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2017 ソフトボールフェスタinちば
(世界女子ソフトボール大会2018 開催記念イベント)
市原市、習志野市、千葉市、成田市の各会場で開催!

「2017 ソフトボールフェスタ in ちば」を開催!

8月4日(金)、千葉県市原市「ゼットエーボールパーク」を皮切りに
来年の世界女子選手権大会の会場となる球場でイベントを開催。

大会開催の「1年前イベント」として、あの手この手で大会をPR!

男子TOP日本代表も「応援」に駆けつけ、日本リーグ選抜と「真剣勝負」
大会のPRを行うと同時に男子ソフトボールの魅力、面白さもアピール!!

大会公式ロゴの発表も盛大に行われた

大会公式ロゴがあしらわれたTシャツ、ポロシャツに身を包み、
選手・大会関係者一同、大会の「成功」を誓い合った

女子TOP日本代表と日本リーグ選抜の一戦は手に汗握る大熱戦に……

女子TOP日本代表による「ソフトボール教室」も各会場で実施された

 去る8月4日(金)~8日(火)、2018年8月、千葉県での開催が決定している「第16回世界女子ソフトボール選手権大会」の開催を記念し、その「大会開催1年前イベント」として、「2017 ソフトボールフェスタinちば」と銘打ち、世界選手権で試合会場となる千葉県千葉市(ZOZOマリンスタジアム)、成田市(ナスパ・スタジアム)、習志野市(秋津野球場)、市原市(ゼットエーボールパーク)の各会場で大会開催記念イベントが実施された。

 「2017 ソフトボールフェスタinちば」は、8月4日(金)の市原市「ゼットエーボールパーク」での開催を皮切りに、8月5日(土)には習志野市「秋津野球場」、8月6日(日)には千葉市「ZOZOマリンスタジアム」、8月8日(火)には成田市「ナスパ・スタジアム」で、「第16回世界女子ソフトボール選手権大会」で「世界一」の座の奪還をめざす女子TOP日本代表の「紅白戦」他が行われ、全会場で地元の子どもたちに「ソフトボール教室」を実施。世界の「頂点」をめざす選手たちのパワー、スピードに溢れた高い技術が披露され、ソフトボールという「競技」としての魅力、楽しさ、面白さをアピールすると同時に、駆けつけた地元の子どもたちとふれあい、世界の「トップレベル」にある選手たちがソフトボールの基礎・基本を伝授。子どもたちは「憧れ」の選手たちに「直接指導」が受けられるまたとないチャンスとあって、目を輝かせてその指導を受けていた。

 8月6日(日)、来年の世界選手権でも「メイン会場」となることが予定されている千葉市「ZOZOマリンスタジアム」のイベントには、7月7日(金)~16日(日)、カナダ・ホワイトホースで開催された「第15回世界男子ソフトボール選手権大会」に出場し、世界の強豪と激戦を繰り広げたばかりの「男子TOP日本代表」も参戦。日本リーグ選抜(男子東日本・西日本リーグの選抜チーム)を相手に「真剣勝負」を展開。MAX130km/h近いスピードボールと切れ味鋭いライズ、ドロップに会場はどよめき、また、それを苦も無く打ち返していくパワー、スピードで詰めかけた観客に、改めて「男子ソフトボール」の魅力をアピール!
 試合は、男子TOP日本代表が「投打の大黒柱」松田光が「出身地」でもある千葉で躍動。投げては先発、打っては先制ツーランと活躍し、4-1と快勝。MVPも獲得した。

 この後、「2017 ソフトボールフェスタinちば」の「スタートアップパーティー」が行われ、「第16回世界女子選手権大会」の組織委員会・勝又隆一会長(千葉トヨペット(株)代表取締役社長)、(公財)日本ソフトボール協会・徳田寬会長らが出席。大会公式ロゴの発表も行われ、大会公式ロゴをデザインした千葉デザイナー学院・伊藤光騎さんには勝又会長から記念品が授与された(併せて大会ポスター原画をデザインした千葉県立幕張総合高等学校・清宮麻由さんが紹介された)。大会公式ロゴをデザインした伊藤光騎さんから「16枚の葉をモチーフにしたデザインには、千葉の葉、第16回大会、参加国16カ国の意味を込め、金、銀、銅を目指して戦う大会イメージした」とロゴデザインに込めた「想い」が語られ、大会ロゴの入ったTシャツを着た女子TOP日本代表選手との記念撮影も行われた。

 午後からは、女子TOP日本代表が日本リーグ選抜(女子リーグ1部の選抜チーム)と対戦。試合は、日本リーグ選抜が、昨年の「第15回世界女子選手権大会」では女子TOP日本代表の「キャプテン」を務めていた坂元令奈(トヨタ自動車 レッドテリアーズ)が先制のツーランホームラン! 「後輩」たちに温かくも厳しい「激励の一発」を放ち、先手を取ると、その後も女子GEM4(U23)日本代表でも「キャプテン」を務める「実力者」數原顕子(シオノギ製薬 ポポンギャルズ)に2点タイムリーを浴びる等、最終回まで0-4とリードを許す劣勢を強いられた。
 ところが7回表、「エース」上野由岐子が登板すると、球場の「空気」が一変。MAX117km/hのスピードボールで観客のどよめきを誘い、三者凡退に斬って取ると、これが「合図」であったかのように女子TOP日本代表が反撃開始。原田のどか、江口未来子の連打でチャンスを作り、「驚異の二刀流」藤田倭の打った瞬間、「ホームラン!」とわかる「完璧」な一発でアッという間に1点差に詰め寄り、その後も山田恵里、川畑瞳の安打等で二死満塁の「一打逆転サヨナラ」のチャンスを作り、奥田茉優希が三遊間を破る安打を放ち、劇的な逆転サヨナラ! 土壇場で4点差をひっくり返し、女子TOP日本代表が5-4で勝利し、詰めかけた観客を大いに沸かせた。

 その熱戦の余韻さめやらぬ中、女子TOP日本代表による「ソフトボール教室」も実施され、子どもたちはさっきまで目の前でプレーしていた代表選手に直接手ほどきを受け、その指導に真剣に耳を傾ける姿が印象に残った。

 8月8日(火)、「2017 ソフトボールフェスタinちば」は成田市「ナスパ・スタジアム」でイベント最終日を迎え、この日も女子TOP日本代表による「紅白戦」や「ソフトボール教室」が行われた。

 「第16回世界女子ソフトボール選手権大会」の開催まであと1年。この「2017 ソフトボールフェスタinちば」で大会の開催を大いにPRするとともに、大会の成功へ向け、関係者一同がその思いを新たにする意義深いイベント開催となった。

取材協力・画像提供:(一財)第16回世界女子ソフトボール選手権大会組織委員会事務局

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