大会情報/生涯部門
エルダー大会の参加資格は「同一都道府県内に居住又は勤務する35歳以上(当該年度4月1日現在)の女子によって編成されたチーム」とチーム登録規程に定められている。
このエルダー大会は、「生涯種別」の位置づけで、ゴムボールを使用して大会が行われ、各都道府県代表の48チーム(開催地は2チーム出場)によって優勝が争われる大会である。
エルダー大会は、1996年に創設され、2010年の第15回大会まで開催されていた大会である。2001年にスタートした「日本スポーツマスターズ」の実施競技に女子ソフトボールが入ったことで、2001年~2010年まで「同一都道府県内に居住又は勤務する35歳以上(当該年度4月1日現在)の女子によって編成されたチーム」というまったく同一カテゴリーの大会として「全日本エルダー大会」と「日本スポーツマスターズ」が並行して開催。2011年から「日本スポーツマスターズ」に大会が一本化され、「日本スポーツマスターズ」の一競技として開催されてきたが、2024年から「全日本エルダー大会」として「復活」することになった。
「全日本エルダー大会」では、1996年の記念すべき第1回大会で福島橘チャッターズ(福島)が「初代チャンピオン」に輝き、1998年・1999年の第3回大会・第4回大会でレモンズ(兵庫)が「連覇」を達成。「全日本エルダー大会」と「日本スポーツマスターズ」が並行して開催されるようになった2001年以降では、2002年にI‘Z(愛知)が両大会「二冠」に輝き、なごや(愛知)が2007年に「エルダー」で優勝を飾り、2009年・2010年に「マスターズ」で連覇を達成している。2009年に「エルダー」を制したGUNMA DREAMS(群馬)も、大会が「マスターズ」に一本化された後の2013年、2016年と「頂点」に立っている。「エルダー」の「初代チャンピオン」である福島橘チャッターズも「マスターズ」に大会が一本化された初年度(2011年)に栄冠を手にし、I‘Z、なごや、GUNMA DREAMS、福島橘チャッターズの4チームが両大会での優勝を経験している(同一年度に両大会を制し、「二冠」に輝いたのは、I‘Zのみ)。
2017年は悪天候のため、4チーム優勝。2018年は北海道胆振東部地震の影響により大会中止を余儀なくされ、2019年はGLORY(千葉)が2017年の4チーム同時優勝に続き、念願の「単独優勝」。2020年・2021年は2年連続「コロナ禍」で大会を開催できず、2022年は裾野シスターズ(静岡)、2023年は世田谷クラブ(東京)が優勝を飾っている。
2024年「復活」を遂げた「全日本エルダー大会」は、11月2日~4日、滋賀県高島市で開催される予定である。