今年6月の「世界男子ソフトボール選手権大会」に挑む、
男子TOP日本代表・高橋速水投手&片岡大洋捕手を紹介!
二人は「ソフトボール王国」と呼ばれた高知県の出身。
かつて「向かうところ敵なし」「常勝軍団!」と称された
「名門」岡豊高に入り、はじめて全国優勝を経験した
日本体育大では、インカレ連覇、全日本総合選手権準優勝
高知パシフィックウェーブでも、国体優勝、
日本リーグ決勝トーナメント優勝等を飾っている
まずは、高橋投手が「ピッチング」を実演!
片岡捕手には「キャッチング・スローイング」について聞いた
最後は二人にじっくりと「インタビュー」。
それぞれの想い・考えを語っていただきました
「4度目の世界挑戦」で…「未来」を切り拓け !!
今年6月、チェコ・プラハで開催される「WBSC第16回世界男子ソフトボール選手権大会(大会期日:6月13日~23日 ※大会スケジュールはこちら ※出場選手名簿はこちら)」。2月に実施されたニュージーランド遠征において「世界に通用する若手」が台頭・活躍し、本大会での“19年ぶりのメダル獲得”が期待されている男子TOP日本代表であるが、今回チームの中に「4大会連続世界選手権出場」を果たす選手たちがいることをご存じだろうか。
今回の男子ソフトボール【PICK UP PLAYERS】では、現在“日本男子ソフトボール界を牽引する男”と称される松田光選手(平林金属)とともに「男子TOP日本代表の主力」であり続け、自身「4度目(4大会連続)」の「世界挑戦」に臨む高橋速水投手(高知パシフィックウェーブ)&片岡大洋捕手(高知パシフィックウェーブ)を紹介する。
高橋速水(たかはし・はやみ)投手と片岡大洋(かたおか・たいよう)捕手は、かつて「ソフトボール王国・高知の常勝軍団」と称された「名門」岡豊高(※選手個々を徹底的に鍛え上げ、戦術・戦略面においても抜群の手腕を発揮した『名将』弘瀬拓生監督、自らが『プレーヤー』として『男子日本代表』の『黄金時代(1996年の第9回世界男子選手権で銅メダル、2000年の第10回世界男子選手権では銀メダルを獲得)』を支え、後に監督を引き継いだ梅下佳裕氏のもと、1999年~2004年にわたって国内タイトル(春の選抜・夏のインターハイ・秋の国体)をほぼ総ナメ。その『顕著な成績』が称えられ、2001年・2002年・2004年と3度にわたり『日本ソフトボール協会賞』も受賞している。高橋速水投手の兄・流星氏(現・日本体育大 男女ソフトボール部監督)や、現・男子TOP日本代表のヘッドコーチを務める岡本友章氏も岡豊高出身。また、片岡大洋捕手はこの4月から母校(岡豊高)のソフトボール部監督に就任した)出身。同じくソフトボール界の「名門にして強豪」日本体育大進学後も「成長・躍進」を続け、インカレ連覇、全日本総合選手権準優勝等「輝かしい実績」を残してきた。
大学卒業後は故郷・高知へと戻り、「地元クラブチーム」高知パシフィックウェーブの「看板選手(※高橋速水投手はチームの『エース』であり、『キャプテン』も務めている)として戦い続けている両選手。日本、また、世界の舞台で「真のトップレベル」を追い求め、男子ソフトボールの道を極めようと「挑戦し続ける」二人のプレー・考えに迫った。
今回は、先日開幕した「第48回日本男子ソフトボールリーグ」の試合会場にて両選手にインタビュー。高橋速水投手に「ピッチング」を、片岡大洋捕手に「キャッチング・スローイング」を実演していただいた他、それぞれの「ソフトボールに対する想い」「4度目の世界挑戦に際しての決意」等々、大いに語っていただいた。
高橋速水投手の「ピッチング」では、自らが持つ「全球種(ドロップ・ライズ・チェンジアップ・ツーシーム)」を実際に投球してもらいながら、自身がその場で各球種の特徴や投げ方のコツを解説。また、現在、国内外で「投手の主流」となりつつある「ジャンピング・ツーステップ投法」についても考え・意見を伺っている。投手の特徴(体格・体力・運動能力)に応じてさまざまな「投げ方」があるのだが、高橋投手のピッチングフォームは「基本に忠実」かつ「美しい」。特にこれからソフトボールをはじめる子どもたちにおいては、ぜひ「お手本」にしてもらいたいと思うし、ピッチングフォームだけでなく、投じられる球の「スピード・切れ・変化・コントロール」等、すべての要素を見て、今後レベルアップを図るための指標としていただければ幸いである。
片岡大洋捕手の「キャッチング・スローイング」では、高橋投手とのコンビで実際に投球を受けてもらい、自らの考えや工夫を施している点等「詳しく」説明していただいた。「キャッチング」の際に片岡捕手が最も重要視しているのは、球の軌道・変化にミットをしっかりと合わせ、捕球時は決して「動かさない」ということ。そのための肘・手首の使い方やミットの出し方に至るまで、自身にポイントを解説してもらった他、「スローイング」では盗塁阻止の想定だけでなく、ピックオフプレー等も想定して捕手からの「より素早い送球」を実演していただいている。
高橋速水投手&片岡大洋捕手への「インタビュー」では、両選手の「ソフトボールとの出会い」はもちろんのこと、「これまでの競技人生を振り返って」「世界のソフトボールとは??」「日本における男子ソフトボールの現状」「男子ソフトボール活性化」等についてそれぞれの想い・考えを語っていただいた。また、自身「4度目(4大会連続)」の「世界挑戦」に臨むにあたり、二人の「決意」「未来に向けた想い」等も最後に伺っているので、ぜひ注目してもらいたい。
“2020東京オリンピック”で“金メダル獲得”をめざす女子同様、「男子」においても「未来」を切り拓くため、「戦い続ける」選手たちがいるということを忘れないでほしい。そしてこの機会に、一度でも、一目でも「本物」に触れ、「男子ソフトボールのトップレベル」を体感していただけたら嬉しく思う。
今回の特集を通して両選手に共通していたことが一つある。それは冒頭でも記したが、今も変わらず「挑戦し続けている」ということだ。30歳の節目をすぎ、技術・経験ともに脂の乗り切った二人は、今夏の世界選手権に並々ならぬ「覚悟」で挑むことだろう。
「挑戦」とは、何かを「懸ける」ことである。
彼らは「4度目(4大会連続)」となる今回の「世界挑戦」で、自らのソフトボール人生を懸けて、そして「日本の男子ソフトボール」の「未来」を懸けて……戦う !!
◆これまでの男子ソフトボール【 PICK UP PLAYERS・TEAM 】
◎『日本最速』の右腕と『世界最高』のサウスポー
「岡﨑建斗投手(大阪桃次郎)&アンドリュー・カークパトリック投手(ダイワアクト)を紹介!」は
こちら
◎日本を代表する『一撃必殺』のスラッガー
「浦本大嗣選手(ホンダエンジニアリング)を紹介!」は
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◎彼らこそ……『真のソフトボールプレーヤー』
「澤田優生選手(大阪桃次郎)&筒井拓友選手(大阪桃次郎)を紹介!」
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◎『世界』に挑み、『腕を磨く』男たち!
「森田裕介選手(豊田自動織機)を紹介!」は
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◎2018 日本男子ソフトボールリーグチャンピオン
「平林金属(岡山)を紹介!」は
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