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平成30年度全日本大学女子選抜チーム(第7回東アジアカップ出場選手17名)が決定!

平成30年度全日本大学女子選抜チーム選手選考会を実施

初日は体力測定での選考。基礎体力・身体能力がチェックされた

選考会では選考委員の厳しい目が注がれる

選考会2日目・3日目は「実戦形式」での選考となった

選手は最後まで全力プレーでアピール

参加選手全員が持てる力を最大限に発揮し、3日間の選考会が無事終了した

 去る4月18日(水)~20日(金)の3日間、愛知県安城市に本拠地を置く、日本女子リーグ1部所属のデンソー ブライトペガサスの協力を得て、そのホームグラウンドにおいて、「平成30年度全日本大学女子選抜チーム選手選考会(第7回東アジアカップ出場選手選考会)」を実施。全国から「精鋭」37名が参加し、「第7回東アジアカップ」に出場する代表選手17名の座をめざし、厳しい選考に臨んだ。

 選考会初日、まず全日本大学ソフトボール連盟選手強化委員長であり、今大会のチームリーダーを務める清水正氏(山梨学院大)が挨拶に立ち、「今回の選考会では、台湾で行われる『第7回東アジアカップ』の出場選手17名を決定する選考会です。代表の座をめざし、皆さんの持てる力のすべてを発揮してくれることを期待しております。そして、この3日間の選考会を是非、有意義なものにしてください。」と参加者を激励した。

 続いて、今回の全日本大学女子選抜チームを率いる長澤淑恵ヘッドコーチ(城西大)、選考委員である二瓶雄樹氏(中京大)から、選考会の趣旨、選考基準、選考会のスケジュール等が説明され、3日間にわたる選考会がスタートした。

 選考会の初日は、各自でウォーミングアップ、キャッチボールを済ませた後、ポジションごとでグループを作り、参加選手全員の基礎的な運動能力を測定。ベースランニング、塁間走、30m走、遠投、送球スピード(立位から一歩踏み込んでネットに向かって投げ、その球速をスピードガンで測定)、スイングスピード、握力、メディシンボール投げ、垂直飛びの9種目を行い、選手個々が有する基礎体力・身体能力がチェックされた。

 その後、ピッチャーはスピードガンによる球速測定。選手個々が自身の有する球種を申告。一球一球、球速を測定するとともに、変化球の切れ、コントロール等がチェックされた。球速測定後にはシートノックも行い、打球への反応、送球の正確さ等の投手としてのフィールディングの基本技術が確認された。

 野手は、それぞれの希望する「第1希望」のポジションと「第2希望」のポジションでシートノック。基本的なグラブさばきや、スローイングの正確さ、肩の強さ、打球への反応、守備範囲の広さ等、選手個々の有する守備の基本技術が厳しくチェックされ、第2希望のポジションでは本来のポジションの他に複数ポジションこなせるか否かのユーティリティー性等も選考対象とされた。
 その後、「打撃」についての選考に入り、1人2カ所(1カ所2分)でのフリーバッティングで、実際のピッチャーの投球への対応やタイミングの合わせ方、バッティングフォーム、バットコントロールといった打撃の基本的な技術がチェックされ、選手個々の打撃力について評価を行い、初日の選考を終了した。

 翌日からは、参加選手を2つのグループに分け、「実戦形式」での選考がスタート。選考会2日目は、一死一・二塁と、一死二・三塁といったケースが設定され、ボールカウントも指定される等、その限定されたケースの中でピッチャーは相手打者をどう打ち取るか、相手打者を打ち取るために、どんなピッチングができるかに主眼が置かれ、キャッチャーはタイプの違うそれぞれのピッチャーの長所をいかに引き出すか、特徴を生かしたリード、配球ができるかが問われ、野手は各ケースで刻々と変わっていく状況の中で、その状況を素早く理解・判断し、的確に状況を判断し、その状況に応じた守備ができるか否かが選考の対象となった。
 攻撃側は、限られた状況・打席数の中にあっても、その状況の中で個々の特徴や持ち味、その能力や個性をアピールするためにどんなバッティングを見せるかに選考委員の「厳しい目」が注がれ、時には自分を殺して「フォア・ザ・チーム」に徹し、チームのためにチャンスを広げることができるか、あるいは自分の持てる能力・技術を発揮してより大きなチャンスに結びつけていくのか、といった判断力や性格までもが選考対象となった。

 選考会3日目は、参加選手を3つのグループに分け、朝から試合形式での選考を実施。ここではより「実戦的な能力」が求められ、前日のようにあらかじめ特定のケースを設定するのではなく、すべての制約を取り払い、「完全な試合形式」での選考を実施。選手たちは限られたイニングの中で、自分の最大限のパフォーマンスをしようと、最後の最後まで全力プレーでアピール。今回の選考会で初めて集まった顔触れとは思えないような「チーム力」「団結力」も見せ、3日間にわたる全日程を終了した。

 選考会終了後、選考委員ですぐに選手選考会議を実施し、代表選手17名を決定。
 選出された選手の顔ぶれを見てみると、投手陣では、昨年の全日本大学女子選手権大会でIPU・環太平洋大を悲願の「初優勝」に導いた吉井朝香を軸とし、選考会ではバッターの手元で鋭く落ちるドロップを自在に操り、三振の山を築いた竹田早希(東海学園大)、日本体育大の2年生「左腕」コンビ・中山日菜子、長谷川鈴夏が脇を固める。
 野手では、昨年、女子GEM4(U23)日本代表(組織改変により今年度からカテゴリー廃止)に選出された椛山奈々(園田学園女子大)、吉田彩夏(東海学園大)、2015年第11回世界女子ジュニア選手権大会の準優勝メンバーである有吉茜(IPU・環太平洋大)、竹中真海(日本体育大)らが中心となる。異色の経歴として大学界でも注目を浴びる石野江里佳(ビックカメラ高崎→東京女子体育大)、兼平真咲(デンソー→東京女子体育大)も今回選出され、日本リーグを経験してきたスラッガーが国際大会の舞台でどう戦うか、期待が高まる。また、野手の中では唯一2年生、この選考会でも持ち前の思い切りの良いバッティングでホームランを放った下山絵理も選出。昨年の第12回世界女子ジュニア選手権大会でも打線の中軸を任された「大型スラッガー」の「アジアの舞台」での活躍にも期待したいところだ。

 この「平成30年度全日本大学女子選抜チーム」は6月10(日)~16日(土)、台湾・南投市で開催される「第7回東アジアカップ」に出場。「大会連覇」を賭け、アジアの強豪と戦うことになる。 (大会情報はこちら)。

平成30年度 全日本大学女子選抜チーム
【第7回東アジアカップ 出場選手団】

選手

No. 守 備 氏 名 所属名
1 投手 竹田 早希 東海学園大学
2 中山 日菜子 日本体育大学
3 長谷川 鈴夏 日本体育大学
4 吉井 朝香 IPU・環太平洋大学
5 捕手 椛山 奈々 園田学園女子大学
6 棚町 佳奈 東海学園大学
7 内野手 兼平 真咲 東京女子体育大学
8 下山 絵理 園田学園女子大学
9 杉本 梨緒 中京大学
10 竹中 真海 日本体育大学
11 本間 睦 日本体育大学
12 屋禰 未奈 園田学園女子大学
13 吉田 彩夏 東海学園大学
14 外野手 有吉 茜 環太平洋大学
15 石野 江里佳 東京女子体育大学
16 佐藤 友香 中京大学
17 中村 優花 園田学園女子大学

スタッフ

No. 役 職 氏 名 所属名
1 チームリーダー 清水 正 山梨学院大学
2 ヘッドコーチ 長澤 淑恵 城西大学
3 アシスタントコーチ 東 美幸 東海学園大学
4 アシスタントコーチ 増淵 まり子 淑徳大学
5 トレーナー 光本 雅美 SGホールディングス
6 通訳 高 萍 (公財)日本ソフトボール協会

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