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ニュース 女子U-19・U-16

女子GEM2(U16)日本代表
東京女子体育大で直前合宿を実施!
カナダカップへ出発!!

女子GEM2(U16)日本代表がカナダカップへ向け、直前合宿を実施

大学ソフトボール界の「名門」にして「強豪」東京女子体育大の
協力を得て、合宿・テストマッチを行った

女子GEM2(U16)日本代表は投手陣が充実!
100km/hを超える「逸材」が複数名おり、楽しみな布陣

大学生を相手に「互角」の試合を展開!

大会「本番」へ向け、「力試し」の貴重な機会を得た

「直前合宿」で課題・問題点を洗い出し、「本番」に備える

7月8日(土)、女子GEM2(U16)日本代表は
羽田空港から大会開催地・カナダ・サレーへ元気に旅立った

 去る7月6日(木)~8日(土)、女子GEM2(U16)日本代表が東京女子体育大で「カナダカップ」(ショーケースゴールドトーナメント/大会スケジュールはこちら)へ向けた「直前合宿」を行い、8日(土)の出発ギリギリまで1分1秒を惜しむように強化に励み、同日の夜、羽田空港から「カナダカップ」(ショーケースゴールドトーナメント)が行われるカナダ・サレーへと飛び立った。

 女子GEM2(U16)日本代表は、今春4月14日(金)~16日(日)、静岡県伊豆市の天城ドームを主会場に行われた「選手選考会」(第1次国内強化合宿の記事はこちら)で17名の代表選手が選出され(代表選手はこちら)、今回の合宿が初めての招集。「日本代表」に選出され、「チーム」としては「初めて」の顔合わせとなり、「大会本番」へ向け、急ピッチでの「チーム作り」が進められた。

 合宿初日(7月6日/木)は、全国各地からの集合とあって、東京・国立の東京女子体育大への集合時間は13時に設定され、集合後、すぐに「顔合わせ」を兼ねたミーティングを実施。「日本代表」としての心構えが説かれ、常に注目される立場にある「代表選手」としての言動や立ち居振る舞いについて、「自覚と責任」が求められた。
 その後、グラウンドで「チーム」としての初練習を実施。約2時間にわたって酷暑の中、汗を流した。

 合宿2日目(7月7日/金)は、午前中は練習、午後から大学ソフトボール界の「名門」にして「強豪」東京女子体育大の胸を借りてテストマッチを行った。
 「カナダカップ」(ショーケースゴールドトーナメント)の大会のレギュレーション、プレーイングルールが、この合宿直前になって発表・確認され、急遽、投球距離(投・捕間/ピッチャープレートからホームベースまでの距離)を12.19mに設定し、試合を実施。
 試合は、東京女子体育大が「主力選手」を授業で欠き、また慣れない12.19mの距離から投じられる女子GEM2(U16)日本代表投手陣の100km/hを越えるスピードボールに手を焼き、4回までわずか2安打。5回裏、連続四球と送りバントで一死二・三塁とし、ヒットエンドランを敢行したが、女子GEM2(U16)日本代表の堅い守りに阻まれ、本塁寸前タッチアウト。先取点のチャンスを逃した。
 一方、女子GEM2(U16)日本代表も東京女子体育大の先発・萩原あゆみのチェンジアップを巧みに交えた緩急自在のピッチングに翻弄され、5回までわずか2安打。6回表、連打と送りバントで一死二・三塁と攻め立て、ヒットエンドランを敢行したが、これも間一髪本塁タッチアウト。両チーム無得点のまま、試合は延長タイブレーカーにもつれ込む熱戦となった。
 延長タイブレーカーに入った8回表、女子GEM2(U16)日本代表はタイブレーカーの走者をスリーバント失敗で送れず、次打者の内野ゴロで三塁まで走者を進めたものの、「あと一本」が出ず、無得点。
 その裏、東京女子体育大はしっかりとタイブレーカーの走者を犠打で三塁へ進め、ヒットエンドランを決め、サヨナラ。1-0で勝利を収めた。

 合宿最終日(7月8日/土)は、午前中、前日のテストマッチで洗い出された課題、問題点を一つひとつ入念に確認。「チーム」としての「約束事」や個々の役割分担、守備のフォーメーションの確認に多くの時間が割かれた。
 また、空港への出発時間ギリギリまで東京女子体育大とテストマッチの2戦目。初回、4番・中辻美空の二塁打等で二死二・三塁のチャンスをつかみながら先制できず、3回までは投手陣が踏ん張り、何とか無失点で耐えていたものの、4回表、5連続四球やワイルドピッチ、パスボール等のバッテリーエラーで失点し、さらにランナーを溜めたところで長打を食らう「最悪のパターン」で大量失点。0-5とリードされた5回終了時点で試合を打ち切り、出発準備にかかった。

 チームを率いる杉山浩之ヘッドコーチは、「とにかく初めてのことばかりで(笑)。『チーム』としては顔を合わせたばかりで、まだまだ時間がかかる部分もありますが、この合宿、あとは大会での『実戦』を通じて作り上げていくしかないと思っています。素材的には投手陣を中心に素晴らしい選手たちばかりなので、あとはその力をどう引き出していけるか、というところでしょうか」と語り、「今回のカナダカップに出場する他チームのレベルがどれだけのレベルかわかりませんが、日本とはまったく異なる環境の中で、普段とは違う相手と、1週間にわたる大会期間中、毎日試合を行い、優勝まで最短でも10試合を戦い抜くという経験は、日本国内では決してできない経験であり、タフでハードな大会になることは間違いありませんが、選手たちを強く逞しく成長させてくれる貴重な機会となると確信しています」と、大会への期待と意欲を語った。

 7月8日(土)、21時50分、女子GEM2(U16)日本代表はカナダ・サレーへ向け、元気に旅立った。試合中、突然体調を崩してしまう選手が出てしまったり、パスポートを紛失騒動が起こる等、ある面では「中学生らしい」一面も見せてくれた選手たち。健康管理や体調管理はもちろんのこと、海外遠征でのパスポートの携行・管理は、日本を代表する選手ともなれば「イロハのイ」であり、当然のことながら細心の注意を払わなければならない「重要事項」である。
 ただ、このカテゴリーでの近隣のアジアを除く、本格的な「海外遠征」「国際大会出場」は「初の試み」であり、直前まで確認できなかった大会のレギュレーション、プレーイングルールの件も含め、すべてが「貴重な経験」なのである。
 何から何まで至れり尽くせりの日本国内での生活から、言葉も通じず、生活習慣や行動様式の異なる海外での環境に身を置くこと自体が、選手たちにとってかけがえのない体験となり、自らを鍛え、成長させる大きな契機となることだろう。
 約1週間にわたり、毎日「真剣勝負」、優勝まで10試合以上をも戦い抜く国際大会の経験は「タフでハード」であり、ある意味「極限状態」にまで追い込まれ、選手個々の心身の強さ、逞しさ、「真価」が問われる大会となる。
 女子TOP日本代表が、長くこの「カナダカップ」に参戦し続けているのも、それが大きな「理由」の一つになっている。「極限での戦い」では人間の「本性」が現れ、その過酷な連戦の中では、選手としての力量だけでなく、個々の「人間力」が問われることになる。裏を返せば、このような過酷で極限の戦いを最後まで戦い抜くことができる選手でなければ「日本代表」に名を連ねることなどできない……ともいえよう。

 「初の試み」となる女子GEM2(U16)日本代表のカナダカップ出場。そこで「若き日本代表」が、どんなプレーを見せ、戦いを見せてくれるか、期待と注目が集まる。

平成29年度 女子GEM2(U16)日本代表チーム 選手団名簿
(2017 カナダカップ・ショーケースゴールドトーナメント 出場選手・スタッフ)

選手

No. 守備 氏名 支部 所属名
1 投手 稲葉 怜美 京都府 京都西山高等学校
2 高 美優 福岡県 福岡県立福岡中央高等学校
3 中邨 花菜 兵庫県 園田学園高等学校
4 松本 琴和 神奈川県 川崎市立野川中学校
5 山下 千世 静岡県 城南静岡中学校
6 捕手 片岡 美結 佐賀県 佐賀女子短期大学付属佐賀女子高等学校
7 松久 歩未 岐阜県 大野町立大野中学校(岐阜NEXUS)
8 内野手 石川 花 大阪府 大阪偕星学園高等学校
9 乙部 花穏 三重県 津市立朝陽中学校
10 笠原 朱里 千葉県 千葉経済大学附属高等学校
11 武田 朱香 京都府 京都西山高等学校
12 中辻 美空 京都府 京都市立嵯峨中学校
13 矢藤 輝羅菜 神奈川県 神奈川県立厚木商業高等学校
14 山本 星 兵庫県 兵庫大学附属須磨ノ浦高等学校
15 和田 梨理花 神奈川県 神奈川県立厚木商業高等学校
16 外野手 市村 瑞姫 群馬県 高崎健康福祉大学高崎高等学校
17 田村 涼 高知県 高知市立愛宕中学校

コーチングスタッフ

No. 役職 氏名 支部 所属
1 チームリーダー 渡辺 祐司 京都府 京都市立樫原中学校
2 ヘッドコーチ 杉山 浩之 静岡県 飛龍高等学校
3 アシスタントコーチ 増原 晴奈 兵庫県 兵庫大学附属須磨ノ浦高等学校
4 アシスタントコーチ兼総務 山本 かんな 京都府 京都市立洛南中学校
5 トレーナー 高松 久美子 愛知県 豊田自動織機

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