戦した打者の『2/3近く』が三振を喫していることになる……)は文字通り ″驚異的″ ″衝撃的″ であった)。

 ズバリ言わせてもらうとするなら、まずもってダイワアクトの ″絶対的切り札″ ジャック・ベスグローブに各チームの打線がどう挑むか? 「MAX135㎞/h超」の快速球、サウスポーの特徴をフルに活かしたベスグローブの勝負球(ベストボール)「打者の手元で浮き上がり(吹き上がり)ながら曲がるスライダー」に対し、日本の打者がどのように対策を練り、立ち向かっていくか?? が最大の注目ポイントとなる。 ″対 ジャック・ベスグローブ″ の図式も2シーズン目に入り、対峙する打者側からもおおよそ ″ベスグローブのピッチングの特徴・傾向″ を把握しつつ、何らかの工夫を持って打席に臨んでいる様子が見受けられはじめたものの……実際には「ベスグローブに『さらにその上のレベル』をいかれてしまっている」というのが正直なところ。「分かっていても打てないライズ・ドロップ、そしてスライダー、チェンジアップ……」、まさに「難攻不落」の男子ソフトボール「現・世界No.1サウスポー」をぜひ生で観て、体感してほしいし、その「リアルな世界トップレベル」に「果敢にチャレンジ」する対戦チーム・選手にも大いに「注目」「期待」してもらいたい。

 2024シーズンの決勝トーナメントに駒を進めたのは、Honda(レギュラーシーズン1位)、ダイワアクト(レギュラーシーズン2位)、平林金属(レギュラーシーズン3位)、トヨタ(レギュラーシーズン4位)、日本エコシステム(レギュラーシーズン5位)の「上位5チーム」。

 この中で「リーグチャンピオン」へ登り詰め、最後に笑うのはどのチームか!?

いざ、「最終決戦」 !!

 その ″栄冠をつかむ瞬間″ を実際に球場で見届け、「男子ソフトボールトップレベルの魅力・醍醐味」をより多くの人々に感じていただきたい。

第53回日本男子ソフトボールリーグ 決勝トーナメント表
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