○世界選手権大会の名称変更
これまでWorld Championship(日本名 世界選手権大会)と表記していた「ソフトボール世界一」を決する大会名称が、Softball World Cup(日本名 ソフトボール・ワールドカップ)と変更することが世界野球ソフトボール連盟(WBSC)理事会にて承認されました。
※2019年の大会は、その「移行期間」にあたり、男子は旧名称(世界選手権大会)、女子U19は新名称(ワールドカップ)となります。詳細は各カテゴリーの大会案内ページでご確認ください。
○カテゴリー区分、及び出場チーム数の変更(表1)
現行 | 新カテゴリー大会名称・対象カテゴリー | 出場チーム数 | 備考 | |
現在 | 変更後 | |||
世界男子選手権大会 | World Cup(男子TOP日本代表) | 16 | 12 | 2021年大会から大会名称変更・出場チーム数変更 |
※大会開催なし | U23 World Cup(男子U23日本代表)※新設 | 12 | 新設大会・新カテゴリー | |
世界男子ジュニア選手権大会 | U18 World Cup(男子U18日本代表) | 16 | 12 | カテゴリー上限年齢をU19→U18に変更 |
世界女子選手権大会 | World Cup(女子TOP日本代表) | 16 ※変更なし | ||
世界女子ジュニア選手権大会 | U18 World Cup(女子U18日本代表) | 16 ※変更なし | 2020年大会より上限年齢変更・出場チーム数変更なし GEM3の上限年齢をU19→U18に変更 |
|
※大会開催なし | U15 World Cup(女子GEM2日本代表)※新設 | 12 | 新設大会・GEM2の上限年齢をU16→U15に変更 | |
※大会開催なし | U12 World Cup(男女混合)※新設 | 12 | 安全性・競技レベルが不明瞭なため、当面出場見送り |
以上、表1のようにカテゴリー区分、及び大会への出場チーム数が変更され、それに伴い日本協会の強化カテゴリーも下記のように変更されます。
【男子】(※図2・4参照)
男子TOP日本代表→変更なし(年齢制限なし)
男子U23日本代表→新設:主に大学生、日本リーグ・実業団・クラブの23歳以下の若手選手が強化対象となります。
男子U18日本代表→従前の「U19」からWBSCのカテゴリー変更に合わせ、上限年齢を「U18」に引き下げ。主な強化対象は高校生となりますが、早生まれの大学1年生・日本リーグ・実業団・クラブ所属選手等も年齢制限内であれば強化対象となります。
※現時点では男子はU12日本代表を編成する予定はありません。
【女子】(※図1・図3参照)
女子TOP日本代表→変更なし(年齢制限なし)
女子GEM3日本代表→従前の「U19」からWBSCのカテゴリー変更に合わせ、上限年齢を「U18」に引き下げ。主な強化対象は高校生となりますが、早生まれの大学1年生・日本リーグ・実業団・クラブ所属選手等も年齢制限内であれば強化対象となります。
女子GEM2日本代表→従前の「U16」からWBSCカテゴリー変更に合わせ、上限年齢を「U15」に引き下げ。主な強化対象は中学生となりますが、早生まれの高校1年生等も年齢制限内であれば強化対象となります。
女子GEM1日本代表→従前の「U14」からWBSCカテゴリー変更に合わせ、上限年齢を「U12」に引き下げ。主な強化対象は小学生となりますが、早生まれの中学1年生等も年齢制限内であれば強化対象となります。本年度はU12日本代表を編成・活動する予定はなく、今後「U12 World Cup」(男女混合)の大会運営の状況、競技の安全性、競技レベルを把握・確認した上で大会参加の可否等を決定していく予定です。
また、これまでの「世界選手権大会」は各大陸別予選を行い、その代表チームが本大会への出場権を得ていましたが、これも「World Cup」への変更を機に、女子の「World Cup」「U18 World Cup」を除き(この2大会は出場チーム数・大陸別出場枠は現行のまま、変更ありません)、その出場チーム数を変更することになりました(※図5参照)。
※World Cup大会出場枠 | <16チーム> | <12チーム> |
---|---|---|
・アジア | 3 | 2 |
・アフリカ | 2 | 1 |
・ヨーロッパ | 3 | 2 |
・北中南米 | 5 | 4 |
・オセアニア | 2 | 2 |
・ワイルドカード(★) | 1 | 1 |
(★ワイルドカード:これまでの「開催国枠」が撤廃され、世界ランキング、開催地の地域性、世界的活動の貢献度を勘案し、WBSC理事会で決定する)
○大会試合方式の変更
大会名称変更等に合わせ、これまでの世界選手権大会で採用されていた「ダブルページシステム・プレイオフ」から、上位チームの順位決定がより明確となる「スーパーラウンド方式」を採用することになりました。詳細は各大会の組み合わせが発表され次第、各大会案内ページにてご案内します。