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外務省スポーツ外交推進事業による
グアテマラ共和国への指導者派遣及び用具寄贈

外務省スポーツ外交推進事業による
グアテマラ共和国への指導者派遣及び用具寄贈が行われた

栗山利宏氏、東美幸氏が現地に派遣され、指導に当たった

ソフトボール用具の寄贈も行われた

ソフトボールを世界中に広めていくために……活動は続く!

(参照:外務省ホームページ)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/ep/page22_002893.html

 去る10月19日~24日にかけ、外務省・スポーツ外交推進事業による、グアテマラ共和国への指導者の派遣が実施され、併せてソフトボール用具が寄贈された。

 事業導入のきっかけは、本年2月末に当協会にグアテマラオリンピック委員会の国際部長が訪問され、2016年リオオリンピックを契機に、日本オリンピック委員会とグアテマラオリンピック委員会がパートナー協定を締結し、東京オリンピックに向け、グアテマラにおけるソフトボール競技力向上と普及振興に向け、日本より協力を頂けないか、という依頼があり、日本オリンピック委員会からの助言もあり、外務省のスポーツ外交推進事業を活用することとなった。(スポーツ・フォー・トゥモロー事業にも認定されております。
(※スポーツ・フォー・トゥモロー事業の詳細はこちら http://www.sport4tomorrow.jp/jp/

 シーズン真っ只中にもかかわらず、本事業に快く協力いただいた派遣者は、指導者副委員長の栗山利宏氏(大垣ミナモソフトボールクラブ 部長)、昨年女子大学日本代表チームでアシスタントコーチに携わった東美幸氏(東海学園大学監督)のお二人。
 現地では男女代表選手やナショナルチームのコーチ、クラブチームのコーチなど、約20名が参加、基礎レベルの指導法から、日本の上級コーチ講習会で指導する考え方、心構えなど、短い期間ではあったものの、今後のグアテマラ、ひいては中米地域でのソフトボール競技レベルの向上や健全な普及発展に寄与する指導が行われた。

 初日(現地19日)には、グアテマラ外務省、グアテマラオリンピック委員会、グアテマラソフトボール協会と合同で記者会見に臨み、日本より寄贈した用具の提供式も併せて実施された。

 翌20日は祝日のため、指導は行われなかったものの、21日から24日の出発直前まで、グラウンドでの実地研修と、ホテル内会議室での座学研修が朝早くから夕方遅くまで、みっちりと行われた。

 事業を終え、帰国した栗山利宏指導者副委員長は「グアテマラの人々とソフトボールを通じて有意義な交流ができました。参加者はソフトボール強豪国と言われる日本の練習方法などに強い興味を持ち、講習会に積極的な態度を示していました。日本と遠く離れたグアテマラではあるものの、お互いが親近感を覚える良い交流事業となりました。」と、今回の事業での手応えを述べた。

 また、外務省を通じ、グアテマラオリンピック委員会及びグアテマラソフトボール協会からも、今回の事業及び用具提供への謝意が述べられた。

 今回の事業実施に際しては、ミズノ株式会社様、ゼット株式会社様、ダイワマルエス株式会社様に本普及振興事業の趣旨をご理解、またご賛同いただき、寄贈あるいは割引価格にて提供いただましたこと、改めて御礼申し上げます。

 日本ソフトボール協会では、WBSCや外務省、国際協力機構(JICA)、スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアムと連動し、ソフトボールを通じた国際交流及び国際普及事業を展開しており、オリンピックをはじめとした国際的スポーツの舞台にソフトボールが永続的に存続できるよう、各国への支援を積極的に行っております。

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