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◎女子TOP日本代表レポート

新生・女子TOP日本代表チーム、 ″強化″ 開始!
「第1次国内強化合宿」を報道関係・メディアに公開

新生・女子TOP日本代表、始動!
「世界の頂」をめざす挑戦がはじまった‼

2028年ロサンゼルスオリンピックを視野に入れ、
まずは今年7月のワールドカップ・ファイナルで
「王座返り咲き」を狙う!

3月10日(日)、打撃・守備練習、
紅白戦を報道関係・メディアに公開

練習後には、ヘッドコーチ・選手出席の
記者会見も実施。それぞれ想いを語った

「ソフトボールクリニック」で地元・沖縄の中学生、
高校生、大学生とも交流。大いに盛り上がった★

女子TOP日本代表「第1次国内強化合宿」を公開![2024/3/10]

 2028年ロサンゼルスオリンピックでの ″オリンピック競技復帰″ が昨年(2023年)正式に決定。まずは今年7月、イタリアで開催される「第17回女子ワールドカップ・ファイナルステージ」で「王座奪還」を狙う女子TOP日本代表チームが ″強化″ をスタート。
 3月10日(日)、「第1次国内強化合宿」(※3月5日~18日/沖縄県国頭郡金武町・中頭郡読谷村にて実施)の様子を報道関係・メディアに公開した。

 「第1次国内強化合宿」には、昨年開催された各種国際大会(第13回女子アジアカップ、第17回女子ワールドカップ・グループステージ、第19回アジア競技大会)に出場した選手たちをベースとし、新たに投手で鹿野愛音(タカギ北九州)、内野手で大川茉由(ホンダ)、山本星(SGホールディングス)の3名をTOPチーム初選出。今年7月のワールドカップ制覇をめざすのはもちろんのこと、その先(4年後)の2028年ロサンゼルスオリンピックを見据えた「チーム強化の第一歩目」を踏み出すべく、若く、可能性を秘めた「合計25名」の選手が招集された。

※第1次国内強化合宿参加選手はこちら

 報道関係・メディア公開日当日は、沖縄県国頭郡金武町/金武町ベースボールスタジアムを会場に、打撃・守備練習、紅白戦を公開。
 ウォーミングアップからロングティー・シートノックと精力的に汗を流し、紅白戦ではピリッと張り詰めた雰囲気の中、先発登板した三輪さくら、後藤希友の両投手が熱の込もったピッチングを披露! 三輪さくらが自らの持ち味である「多彩な球種・投球術」を駆使して上手く打者のバットの芯を外し、凡打の山を築けば、後藤希友も ″負けてなるものか″ と自身のストロングポイントとされる「球速110㎞/h台の快速球」で押しまくり、決定打を許さず、0-0のまま終盤へ突入。その後、三輪さくらからバトンを受けた2番手・山下千世が「日本代表の先輩」坂本結愛にセンターへ大きなアーチを描くソロホームランを浴び、最終的にこの「貴重な一発」が決勝点となって、紅白戦は1-0の最少得点差で幕を閉じる形となった。

 午後からは訪れた報道関係者に向けた記者会見、そして地元・沖縄の中学生、高校生、大学生を招いてのソフトボールクリニックを実施。
 記者会見には女子TOP日本代表・宇津木麗華ヘッドコーチをはじめ、新キャプテンを務める石川恭子選手、合宿地・金武町にゆかりのある(母親が金武町出身)伊波菜々選手が出席。まず宇津木麗華ヘッドコーチが「私たち女子ソフトボール日本代表にとって ″非常に縁起が良い″ ここ ″沖縄の地″ で、こうしてまたチームの強化をスタートできたことを何より嬉しく思います。東京2020オリンピックでの金メダル獲得へ向け、第一歩を踏み出した場所がこの沖縄でしたし、『2028年ロサンゼルスオリンピック・ソフトボール復活』という嬉しい知らせを受け、またここから気持ち新たに、オリンピックという『最大・最高の目標』に向かって邁進していくことができます」と自身の率直な思いを述べると、「今回の合宿に参加しているメンバーは、ご覧いただいて分かるように『日本女子ソフトボールの次代を担う、若く、可能性を秘めた選手たち』です。はじめてTOPチームに招集した選手もおりますので、改めてしっかり、じっくり、個々の能力・適性を見極めていきたい。選手を知り、一人ひとりの個性・特徴を最大限引き出していくことが私の役割・責任でもありますので、選手たちには自らの長所(ストロングポイント)をどんどんアピールしてもらいたいですね」と今回の合宿の目的や選手たちへの期待をコメント。
 女子TOP日本代表チームの新キャプテンを務める石川恭子選手は「これまで偉大な先輩方が務めてこられた『キャプテン』という役割を担うにあたり、緊張や不安がないわけではありませんが……その重責と向き合い、まずは『私がこのチームをまとめ、引っ張っていくんだ!』という覚悟(メッセージ)をチーム全体に示していきたいと思っています。人数が多く、はじめて一緒にプレーする選手もいる中で何より『コミュニケーション』が大切になってきますし、選手間でしっかり連携をとりながら、個々の実力を十二分に発揮できるチーム作りをしていきたい!! それが現在の心境であり、今後への決意でもあります」と自らの熱い想いを語った。

 記者会見後のソフトボールクリニックでは、合宿参加選手全員が地元・沖縄の中学生、高校生、大学生と交流を深めながら「熱心」に技術指導。元気いっぱいのウォーミングアップから、投手・捕手、内野手・外野手に分かれての「基礎・基本」をメインとした指導が行われ、会場は大いに盛り上がり、招待された沖縄の選手たちも生で観る女子TOP日本代表の「技術指導・プレーの実演」に目を輝かせていた。

 新生・女子TOP日本代表チームの ″強化″ がいよいよスタートした。
 先にもふれたが、今後は2028年ロサンゼルスオリンピックでの ″オリンピック3連覇″ を視野に入れつつ、まずは今年7月の「第17回女子ワールドカップ・ファイナルステージ」(※7月15日~21日/イタリア:カスティオンス・ディ・ストラーダで開催)に向けて歩みを進めていくこととなる。

 ここ沖縄から再び「世界の頂」へ!
 新たなる挑戦が、今、はじまった!!

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