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国際大会情報

国際大会情報 第12回世界女子ジュニア選手権大会


試合レポート

試合
第12回世界女子ジュニア選手権大会
決勝トーナメント ゴールドメダルゲーム(決勝)  
女子GEM3(U19)日本代表 vs アメリカ
会場
アメリカ・フロリダ州クリアウォーター
日時
大会第7日 7月30日(日)
  1 2 3 4 5 6 7 R
アメリカ 3 0 0 0 5 2 3 13
女子GEM3(U19)日本代表 3 1 0 0 0 0 0 4
先攻
アメリカ
 
後攻
女子GEM3(U19)日本代表
バッテリー
投手:●三輪さくら(5回)、伊藤貴世美(1回)、三原千空(1/3)、三輪さくら(2/3)
捕手:服部洋代
打撃成績
〔二塁打〕下山絵理、松本怜奈
スターティングラインアップ
1(二)藤本 麗
2(右)下村歩実
3(遊)松本怜奈
4(三)下山絵理
5(捕)服部洋代
6(DP)甲野紋加
7(左)三原千空
8(一)須藤志歩
9(中)宮本実侑
FP(投)三輪さくら
1回表
先頭打者が四球で歩き、2番打者のスラップがキャッチャー前に転がし、内野安打。無死一・二塁のピンチを招くと、3番・Nickles Madilynが左中間スタンドに叩き込むスリーランホームラン。前回のセミファイナルの対戦でもソロホームランを浴び、今大会打率6割6分7厘・本塁打5・打点24のスラッガーを止められず、初回いきなり3点を失う。
3
1回裏
1番・藤本麗がスラップで叩きつけ、ピッチャーのグラブをはじく内野安打。2番・下村歩実がピッチャー前にセーフティーバントで転がすと、この打球の処理を焦ったピッチャーがはじき、無死一・二塁。3番・松本怜奈は送りバント失敗でファーストへの小フライとなり、一死となったが、ワイルドピッチで二・三塁とし、4番・下村絵理が左中間を切り裂くタイムリーツーベース。2点を返し、なお一死二塁のチャンスが続き、5番・服部洋代が一塁線を鋭く破るタイムリー。二塁走者を迎え入れ、3-3の同点に追いついた。
3
2回表
ショート内野安打、空振り三振、ショート内野安打で一死一・二塁のピンチを招いたが、二塁走者が三塁盗塁に失敗し、ツーアウト。一塁走者が離塁アウトでスリーアウト。無得点。
0
2回裏
一死から9番・宮本実侑がセカンド内野安打で出塁。すかさず盗塁を成功させ、二塁へ進み、1番・藤本麗の四球となる投球がワイルドピッチとなり、一・三塁。2番・下村歩実の打席でヒットエンドランを仕掛けるが、キャッチャーファウルフライとなり、二死となった後、一塁走者が盗塁し、二・三塁と攻め立て、3番・松本怜奈がセンター前ヒット。三塁走者が生還し、二塁走者も一気にホームを狙ったが、惜しくもタッチアウトでスリーアウト。日本が1点を勝ち越し、4-3と逆転に成功!
1
3回表
サードゴロ、ショートフライで二死となった後、今大会打率6割6分7厘・本塁打5・打点24の3番・Nickles Madilynに右中間二塁打を打たれたが、4番打者のセンター前に落ちるかという当たりをセカンド・藤本麗がダイビングキャッチ。ピンチを脱し、無得点で切り抜ける。
0
3回裏
4番・下山絵理が二遊間を破るヒットで出塁。パスボールで二塁へ進み、一死後、6番・甲野紋加の死球で一・二塁。二死後、8番・須藤志歩が三遊間を破る安打を放ち、満塁と攻め立て、9番・宮本実侑のバットは快音を残したが、レフト真正面のライナー。惜しくも追加点ならず、無得点。
0
4回表
四球、レフトフライ、空振り三振で二死一塁となった後、8番打者にライトオーバーの二塁打を打たれ、二・三塁のピンチを招いたが、後続をファーストフライに打ち取り、無得点。
0
4回裏
ピッチャー前にセーフティーバントを試みるが一塁アウト。次打者もセーフティーバントを仕掛けたが、サードにダイレクトキャッチされ、二死となった後、後続が見逃し三振で三者凡退。無得点。
0
5回表
センター前ヒット、送りバントで一死二塁とし、今大会打率6割6分7厘・本塁打5・打点24で、この試合も2打数2安打・3打点の3番・Nickles Madilynに「勝負」を挑み、センターフライに打ち取り、二死となり、ピンチを脱したかに見えたが、4番・Klingler Bayleeがライトスタンドへ運ぶ、逆転のツーランホームラン。これで緊張の糸が切れてしまったか、レフト前ヒット、ピッチャー前内野安打で一・二塁となった後、7番・Dalton Alissaにもライトスタンドへ特大の一発を運ばれ、この回アメリカが大量5点を挙げ、8-4と逆転に成功。
5
5回裏
空振り三振、セカンドライナー、ピッチャーライナーで三者凡退。無得点。セカンドライナー、ピッチャーライナーはともに日の出るような当たりだったが……残念ながら真っ正面。
0
6回表
センターフライ、センター前ヒット、パスボール、四球で一死一・二塁となり、今大会打率6割6分7厘・本塁打5・打点24で、この試合も2打数2安打・3打点の3番・Nickles Madilynにセンターフェンス直撃のタイムリーツーベースを浴び、アメリカ2点を追加。10-4と大きくリード!
2
日本、投手交代。三輪さくら→伊藤貴世美
6回裏
連続三振、サードゴロで三者凡退・無得点。
0
7回表
この回から代わった三原千空がセンター前ヒット、セカンドゴロ、連続四死球で一死満塁のピンチを招いたところで先発・三輪さくらが再出場。しかし、「エース」の再登板でもアメリカ打線を止められず、3連打を浴び、3失点。この回アメリカが3点を追加し、13-4とリードを広げた。
3
日本、投手交代。伊藤貴世美→三原千空。一死満塁となったところで三原千空→三輪さくら(再出場)
7回裏
1番・藤本麗、2番・下村歩実が「意地」の連打を見せたが、後続なく無得点で試合終了。2大会ぶりの「王座奪還」はならず、アメリカに「連覇」を許し、優勝回数もアメリカ「6」、日本「5」となり,「No.1」の座を明け渡した。
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