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フランス代表チーム招待
2020→2024→2028
オリンピック野球・ソフトボール競技継続キャンペーンを実施!

来日中のフランス代表チームを宇津木妙子氏が「熱血指導」

宇津木妙子氏の「代名詞」速射砲ノックの洗礼も受けた

潜在能力の高い選手が多く、ちょっとしたアドバイスでメキメキと
上達する選手も…

「長年の友」のように車座になって語り合う場面も……

「日米対抗ソフトボール2018」第1戦開始前に
日本、フランス、アメリカが一堂に会し、2020→2024→2028
オリンピック野球・ソフトボール競技継続キャンペーンを実施!!

 6月20日(水)、「日米対抗ソフトボール2018」の第1戦の戦いの舞台となる東京ドームにおいて、この大会に合わせて来日していたフランス代表チームへの技術指導と、2020東京オリンピック、2024パリオリンピック、2028ロサンゼルスオリンピックの開催国である日本、フランス、アメリカの代表チームが一堂に会し、「2020→2024→2028 オリンピック 野球・ソフトボール競技継続キャンペーン」が実施された。

 まず6月20日(水)、午後12時30分からWBSC(世界野球ソフトボール連盟)の理事であり、(公財)日本ソフトボール協会の副会長でもある宇津木妙子氏(元・女子ソフトボール日本代表ヘッドコーチ。2000年シドニーオリンピック銀メダル、2004年アテネオリンピック銅メダル獲得したチームの指揮を執った名将)が陣頭指揮に立ち、フランス代表チームに技術指導を行った。

 最初にウォーミングアップを兼ねた体幹トレーニングを紹介。ソフトボール選手にとって必要な捕球・送球動作、打撃・投球の身体の使い方を意識したウォーミングアップやトレーニング方法を指導し、捕球・送球時の体重移動や身体の使い方の「コツ」を伝授。楽しみながら、手軽に、ソフトボールの基本動作が自然と身につくようなウォーミングアップやトレーニングの指導を行った。

 その後、すべての基本となる「キャッチボール」を指導。ウォーミングアップやトレーニングで意識して行った体重移動や身体の使い方を実際のキャッチボールを行いながら再確認。実際の送球動作・捕球動作の中で、ウォーミングアップやトレーニングの中でやってきたことがどう役に立つのか、どこに結びつくのか、お手本・見本を示しながら具体的に説明。また、ここでは「技術」だけでなく、相手のことを思いやる「心」、相手の状況を見極める「観察力・洞察力」や、どこに投げたら捕球しやすいか、次の動作をやりやすくするにはどこを狙えばよいか等、状況に応じたプレーを選択する「判断力」の大切さにも触れ、「チームスポーツ」であるソフトボールに求められるメンタル面の指導も施された。

 そこからゴロ捕球の基本動作、捕球から送球へスムーズに移行するためのステップ等、守備の基本技術を繰り返し反復練習。一見、「地味」で何の変哲もないような反復練習の中にこそ「守備の基礎・基本」があり、守備の上達のためには、「近道」はなく、繰り返し繰り返し基本練習に取り組んでいくことの必要性と重要性が説かれた。

 守備練習の「総仕上げ」は宇津木妙子氏の「代名詞」でもある「速射砲ノック」。休む間もなく繰り出される「魔法」「魔術」のようなノックに懸命に食らいつき、「世界一」と評される日本の守備の「伝統」がフランス代表チームに受け継がれた。

 次にバッティングの「基本」が指導され、基本的なスイング、自らの有するパワー、スピードを効率よくバットに伝えるための身体の使い方、正確にボールをとらえるための構え方や体重移動等を、身振り手振りを交えて「熱血指導」。短時間の指導でもメキメキと腕を上げる選手もいて、フランス代表チームに名を連ねる選手たちの秘めたるポテンシャルの高さを感じさせるシーンもあった。

 また、予定時間を超えて投手陣を指導。ソフトボールには、ピッチング、バッティング、守備に共通する動き、身体の使い方があり、それを正しく理解し、実践することの大切さが改めて説かれ、それを身につけようと一球一球、真剣に投げ込む投手陣の姿が見られた。

 この前日、日本とフランスの間で交わされた「日仏ソフトボールパートナーシップ協定」では、野球・ソフトボールをオリンピック実施競技として、2020東京オリンピックから2024パリオリンピックへとつないでいくこと、ヨーロッパにおけるソフトボールの普及振興を推し進めていくこと、2024パリオリンピックの「ホスト国」となるフランス代表チームの選手強化を目的とし、具体的にはフランス代表チームをヨーロッパで3位以内に押し上げ、世界ランキングでもTOP10入りさせることを目標に設定。そのために、少なくとも年1回はJSAからフランスへチームを派遣し、強化試合を実施すること、ヨーロッパでのソフトボールの普及振興を推し進めるため、積極的にフランス(特にパリ)で国際大会を実施すること、フランス代表チームの選手強化のため、JSAから指導者を派遣すること、2024年のパリオリンピックで野球・ソフトボール競技が実施競技入りするために、情報交換を密に行い、必要に応じて連携・協力を行うこと、が協定内容に盛り込まれている。

 この日の宇津木妙子氏の指導を一つの「契機」となり、継続したフランス代表チームの強化支援が実現し、世界選手権やオリンピックといった「大舞台」で日本とフランスが優勝、金メダルを争う日が来ることを期待したい。

 また、「日米対抗ソフトボール2018」の第1戦開始直前には、「2020→2024→2028 オリンピック 野球・ソフトボール競技継続キャンペーン」が実施され、2020東京オリンピックの「ホスト国」となる日本、2024パリ、2028ロサンゼルスでオリンピックの開催が決定しているフランス、アメリカの代表チームが勢揃い。WBSC・リカルド・フラッカーリ会長からのメッセージがオーロラビジョンに流され、2020東京オリンピックで「オリンピック競技復帰」を果たしたソフトボール競技が、2024パリでも、2028ロサンゼルスでも継続され、ずっとずっと続いていくように……東京ドームのスタンドを埋めたソフトボールファンとともに、その「決意」を国内外に示し、具体的な取り組みを進めていくことを誓い合った。

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