男子U23日本代表が、いよいよ「世界の強豪」に挑む!
今大会には各国次代を担う「若手有望株」が出場。
(※画像は昨年のワールドカップで優勝投手に輝いた
オーストラリアの「新星サウスポー」ジャック・べスグローブ)
男子U23日本代表は4月9日にアルゼンチンへ出発
アルゼンチン・パラナに到着後、精力的に汗を流す!
チェコ、オーストラリア、アルゼンチンと合計4試合の
テストマッチを行い、開幕に向け「収穫・課題」を得た
臆することは何もない!
力の限り、戦い抜け !!
チーム一丸「やるべきこと」をやり切り、栄冠をつかもう!
来る4月15日(土)~23日(日)の9日間、アルゼンチン・パラナにおいて「WBSC第1回男子U23ワールドカップ」(※大会サイトはこちら)が開催される。
この男子U23ワールドカップは、同じく今年、日本・東京で開催予定の「WBSC第1回女子U15ワールドカップ」とともにWBSC(世界野球ソフトボール連盟)主催国際大会に「新たに追加」されたワールドカップ。
各大陸(アフリカ、北・中・南米、アジア、ヨーロッパ、オセアニア)予選を通過した11チームとワイルドカード1チームを加えた合計12チームが出場し、新設された「男子U23」(※男子23歳以下)のカテゴリーにおける「世界一の座」を競うこととなる。
日本からは、昨年の「第1回男子U23アジアカップ」(※2022年9月1日・2日、高知県四万十市において開催)で全勝優勝を飾り、本大会への切符を手にした男子U23日本代表チームが「世界の頂点」をめざし、記念すべき「第1回大会」制覇にチャレンジ。世界の強豪と熱戦・激闘を繰り広げる。
今大会には、昨年の「WBSC第17回男子ワールドカップ」(※2022年11月26日~12月4日、ニュージーランド・オークランドにおいて開催)で「優勝投手」に輝いたオーストラリアの「新星サウスポー」ジャック・ベスグローブをはじめ、各チーム次世代を担う「若手有望株」が多数出場。
2018年の世界ジュニア選手権(現・U18ワールドカップ)優勝メンバー・2022年のワールドカップ優勝投手を擁するそのオーストラリアが「優勝候補の筆頭」に挙げられるところだが、日本も2018年世界ジュニア選手権準優勝メンバー(7名/海邉和也、大西泰河、小野寺翔太、西森亜夕夢、松尾翔輝、宮本海斗、佐藤光希)・2020年U18ワールドカップ優勝メンバー(2名/八木孔輝、永吉飛斗)が今回チームの骨格を担う等「期待」は大きなものがある。また、今大会のホスト国で現在「世界ランキング1位」に君臨するアルゼンチン、ワールドカップ上位常連国のカナダ、ソフトボール王国復活に燃えるニュージーランドやダークホース的存在として侮れないベネズエラといった強豪国も……どのような戦いを見せてくれるか!? 非常に楽しみである。
昨年 ″ワールドカップ7位″ と悔しい成績に終わってしまった日本男子ソフトボールにとって、この男子U23ワールドカップは改めて ″世界との距離を測る″ 貴重にして重要な国際舞台となる。今後への可能性とさらなる伸びしろを秘めた若き男子U23日本代表が、臆することなく世界へ挑み、躍動・奮戦してくれることを期待したい!
試合方式、出場チームのグループ分け、日本戦のスケジュールは下記の通り。
【試合方式】
出場12チームを世界ランキングに基づき2グループに振り分け、まず1回総当たりの「オープニングラウンド」を実施。各グループの上位3チームが「スーパーラウンド」へ進み、同じく1回総当たりで対戦し(※ただし、オープニングラウンドで同グループだったチーム同士の対戦は、オープニングラウンドの試合結果が持ち越される)、ラウンド順位を決定。最終日、スーパーラウンド3位・4位がワールドチャンピオンシップ/ブロンズメダルゲーム(3位決定戦)を、スーパーラウンド1位・2位がワールドチャンピオンシップ/ゴールドメダルゲーム(優勝決定戦)を戦う。
【グループA】
アルゼンチン(1)、オーストラリア(4)、チェコ(6)、メキシコ(10)、南アフリカ(12)、シンガポール(14)
【グループB】
カナダ(2)、日本(3)、ニュージーランド(7)、ベネズエラ(8)、WBSCチーム◎、イスラエル(21)
◎=グアテマラオリンピック委員会が国際オリンピック委員会より出場停止処分を受けているため、グアテマラの選手は国を代表したり、国際的なスポーツイベントにその国旗・国名で競技したりすることができないことになっている。そのため、今大会に「WBSCチーム」として出場する。
※( )内の数字は世界ランキング
【オープニングラウンド】
・4月15日(土)
日本 vs WBSC(13時30分)
・4月16日(日)
日本 vs イスラエル(16時)
・4月17日(月)
日本 vs カナダ(17時30分)
・4月18日(火)
日本 vs ベネズエラ(11時30分)
・4月19日(水)
日本 vs ニュージーランド(17時30分)
【スーパーラウンド】
・4月20日(木)/第1戦
・4月21日(金)/第2戦
・4月22日(土)/第3戦
【ワールドチャンピオンシップ】
・4月23日(日)
ブロンズメダルゲーム(14時)
ゴールドメダルゲーム(17時)
試合時刻はすべて現地時間
まずは第3戦 ″カナダ戦″ がカギになる。
着実に白星を重ね、スーパーラウンドへ!
記念すべき「第1回大会」制覇をめざす男子U23日本代表にとって、まず第一関門となるのがオープニングラウンドだ。昨年の「WBSC第17回男子ワールドカップ」で男子TOP日本代表が ″スーパーラウンド進出を逃した……″ 悪夢を繰り返してはならないし、その関門をまずもって突破しなければ、「世界一」に辿り着くことはできない。
日本としてはオープニングラウンド初戦/WBSCチーム(グアテマラ)戦、2戦目/イスラエル戦を投打で圧倒し、チームの「調子」「雰囲気」を一気に上げ、「ベストな状態」で第3戦/カナダ戦を迎えたいところ。カナダは男子ソフトボールにおいて言わずと知れた世界的強豪国。昨年のワールドカップでも大会終盤まで全勝で突っ走り、オープニングラウンドグループB1位(5勝0敗)・スーパーラウンド1位(4勝1敗)でゴールドメダルゲーム/優勝決定戦へ進出。最後はオーストラリアに2-5で敗れ、2015年以来3大会ぶりの王座返り咲きこそ逃したものの、その「世界屈指の実力」が「健在」であることを証明してみせた。第1回目となるこのU23ワールドカップにどれほどの戦力で臨んでくるか!? いずれにしても日本にとって「上位争いのライバル」となることは間違いなく、 ″強豪・カナダとの一戦″ が日本のその後を左右すると言っても過言ではないだろう。
カナダを叩けば……チームは俄然勢いづく! そして第4戦/ベネズエラ戦、第5戦/ニュージーランド戦にも「確かな自信」を持って挑むことができる。一つの勝利、一つの敗戦が非常に大きな意味を持つオープニングラウンドの戦い。次のスーパーラウンドがオープニングラウンドで同グループだったチーム同士の対戦の際「オープニングラウンドの試合結果を持ち越す」システムとなっているだけに、星の取りこぼし等は絶対に許されない。着実に「勝利を重ねていくこと」こそが、何より重要なのである。
限られた調整期間の中でも「今できる最善の準備」をし、大会が開幕すれば一戦一戦目の前の戦いに全力を尽くす! 「選ばれし男子U23日本代表チーム」として、相手がどこであろうと自分たちが「やるべきこと」をやり切っていくしかない!!
チーム一丸、それらを一つひとつしっかりと積み重ねて……「優勝・世界一」という最高の栄冠をつかみにいこう。
日本男子ソフトボールの次代を担う若き戦士たちよ、
さぁ! いくぞ !!
No. | UN. | 役職 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|---|---|
1 | - | チームリーダー | 瀬戸山 章 | 日本ソフトボール協会 |
2 | 30 | ヘッドコーチ | 横田 将和 | 埼玉県庁クラブ |
3 | 31 | アシスタントコーチ | 柳田 信也 | 東京理科大学 |
4 | 32 | アシスタントコーチ | 亀井 博 | 豊田自動織機 |
5 | - | マネージャー | 三谷 舜 | 中京大学 |
6 | - | トレーナー | 岡山 雄太 | OFFICE COCOCH |