国際大会情報
■世界女子選手権大会について
1965年にオーストラリア・メルボルンで第1回大会が開催された「世界女子選手権大会」も回を重ね、2018年、千葉県千葉市・成田市・市原市・習志野市での開催が16回目の開催となる。
「世界女子選手権大会」は原則として4年に一度、女子の「世界一」を決定する大会として開催されてきたが、2008年の北京オリンピックを最後に、女子ソフトボールがオリンピック競技から除外されたことを受け、「世界中にソフトボールの魅力を発信する機会を増やさなければならない!」と2012年の「第13回世界女子選手権大会」から2年に一度の開催となり、今日に至っている。
日本での「世界女子選手権大会」の開催は、1970年の「第2回大会」を大阪府大阪市、1998年の「第9回大会」を静岡県富士宮市で開催したのに続き、3回目の開催となる。
大会には、16カ国の参加が予定されており、日本は過去、1970年の「第2回大会」、2012年の「第13回大会」、2014年の「第14回大会」で優勝を飾っている。
ただ、昨年(2016年)の第15回大会で「宿敵」アメリカに大会3連覇を阻止され、王座を明け渡しているだけに、2018年の「第16回大会」での「王座奪還」は至上命令であり、2020年東京オリンピックへ向けた「前哨戦」ともなるだけに、「ホーム」で負けることは許されない。
すでに、千葉トヨペット株式会社・代表取締役社長である勝又隆一氏を会長とする「第16回世界女子選手権大会組織委員会」を立ち上げられ、「一般財団法人」として1月27日に登記申請も済ませ、大会の開催、そしてその「成功」へ向け、着々と準備が進められている。
■世界女子選手権大会のあゆみ
大会 | 日本の成績 | 上位の成績 | 開催地 | 参加チーム | |||
優勝 | 準優勝 | 3位 | |||||
第1回 | 1965年 | 3位 | オーストラリア | アメリカ | 日本 | オーストラリア | 5 |
第2回 | 1970年 | 優勝 | 日本 | アメリカ | フィリピン | 日本・大阪 | 9 |
第3回 | 1974年 | 準優勝 | アメリカ | 日本 | オーストラリア | アメリカ | 15 |
第4回 | 1978年 | 不参加 | アメリカ | カナダ | ニュージーランド | エルサルバドル | 15 |
第5回 | 1982年 | 不参加 | ニュージーランド | 台湾 | オーストラリア | 台湾 | 23 |
第6回 | 1986年 | 8位 | アメリカ | 中国 | ニュージーランド | ニュージーランド | 12 |
第7回 | 1990年 | 5位 | アメリカ | ニュージーランド | 中国 | アメリカ | 20 |
第8回 | 1994年 | 7位 | アメリカ | 中国 | オーストラリア | カナダ | 27 |
第9回 | 1998年 | 3位 | アメリカ | オーストラリア | 日本 | 日本・静岡 | 17 |
第10回 | 2002年 | 準優勝 | アメリカ | 日本 | 台湾 | カナダ | 16 |
第11回 | 2006年 | 準優勝 | アメリカ | 日本 | オーストラリア | 中国 | 15 |
第12回 | 2010年 | 準優勝 | アメリカ | 日本 | カナダ | ベネズエラ | 16 |
第13回 | 2012年 | 優勝 | 日本 | アメリカ | オーストラリア | カナダ | 16 |
第14回 | 2014年 | 優勝 | 日本 | アメリカ | オーストラリア | オランダ | 16 |
第15回 | 2016年 | 準優勝 | アメリカ | 日本 | カナダ | カナダ | 31 |
第16回 | 2018年 | 日本・千葉 | 16 |