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男子ソフトボール 【PICK UP PLAYERS】
彼らこそ……「真のソフトボールプレーヤー」!!
澤田優生選手(大阪桃次郎)&筒井拓友選手(大阪桃次郎)を紹介

「日本屈指の内野手」澤田優生選手&筒井拓友選手に迫る!
「ソフトボールならではの技術」を用いた守備、そして打撃とは!?

二人は高知県出身。「名門」岡豊高校で内野のコンビを組み、
高校3年生のときには「全国大会三冠」の偉業を達成!!
その後も輝かしい実績を残し続けてきた

2005年 第7回世界男子ジュニア選手権大会の「経験」が
ソフトボール人生の中で「最も大きかった」と語る両選手。
“世界最速”アダム・フォーカード投手ともはじめて対戦した

まずは、互いに得意とする守備から実演

澤田選手にはセーフティーバント、バスター、プッシュと
「3種類の打撃」を実演していただいた!

最後は、澤田選手&筒井選手にじっくりとインタビュー。
「世界で戦うことの厳しさ」や「ソフトボールの魅力」について聞いた

澤田優生選手&筒井拓友選手の「守備」
男子リーグ

澤田優生選手&筒井拓友選手の「守備」

澤田優生選手の「打撃(セーフティーバント、バスター、プッシュ)」
男子リーグ

澤田優生選手の「打撃(セーフティーバント、バスター、プッシュ)」

澤田優生選手&筒井拓友選手「インタビュー」
男子リーグ

澤田優生選手&筒井拓友選手「インタビュー」

 先日(6月2日・3日の両日)、東西ともに第2節が終了した「第47回日本男子ソフトボールリーグ」。第3回目となる今回の男子ソフトボール【PICK UP PLAYERS】では、日本男子西日本リーグに所属する大阪桃次郎でプレーし、「日本屈指の内野手」と評される澤田優生選手&筒井拓友選手を紹介する。

 澤田優生(さわだ・まさき)選手と筒井拓友(つつい・たくと)選手は、かつて「ソフトボール王国」と呼ばれた高知県の出身。その高知の中山間地域で生まれ育ったということもあって(※高知県の中山間地域では、野球よりもソフトボールが盛んに行われている)、幼い頃から常に身近に「ソフトボール」が存在し、小学校・中学校・高校・大学とまさに「ソフトボール一筋」の人生を歩んできた。「名門」岡豊高校に進んだ両選手は、その「攻守の能力の高さ」を買われ、澤田選手が二塁手、筒井選手が三塁手として活躍! 高校3年生のときには春の選抜、夏のインターハイ、秋の国体と主要大会をすべて制し、「全国大会三冠」の偉業を成し遂げた(※筒井選手は中学時代から全国大会で大活躍。「全中3連覇」という偉業も成し遂げている)。大学に進学(澤田選手が国士舘大学、筒井選手が日本体育大学に進学)した後も、当然のことのように両選手の活躍は続き、互いに「インカレ優勝」を経験。実績を辿れば「優勝・日本一」という星のもとに生まれてきたかのように、日本男子ソフトボール界の主役であり続けてきたといっても過言ではない。

 今回は6月2日・3日、大阪府大阪市において開催された「第47回日本男子西日本リーグ第2節」の試合終了後、澤田選手&筒井選手にインタビュー。ともに得意としている「守備」について話を聞き、実演していただいたほか、澤田選手には「ソフトボールならではの打撃」という視点で「セーフティーバント、バスター、プッシュ」の3種類の打撃をそれぞれ紹介・実演していただいた。また、インタビューでは両選手に「『世界トップレベル』の戦いを経験して感じたこと」「今後、男子日本代表に必要な要素とは??」「男子ソフトボールの魅力・醍醐味」等についてもじっくりと伺っているので、ぜひ、注目してもらいたい。

 「ソフトボール一筋」の二人のプレーで何より共通していたのは、守備であっても打撃であっても「相手と駆け引き」しながら常に「積極的に仕掛けていく」こと。守備では事前に打者の特徴を観察し、強く振ってくるのか、小技で揺さぶってくるのか、しっかりと見極めた上で「一瞬」で反応していく! 「世界一素早い」と評される筒井選手の「バント処理」や「打球への反応」等を見てみると……確かに納得の一言である。澤田選手が見せてくれた3種類の打撃(セーフティーバント、バスター、プッシュ)も同様に、常に「相手野手との駆け引き」がある。「試合の状況、走者の状況によって『出塁するのか、進塁させるのか、返すのか』臨機応変に打ち方を変えていきます! 相手野手の隙を突き、ときに欺いたり、パニックにさせたりと……そういった『崩し』を常日頃頭の中でイメージしながら、考え、プレーするようにしていますね!!」と改めて「ソフトボールの奥深さ」を披露してくれた。

 用具(ボール・バット)の性能の向上等で、近年“パワーソフトボール(長打や一発(ホームラン)で試合を決めにかかるソフトボール)”へと舵が切られつつあるソフトボール界の流れを見れば、この二人のプレースタイルは今後「貴重」なモノになっていくかもしれない。だが、彼らのようなプレースタイルがあるからこそ、「ソフトボール独自のおもしろさが生まれる」ということを我々は決して忘れてはならないと思う。まさしく「ソフトボール一筋」の彼らだからこそ成せる技!! そう、彼らこそ……「真のソフトボールプレーヤー」といえるのではないだろうか。

 澤田優生選手&筒井拓友選手がプレーする「日本男子西日本リーグ」の次節(第3節/最終節)は、10月20日(土)・21日(日)の両日、福岡県みやこ町/みやこ町犀川運動公園・みやこ町豊津グラウンドにおいて開催。

 もう一方の「日本男子東日本リーグ」も、同日、栃木県大田原市/美原公園・黒羽運動公園多目的運動場において第3節(最終節)が開催される予定となっている。

●日本男子東日本リーグ第2節のレポートは こちら
●日本男子西日本リーグ第2節のレポートは こちら

◎これまでの男子ソフトボール【PICK UP PLAYERS】
「岡﨑建斗投手(大阪桃次郎)&アンドリュー・カークパトリック投手(ダイワアクト)を紹介!」は こちら
「浦本大嗣選手(ホンダエンジニアリング)を紹介!」は こちら

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