「第16回世界女子ソフトボール選手権大会」2018千葉「決起大会」を実施!
「決起大会」冒頭、主催者を代表し、挨拶する勝又隆一会長
森田健作千葉県知事をはじめ、開催4市の市長も駆けつけた
大会への意欲を語る女子TOP日本代表・宇津木麗華ヘッドコーチ
千葉「ゆかりの選手」市口侑果選手(右)、濱村ゆかり選手(左)も
「決起大会」へ駆けつけ、「SOFT JAPAN」の新ユニフォームで登場
「是が非でも世界一の座奪還を!」と期待を込める徳田会長
大会開幕まで80日余り……成功へ向け、一丸となってラストスパート!
5月9日(水)、一般財団法人 第16回世界女子ソフトボール選手権大会 組織委員会が、8月2日に開幕の迫った「第16回 WBSC世界女子ソフトボール選手権大会」2018 千葉(大会公式サイトはこちら)の開催へ向け、「決起大会」を実施した。
この日、千葉県千葉市「ホテルグリーンタワー幕張」を会場に実施された「決起大会」には、女子TOP日本代表の宇津木麗華ヘッドコーチ、開催地「千葉」にゆかりのある市口侑果選手、濱村ゆかり選手も駆けつけ、大会の成功を誓い合った。
「決起大会」冒頭、主催者を代表し、一般財団法人 第16回世界女子ソフトボール選手権大会 組織委員会・勝又隆一会長が挨拶に立ち、「オリンピック出場をかけ、世界各地の厳しい予選を勝ち抜いた世界トップレベルの16チームがこの千葉県に集い、『本当の本物』のソフトボールを見せてくれること、また、その大会を開催できるということを栄誉に思いますし、誇りに思います」と大会開催の意義、成功への意欲を語り、「日本にまた来たい! 千葉にまた来たい!! と思っていただけるような『最高のおもてなし』で世界中から来県する16チームをお迎えし、『最高の大会』とできるよう、精一杯頑張ります!」と、大会へ向けた意欲を新たにしていた。
この後、森田健作千葉県知事、試合会場となる熊谷俊人千葉市長、小泉一成成田市長、宮本泰介習志野市長、小出譲治市原市長が登壇。森田健作千葉県知事は「世界の強豪16チームがこの千葉県で一堂に会し、その全試合が千葉県で実施されることは大きな意義があり、東京2020オリンピックの『第1次予選』となる重要な大会だけに、千葉県を挙げて全面的に盛り上げていきたい!」と、全面的なバックアップを約束。続いて、熊谷俊人千葉市長、小泉一成成田市長、宮本泰介習志野市長、小出譲治市原市長が、それぞれの開催会場の特色や特徴をアピール。各会場で大会を盛り上げて行こうと、大会の成功を誓い合った。
続いて、女子TOP日本代表・宇津木麗華ヘッドコーチが登壇し、「この大会を過去『最高』と言われるような大会にしたい。選手たちは『国』の代表として、自国開催の大会を戦ったことがありません。東京2020オリンピックへ向け、この世界選手権は貴重な経験を積む場となると思いますし、多くの期待、熱い視線が集まる中で、優勝を期待され、優勝を成し遂げるという『プレッシャー』にも打ち克っていかなければなりません。チーム全員が持てる力のすべてを発揮し、『最高の大会』とすることができるよう、全力を尽くします」と、大会へ向けた意欲を語った。
千葉県「ゆかり」の選手として、この「決起大会」に駆けつけた市口侑果選手と濱村ゆかり選手は、まず市口侑果選手が「私は大阪出身で(笑)、高校時代の3年間を千葉で過ごしました。良い指導者と最高の仲間に恵まれ、過ごした日々は、私にとってまさに『青春』でしたし、千葉が『第2の故郷』だとも思っています。また、私を日本のトップレベルでプレーする一つの契機を与えてくれたのも、ここ千葉での3年間があったからこそと感謝しています。その千葉で開催される世界選手権に『日本代表』として出場できることを誇りに思いますし、成長した姿を見せることが皆さんへの恩返しにもなると思いますので、チーム全員が力を合わせ、『世界一』の座を勝ち獲りたいと思います」と、大会にかける意気込みを語った。
濱村ゆかり選手は、「私は生まれも育ちも千葉で、この世界選手権が生まれ故郷の地で開催されることを本当に嬉しく思います。子どもの頃からの友だちや地域の皆さん、たくさんの方々に『日本代表』でプレーする私の姿を見せたい、見てもらいたいと思いますし、ソフトボールという競技の面白さ、楽しさ、魅力を伝えることができたら……とも思っています。東京2020オリンピックの出場権がかかる大会となりますので、参加各国は目の色を変えてこの大会に臨んでくると思いますので、私たちも『オリンピックの前哨戦』としてとらえ、オリンピックの『金メダル』へとつながる『世界一』の座を勝ち獲ることができるよう、頑張りたいと思います」と、世界選手権の優勝、オリンピックでの金メダル獲得へ思いを馳せていた。
次に、世界選手権のグループ分け・試合スケジュール(大会出場チーム、グループ分け、試合スケジュール等の詳細はこちら)、チケット販売等について発表され、日本は「宿敵」アメリカとは別グループの「グループB」となり、世界ランク3位のカナダ、4位のオーストラリア、9位のイタリア、12位の中国、14位のイギリス、17位のベネズエラ、33位のボツワナが同組となり、シングルラウンドロビン(1回戦総当たり)の予選リーグを実施。A・B両グループの上位4チームが「最終順位」を決定する「決勝トーナメント」へ駒を進め、ソフトボール独特の「ページシステム」(敗者復活戦を含むトーナメント)で「世界一」の座をかけ、激突することになる。
最後に、公益財団法人日本ソフトボール協会の会長であり、一般財団法人 第16回世界女子ソフトボール選手権大会 組織委員会の副会長でもある徳田寬氏が、「女子TOP日本代表は4月~11月まで『日本リーグ』を戦いながら、その合間を縫うように年間150日に及ぶ強化合宿を行い、『世界一』『金メダル』をめざし強化に励んでいます。今年は6月に東京ドーム、福島、仙台で『日米対抗ソフトボール』を開催しますし、8月にはこの世界選手権、5大会連続での金メダル獲得の期待がかかるインドネシア・ジャカルタでのアジア競技大会、11月には『世界のTOP4』が集まる『JAPAN CUP』が群馬県高崎市で開催される予定となっており、国際的なビッグイベントが目白押しです。この世界選手権で是が非でも『世界一』の座を勝ち獲り、東京2020オリンピックの『金メダル』まで一気に突っ走りたいと思っております。皆さまのご支援・ご声援をよろしくお願い致します」と挨拶し、「決起大会」を締めくくった。
No. | 氏 名 | 役 職 | 所属名 |
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1 | 矢端 信介 | チームリーダー | (公財)日本オリンピック委員会 |
2 | 宇津木 麗華 | ヘッドコーチ | ビックカメラ高崎 |
3 | ルーシー・カサレス | アシスタントコーチ | 豊田自動織機 |
4 | 山路 典子 | アシスタントコーチ | 太陽誘電 |
5 | 杉浦 千恵子 | トレーナー | 太陽誘電 |
6 | 志村 昌彦 | トレーナー | ビックカメラ高崎 |
7 | 村上 純一 | トレーナー | デンソー |
8 | 柳川 直子 | マネージャー | ビックカメラ高崎 |