第9節は天候にも恵まれ、スタンドも大盛況!
「交流戦シリーズ」の最後を飾り、「前半戦」を締めくくる節とあって、いつにも増して「熱い戦い」を繰り広げた
ホンダ リヴェルタは前半戦の最後を飾れず、11勝7敗1分で「東地区」同率2位
日立 サンディーバも11勝7敗。「勝率」で並び、「東地区」同率2位で前半戦を折り返した
豊田自動織機 シャイニングベガは13勝5敗で「西地区」2位
SGホールディングス ギャラクシースターズは11勝7敗で「西地区」3位
松田光新監督のもと、上位争いを繰り広げるシオノギ レインボーストークス兵庫は10勝8敗で「西地区」4位
「ホーム」で懸命の戦いを見せた東海理化 チェリーブロッサムズは今節も連敗。「交流戦シリーズ」1勝もできず……
ビックカメラ高崎 ビークイーンは前半戦の最終戦で2敗目を喫したものの、「東地区」首位を独走中
17勝2敗で「西地区」首位のトヨタ レッドテリアーズ。「宿敵」相手に4点差をひっくり返す鮮やかな逆転勝ちで前半戦を締めくくった
「ニトリ JD.LEAGUE 2023」は、去る6月17日(土)・18日(日)の両日、「東地区」「西地区」のチームが対戦する「交流戦シリーズ」の最後を飾る第9節が、愛媛県西予市、神奈川県相模原市、兵庫県豊岡市、愛知県小牧市の4会場で開催され、その「交流戦シリーズ」第8節・豊田ラウンド(6月10日(土)・11日(日)、愛知県豊田市・豊田市運動公園野球場で開催)の2日目が悪天候に見舞われ、雨天順延。翌12日(月)に順延したものの、天候が回復せず、結局、中止を余儀なくされ、6月24日(土)、「前半予備節」として順延された2試合を静岡県伊豆市・天城ふるさと広場野球場で実施した。
愛媛県西予市・西予市営宇和球場で開催された「西予ラウンド」では、第8節終了時点で8勝7敗1分、「東地区」4位のデンソー ブライトペガサスが連勝。初戦の日本精工 ブレイブベアリーズ(第8節終了時点で2勝14敗、「西地区」7位)戦は1-1の同点のまま、延長タイブレークにもつれ込む熱戦となり、8回表、タイブレークの走者を犠打で確実に三塁へ進め、代打・黒田菜那がスクイズを決め、2-1と勝ち越し。最後は先発・中村美樹の後を受けた「エース」カーリー・フーバーが締め、1点のリードを守り切り、苦しみながらも勝利を収めた。続く「ホーム」の伊予銀行 ヴェールズ(第8節終了時点で6勝10敗、「西地区」6位)戦は一転激しい点の奪い合いとなり、初回に川村莉沙のツーラン、釼持祐衣のソロと二者連続の本塁打で3点を先制し、3回表、4回表には今村あこが2打席連続の本塁打を放つ等、4回表までに13安打・4本塁打で9点をリードし、一方的な試合展開になるかと思われた。後半、投手陣がつかまり、8点を失い、打線の援護で13-8と打ち勝ったものの、何ともスッキリしない試合内容。それでも今節連勝で勝ち星を二桁10勝の大台に乗せ、通算成績10勝7敗1分で「東地区」4位と「プレーオフ」進出、「ワイルドカード」獲得に望みをつなぐ位置につけた。
「ホーム」の伊予銀行 ヴェールズ、大垣 ミナモ(第8節終了時点で2勝14敗、「東地区」最下位)は今節1勝1敗。伊予銀行 ヴェールズは初戦、大垣 ミナモと対戦。2回裏に本間紀帆のソロホームランで先手を取り、3回裏には「ルーキー」齋藤明日加のタイムリーで2点目。このリードを先発・黒木美紀、「ルーキー」遠藤杏華とつなぐ投手リレーで、4回表に1点を返されたものの、2-1の1点差で逃げ切った。続くデンソー ブライトペガサス戦は投手陣が打ち込まれ、4回までに9失点。後半、井上瑞希が本塁打を放つ等、8点を返す猛反撃を見せたが、投手陣がデンソー ブライトペガサス打線を止めることができず、6本の本塁打を含む18安打を浴び、13失点。8-13で敗れ、通算成績7勝11敗で「西地区」6位となった。
大垣 ミナモは初戦の伊予銀行 ヴェールズ戦は序盤に2点を先制され、4回表長井美侑の適時二塁打で1点を返し、1点差に追い上げたものの、追撃及ばず1-2で惜敗。続く日本精工 ブレイブベアリーズ戦は2-2の同点のまま、延長タイブレークにもつれ込む「激闘」となったが、9回表、大谷聖良が満塁の走者を一掃する右中間三塁打を放ち、3点を勝ち越し。その裏、日本精工 ブレイブベアリーズの反撃を1点に抑え、3勝目。通算成績3勝15敗で「東地区」最下位は変わらないものの、後半戦での「巻き返し」を誓う貴重な1勝を挙げた。
日本精工 ブレイブベアリーズは今節も連敗。「交流戦シリーズ」1勝も挙げることができず、通算成績2勝16敗で「西地区」7位と振るわぬ成績が続いている。
神奈川県相模原市・サーティーフォー相模原球場での「相模原ラウンド」では、第8節終了時点で16勝2敗、「西地区」首位を快走するトヨタ レッドテリアーズが連勝。初戦、NECプラットフォームズ(第8節終了時点で7勝10敗、「東地区」6位)と対戦。初回、今シーズン移籍・加入した「東京2020オリンピック」金メダリスト・原田のどか(太陽誘電 ソルフィーユより移籍)のソロホームランで先制し、3回裏には3本の長短打で2点を追加。終盤5回裏、6回裏にも3点ずつを加え、三輪さくら、石堂紗雪とつなぐ投手リレーで最終回、3点を返されたものの、9-3で圧勝。続く「ホーム」日立 サンディーバ(第8節終了時点で10勝6敗、「東地区」同率2位)戦は、初回、バッバ・ニクルスのツーランホームランで先手を取り、4回表には「西地区」リーディングヒッター争いのトップに立つ(前半戦を終了し、打率4割1分9厘)石川恭子のタイムリー等で2点を追加。最終回には切石結女の犠牲フライでダメ押しの1点を加え、先制・中押し・ダメ押しの理想的な試合展開で5-1と快勝。今節も連勝し、通算成績16勝2敗で「西地区」首位の座を盤石のものとしている。
「ホーム」の日立 サンディーバ、NECプラットフォームズ レッドファルコンズは1勝1敗。日立 サンディーバは初戦のタカギ北九州 ウォーターウェーブ(第8節終了時点で9勝7敗、「西地区」同率3位)戦で初回から打者11人を送る猛攻。いきなり7点を先制すると、2回表には今シーズン「移籍・加入」した山内早織(ビックカメラ高崎 ビークイーンより移籍)、森山遥菜、高瀬沙羅、「ルーキー」女鹿田千紘の4連続長短打で3点、3回裏には藤森捺未、ハンナ・フリッペンの本塁打等で4点を追加。14安打・15得点の猛攻で15-6と打ち勝った。続く「西地区」首位・トヨタ レッドテリアーズ戦は初回に先手を奪われ、中押し、ダメ押しを許し、4回裏、ハンナ・フリッペンのソロホームランで1点を返し、完封を免れるのが精一杯。それでも通算成績11勝7敗で「東地区」同率2位、「プレーオフ」進出圏内をキープし、前半戦を終了した。
NECプラットフォームズは初戦で「西地区」首位を快走するトヨタ レッドテリアーズと対戦。初回に「一発」を浴び、試合の主導権を握られると、投手陣が11安打を浴び。9失点。最終回、先発・三輪さくらから代わった石堂紗雪をとらえ、4連続長短打を含む5本の長短打を集中し、3点を返したが、大量失点を跳ね返すには至らず、3-9で大敗。続くタカギ北九州 ウォーターウェーブ戦は初回から打線が爆発! 「キャプテン」角野杏のタイムリーで先制し、猛攻の口火を切ると、2回裏には二死一・三塁から小川原結の二遊間を抜くタイムリーを放つと、これに相手守備の乱れが絡み、塁上の走者を一掃し、打った小川原結までもが還り、3点を追加。続く3回裏には金井亜茉音が満塁本塁打を放ち、序盤3回までに8点を奪う試合展開。結局、14安打・二桁10得点を奪う猛攻で10-2と大勝。通算成績8勝11敗で「東地区」6位となっている。
タカギ北九州 ウォーターウェーブは今節連敗。「交流戦シリーズ」開幕と同時に、第6節、第7節で4連勝を飾る等、「絶好調」だったが……第7節で「東地区」首位を走るビックカメラ高崎 ビークイーンに延長9回タイブレークの末に敗れ、「連勝」がストップすると、今節は投手陣が崩壊状態。2試合で28安打を浴び、25失点。3連敗で「貯金」を吐き出し、通算成績9勝9敗、「西地区」5位に順位を落としてしまった。
兵庫県豊岡市・全但バス但馬ドームでの「豊岡ラウンド」では、「東地区」首位(第8節終了時点で15勝1敗)のビックカメラ高崎 ビークイーンが今節も快調に連勝。初戦で豊田自動織機 シャイニングベガ(第8節終了時点で12勝4敗、「西地区」2位)と対戦。初回に相手守備の乱れから先取点を奪うと、5回表には片岡美結、6回表には炭谷遥香が本塁打を放つなど、着々と加点。4点のリードを奪い、先発・濱村ゆかりが被安打2・奪三振7の「完璧」なピッチングで4-0の完封勝利。続く「ホーム」シオノギ レインボーストークス兵庫(第8節終了時点で9勝7敗、「西地区」同率3位)戦は、初回に打撃好調、「東地区」リーディングヒッター争いのトップ(前半戦終了時点で打率4割1分8厘)に立つ活躍を見せる工藤環奈の先制ホームランで猛攻の口火を切ると、13安打・9得点と打線が爆発! 先発・勝股美咲、「ルーキー」伊東杏珠を挟み、最後は帰ってきた「レジェンド」上野由岐子が締め、9-1と大勝。危なげのない試合運びで連勝を飾り、通算成績17勝1敗と星を伸ばし、「東地区」首位の座を堅持し、「独走態勢」に入っている。
豊田自動織機 シャイニングベガとシオノギ レインボーストークス兵庫は今節1勝1敗。豊田自動織機 シャイニングベガは、初戦、「東地区」首位のビックカメラ高崎 ビークイーンに0-4の完封負け。「完敗」で5敗目を喫し、続く戸田中央 メディックス埼玉(第8節終了時点で8勝7敗、「東地区」同率4位)戦は2回裏、福重さくらの先制ホームランで先取点を挙げ、終盤6回裏に森山春奈、須藤志歩のタイムリー、大平あいのスリーランで決定的な5点を挙げ、6-1で快勝。通算成績13勝5敗、「西地区」2位で前半戦を折り返した。
今シーズン、長らく男子ソフトボールの「顔」として「日本代表」で活躍した松田光氏が新監督に就任。開幕3連勝の好スタートを切り、前半戦の「台風の目」となったシオノギ レインボーストークス兵庫は、初戦で戸田中央 メディックス埼玉戦と対戦。2回裏、中村みなみに満塁ホームランが飛び出し、一挙4点を先制。このリードを先発・左腕の千葉咲実、吉井朝香とつなぐ投手リレーで戸田中央 メディックス埼玉の反撃を1点差でしのぎ、4-3で辛勝。「東地区」首位のビックカメラ高崎 ビークイーンに挑んだが、投手陣が13安打を浴び、9失点。1-9で大敗し、「ホーム」の今節1勝1敗、通算成績10勝8敗で「西地区」4位に順位を落とした。
戸田中央 メディックス埼玉は今節連敗。初戦のシオノギ レインボーストークス兵庫戦は2回裏の満塁ホームランによる4失点が響き、5回表に今シーズン「移籍・加入」し、いきなり「キャプテン」を任された糟谷舞乃(ホンダ リヴェルタより移籍)の適時二塁打で2点を返し、最終回にも代打・廣瀬夏季のソロホームランで1点差まで追い上げたものの、反撃もここまで。終盤の猛追及ばず、3-4の1点差で敗れ、続く豊田自動織機 シャイニングベガ戦は試合終盤まで1-1と「互角」の試合を演じたものの、6回裏、力投を続けていた増田侑希が2本のタイムリーとスリーランホームランを浴び、5点を失い、勝負あった。1-6で敗れ、今節連敗。通算成績8勝9敗と勝率5割を切り、「東地区」5位に順位を落としてしまった。
愛知県小牧市・小牧市民球場での「小牧ラウンド」では、SGホールディングス ギャラクシースターズ(第8節終了時点で9勝7敗、「西地区」同率3位)が連勝。初戦の太陽誘電 ソルフィーユ(第8節終了時点で6勝11敗、「東地区」7位)戦は、激しい点の奪い合いとなり、初回に3点を失う苦しい試合展開となりながら、その裏、山科真里奈のツーランですぐに2点を返し、3回裏には「主砲」ステーシー・ポーターが逆転のスリーランホームラン! 4回裏、5回裏にも1点ずつを加え、「楽勝ムード」が漂ったが、先発・グレータ・チェッケッティがピリッとせず、12安打を浴び、6失点。1点差まで追い上げられたものの、最後は「エース」カーヤ・パーナビーが締め、7-6の1点差で逃げ切り。続くホンダ リヴェルタ(第8節終了時点で10勝6敗1分、「東地区」同率2位)戦は、0-0のまま、迎えた5回裏、代打・小西彩未、高橋まひろの連打からチャンスをつかみ、相手守備の乱れと山科真里奈の犠牲フライで2点を先制。「エース」カーヤ・パーナビーが6回表に1点を失いはしたものの、2-1で逃げ切り、今節連勝。通算成績11勝7敗で「西地区」3位の座を守り、「プレーオフ」進出圏内に位置している。
ホンダ リヴェルタと太陽誘電 ソルフィーユは1勝1敗。ホンダ リヴェルタは今節初戦、「ホーム」の東海理化 チェリーブロッサムズ(第8節終了時点で1勝15敗、「西地区」最下位)と対戦。序盤、リードを許す試合展開となったが、5回表、大工谷真波のソロホームランで1-1の同点に追いつくと、「東地区」ホームランダービーのトップに立つ塚本蛍の今シーズン「第8号」本塁打で2-1と勝ち越し。二者連続のホームランで試合をひっくり返し、最終回には大川茉由、大工谷真波の二塁打でダメ押しの3点目。3-1で勝利を収めた。続くSGホールディングス ギャラクシースターズ戦は、「右のエース」アリー・カーダが5回裏に2点を失い、その直後の6回表、相手守備の乱れから1点差に追い上げ、なお一死三塁のチャンスが続いたが、長谷川優理の痛烈な当たりがサードライナーとなり、サード・高橋まひろがダイビングキャッチ。そのまま飛び出した三塁走者にタッチし、ダブルプレー。同点、逆転のチャンスを逃がし、1-2で押し切られ、痛い星を落とし、今節1勝1敗。通算成績11勝7敗1分、「東地区」同率2位は変わらず。
太陽誘電 ソルフィーユは、初戦のSGホールディングス ギャラクシースターズ戦、鮮やかな先制攻撃を見せ、瀬戸口梨乃、中溝優生の長短打、木下華恋のタイムリー等で初回に3点を先制しながら投手陣が踏ん張れず、SGホールディングス ギャラクシースターズの「一発攻勢」の前に7失点。最後まで諦めず反撃し、最後は1点差まで迫ったものの、6-7と追撃及ばず。続く東海理化 チェリーブロッサムズ戦は一転して息詰まる投手戦を展開。2回表、相手守備の乱れから先取点を挙げると、この1点を先発・曽根はん奈が東海理化 チェリーブロッサムズ打線をわずか3安打に抑え込み、1-0の完封勝利。通算成績7勝12敗の「東地区」7位で前半戦を終えた。
「ホーム」開催で「交流戦シリーズ」初勝利をめざした東海理化 チェリーブロッサムズは今節も連敗。初戦のホンダ リヴェルタ戦は2回裏、朝田雅音のタイムリーで先手を取り、先発・永谷真衣が好投。4回まで1-0でリードする試合展開となり、「ホーム」の大観衆を沸かせたが……5回表、好投の永谷真衣が二死走者なしから二者連続のホームランを浴び、逆転を許し、最終回にもリリーフした清水慎子が1点を失い、1-3の逆転負け。続く太陽誘電 ソルフィーユ戦も先発・田畑七海が1失点の好投を見せながら打線の援護なく、0-1の完封負け。「交流戦シリーズ」1勝も挙げることができず、通算成績1勝17敗で「西地区」最下位に沈んでいる。
6月24日(土)には、第8節「豊田ラウンド」で中止・順延となっていた2試合が、静岡県伊豆市・天城ふるさと広場野球場で、前半予備節「伊豆ラウンド」として開催され、第1試合で戸田中央 メディックス埼玉とタカギ北九州 ウォーターウェーブが対戦。1-1の同点で迎えた最終回、戸田中央 メディックス埼玉が武富沙耶のセンター頭上を越えるソロホームランで勝ち越し。2-1で勝利を収めた。勝った戸田中央 メディックス埼玉は通算成績9勝9敗、「東地区」5位で前半戦を終了。敗れたタカギ北九州 ウォーターウェーブは「交流戦シリーズ」開始直後は4連勝と「絶好調」だったのが嘘のように、そこから4連敗とまさに「天国と地獄」。通算成績9勝10敗、一時は「プレーオフ」進出争い、「ワイルドカード」争いに割って入る勢いだったが……結局、「西地区」5位まで順位を落としてしまった。
第2試合ではトヨタ レッドテリアーズとビックカメラ高崎 ビークイーンの「東西首位対決」が組まれ、ビックカメラ高崎 ビークイーンがトヨタ レッドテリアーズの先発・三輪さくらの立ち上がりをとらえ、片岡美結、工藤環奈、藤田倭の3連続長短打で初回に1点を先制。その後も「投打二刀流」の藤田倭、松本怜奈の本塁打等で4回まで4点のリードを奪い、「勝負あった」と思われたが……ここからトヨタ レッドテリアーズが猛反撃を開始。5回裏、「実質的な先発投手」藤田倭に代わり、登板した勝股美咲が大炎上。今シーズンすでに7勝を挙げ、第9節終了時点で防御率1.08で「東地区」防御率1位の右腕を「万全を期して」投入したはずが……6本の長短打を集中砲火され、5失点。あっさり逆転を許してしまった。こうなると試合はトヨタ レッドテリアーズのペース。6回表から「エース」後藤希友を投入し、最終回、二死一・三塁のピンチを招いたものの、最後の打者をライトファウルフライに打ち取り、試合終了。トヨタ レッドテリアーズが鮮やかな逆転で5-4と勝利を収め、両チームとも17勝2敗で「東地区」「西地区」首位の座は変わらず。前半戦を終了した。
前半戦を終了し、「交流戦シリーズ」は「東地区」の35勝29敗。「東地区」は17勝2敗のビックカメラ高崎 ビークイーンが首位。11勝7敗1分のホンダ リヴェルタ、11勝7敗の日立 サンディーバが消化試合数の差こそあるものの、「勝率」で同率2位に並び、10勝7敗1分のデンソー ブライトペガサスが4位につけている。以下、9勝9敗の戸田中央 メディックス埼玉が5位、8勝11敗のNECプラットフォームズ レッドファルコンズが6位、7勝12敗の太陽誘電 ソルフィーユが7位、3勝15敗の大垣 ミナモが最下位の順となっている。
「西地区」は17勝2敗のトヨタ レッドテリアーズが首位を走り、13勝5敗の豊田自動織機 シャイニングベガが2位。11勝7敗のSGホールディングス ギャラクシースターズが3位につけ、10勝8敗のシオノギ レインボーストークス兵庫が4位で追っている。以下、9勝10敗のタカギ北九州 ウォーターウェーブが5位、7勝11敗の伊予銀行 ヴェールズが6位、「交流戦シリーズ」勝ち星のなかった日本精工 ブレイブベアリーズと東海理化 チェリーブロッサムズがそれぞれ2勝16敗の7位、1勝17敗の最下位の順となっている。
「ニトリ JD.LEAGUE 2023」はしばしの間、「サマーブレイク」に入り、9月1日(金)、岐阜県大垣市での第10節「大垣 ラウンド」での大垣 ミナモ対日立 サンディーバの一戦 を皮切りに、再び「地区シリーズ」での戦いとなり、「東地区」は福島県福島市・福島県営あづま球場、岐阜県大垣市・大垣市北公園野球場、「西地区」は愛知県豊田市・豊田市運動公園野球場、長崎県諫早市・諫早市第1野球場の4会場で開催される予定である。